<<=別格20ヶ霊場C
別格:<<別格01番札所 □別格03番札所=>>
札所:<<=12番札所 □13番札所=>>
東明山 童学寺
とうめいざん どうがくじ
tomeizann dogakuji
徳島県名西郡石井町石井字城ノ内605 (Google Mapsへ)
088-674-0138
本 尊 薬師如来
開 山 行基菩薩
宗 派 真言宗善通寺派
略縁起(四国別格霊場会公式サイト資料参照)
高祖弘法大師学問所童学寺は、日本の大偉人弘法大師さま、ご幼名を神童と称されし頃に、当山に久しく留滯なされて、学問御修行遊ばされました由緒深き所由をもって寺号とす。お大師様は当山において、「いろは歌」四十七文字を創作せられて、児童等にひろく教えられました。これは日本の民衆教育の最初であり、この「いろは歌」により日本文化の発展の基礎を創られたことは、お大師様御一代の御事業中特筆すべき千古に輝く御功績である。境内裏庭逍逢園入口には、台詞が硯の水を求めたというお筆の加持水という泉があり、以来一滴の水の絶えることを知らない。この水を飲めば緒病はことごとく治癒し、硯にたくわえ書道の修練に用いたならば誰でも筆達者になれる等々、この霊水は大師を静かにたゆまなく今に語り伝えるのである。後、弘法大師はこの地に於いて 厄除薬師如来(国宝)、阿弥陀如来、観音菩薩、持国天、毘沙門天、歓喜天、(いずれも準国宝)を彫刻し、一小堂を建立し薬師如来を本尊としてこれを安置し、日を重ねて祈り夜を重ねて誓われたのである。この薬師如来こそ当寺に現存する御本尊である。
更新日:2019/03/31
ルート概略は
<札所間情報>
距離:別格02番童学寺への遍路距離は
(2.8㎞+6.2㎞)-4.5㎞=4.5㎞
行者野橋-別格02番札所童学寺 :2.8㎞
別格02番札所童学寺-13番札所大日寺 :6.2㎞
行者野橋-13番札所大日寺 :4.5㎞
高低差:ほんのチョット
難易度:割と簡単
ルート数:1ルート
最寄の札所:12番札所焼山寺&13番札所大日寺
美味しい情報:-
遍路宿情報:-
おへんろ道:-
オススメ情報:-
行者野橋より別格02番札所童学寺へ
本区間のポイント
別格札所への道しるべは少ないよ?!?
12番札所焼山寺から別格02番札所童学寺への遍路ルートは2つ。
【ルート1】 玉ケ峠-北岸道-行者野-童学寺
【ルート2】 神山温泉-神山温泉-行者野橋左折-童学寺
【ルート1】 玉ケ峠経由で北岸を辿るルート。
起点となる行者野橋では、13番札所大日寺への道標はあるが、別格02番札所童学寺へ向かう遍路道には道しるべはない。童学寺は直進。
【ルート2】 神山温泉経由ルート
12番札所焼山寺から16.3㎞地点の行者野で左折し橋を渡り別格02番札所童学寺への遍路道。ここも別格02番札所童学寺への道しるべはない。
行者野橋から北岸を進む。約2.0㎞で童学寺トンネルへ。
02番札所童学寺の遍路道入口は童学寺トンネルを抜け約0.3㎞先の左側の資材置場。
資材置場を分断するアスファルト道を約200歩行くと左側に藪が切り開け黄色い道標が一つ樹にぶら下がっているだけ。赤い道しるべはない。
この茂みを約20m通り抜けると眼前に02番別格札所童学寺が現れる。童学寺は高台の溜池の畔にある。別格02番札所童学寺本堂は2017年3月25日に全焼したので、全景、本堂は焼失前&後の写真で紹介。
山門を潜り本堂前に向かう。
新聞報道では全焼だが、現地に赴いてみると、屋根部分は焼失しているが・・・・・。基礎部分等は焼失していない?。
私が感じたことは、全焼でなかってよかった。早く復元してもらいたい。寄進、瓦1枚1,000円。私も復元に一役。皆さんもご協力よろしくお願いします。
焼失を免れた太子堂。
境内には切支丹灯篭がある。どうしてこんなところに?。住職に訊いたが明確な回答は得られなかった。
別格02番札所童学寺から13番札所大日寺へは、来た道を引き返し、歯ノ辻神社バス停を左折し突き当たりを左に曲がり山道を下ると約400mショートカットできる。南岸へは入田春日橋を行くほうが良い。梁田潜水橋への遍路道は農道と交差し道標もなく非常にわかりづらい。
2017年3月25日、別格02番札所童学寺本堂が全焼した。私は地元の住民であるが知ったのは、一か月後の4月26日。状況はインターネットで検索。
【徳島新聞ニュース】より
石井町の童学寺 本堂全焼 国重文の仏像は無事
2017年3月25日午後5時30分ごろ、石井町石井の童学寺から出火。木造平屋の本堂と、南隣の木造一部2階建て庫裏(くり)(寺内の住居兼台所)など延べ約520平方メートルを全焼した。けが人はおらず、本尊で国指定重要文化財の木造薬師如来坐像(ざぞう)は境内にいた塩田龍澄(りゅうちょう)住職(39)が本堂から運び出して無事だった。
石井署や寺などによると、塩田住職は寺の敷地内で妻(38)と子ども3人の5人暮らし。境内で片付けなどをしていた住職が煙に気付いて119番した。他の家族は外出していて無事だった。出火時、敷地内に参拝客がいたかどうかは不明。
寺によると、庫裏は祭事などで台所として使われ、普段はほとんど人の出入りはないという。署は庫裏が火元ではないかとみて原因を調べている。
現場は、署の南西約1キロの山麓。消防車やポンプ車20台以上が駆け付け、石井消防署員や町消防団員計約200人が消火に当たった。
童学寺は四国別格二十霊場2番札所。石井町誌によると、弘法大師が幼少時に学問修行を行ったとされることが名前の由来となっている。土佐の戦国大名長宗我部元親の侵略で焼失したが、江戸中期に再建された。
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