更新日:2017/09/21
厄介な地蔵越ルート概要
大洲西トンネル~JR伊予平野駅~地蔵越遍路ルートは藪道が多く整備状況はあまりよくない。また、道しるべが少なく、特に下りは迷いやすい。四国遍路道では一番厄介なへんろ道?。
なお、「ときわ旅館の店主藤江さん情報では」、瀬田ルートは、地蔵越ルート以上に整備不良で厄介な遍路道のためお勧めできないとのこと。私も2014年にこのルートを遍路したが藪道等で分岐点を見失い悪戦苦闘した経験からお勧めできないのでこのコ-ナでは取り上げない。
地図のアイコンなど
地蔵越ルートの起点はJR伊予平野駅から車道を2㎞遍路すると、道路の右わきに小さな道しるべ
「道しるべ」のある橋を渡り右折し、地蔵越ルートへ。
車道を1㎞程行くと山道へ。整備が出来ていない遍路道には、お遍路さんも草刈ができるようにカッターが配備してあるよ。
有ったぞ丁石が。このルートに丁石等の道しるべは少ないよ!
標高390m手前は、NHKケーブル埋設されており整備されている。ケーブル埋設ポールが道しるべ
ケーブル遍路道から標高390mの車道へ。車道を100m程遍路。
車道を100m程遍路すると左に遍路道
ブッシュと蜘蛛の巣を掻き分け1㎞程遍路すると標高560mの尾根道へ。
高山・阿蔵ルート合流地点からは車道を遍路。1㎞程遍路すると。山道に!。
ここから出石寺まで約2.5㎞。山道はよく整備されている。500m程行くと瀬田道と合流。
緩やかな登り道、舟形丁石も
あと400mの標識からは急な登り。周囲には石像もあるよ。
やっと到着?。最後の階段が
最後の階段を登ると仁王門
境内は
見どころは、
・境内から宇和海、四国の霊峰石鎚山の展望
・国指定重要文化財の銅鐘。朝鮮鐘とも呼ばれる。高麗王朝(918年 – 1392年)の時代に朝鮮半島で鋳造された。伝承では朝鮮出兵の際に藤堂高虎が持ち帰り、この寺に寄進したと言われている。総高89.0cm、口径55.7cm。
ここから別格07番札所金山出石寺までの遍路道は「その2 高山・阿蔵ルート」を見てね!。