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更新日:2017/11/27
別格13番仙龍寺から平山への遍路ルートは2つある。
堀切峠/土佐街道経由平山に至る古道(中央の黄色ルート)5.1㎞
国道319号線堀切トンネル経由平山へ(左の青色ルート)’’’6.7㎞
英語版遍路地図「Shikoku Japan 88 Route Guide」は古道記載
『四国遍路ひとり歩き同行二人地図』は国道319号線ルート記載
2017年11月6日、別格13番札所仙龍寺-不動堂-峰の地蔵尊ー堀切峠-(土佐街道)-平山へ至る古道を探索。このルートには『1650年頃に設けられた真念しるべ石』&『1832年(天保2年)設置の道しるべ』がある。
仙龍寺-不動堂-峰の地蔵尊への約3.4㎞は整備されているが、峰の地蔵尊ー堀切峠ー平山へ至る約1.7㎞は、維持管理が十分ではなかった。しかし、現在は「土佐街道を歩こう会」がこの周辺の古道維持管理に努めており問題は無い。
別格13番仙龍寺から堀切峠経由平山へ遍路開始。「不動堂」までは打ち戻し。ルートは2つある。「仙人堂・清滝経由」&「鐘楼横を遍路」するルート。2つのルートは約250m先で合流。
今回は仙人堂・清滝ルートを遍路
合流地点からは下ってきた遍路道を打ち戻し
仙龍寺から約500mで不動堂へ。境内は近所の老夫婦が清掃してくれていた。
境内を通り抜け民家横を辿ると舗装された生活道へ。この民家の老夫婦が不動堂境内の清掃等をしてくれている。
車道を300m程遍路すると道は2つに分岐。ここは左の道を、
2017年11月26日、「土佐街道を歩こう会」の協力を得て、分岐点に道しるべを設置
左の車道を約50m遍路すると1650年頃に設けられた「真念しるべ石」がある。上部は欠けている。案内板はない。
約200m程で広い無舗装の遍路道に
この遍路道は道しるべは少ないがよく整備されている。大嶽神社の鳥居横を遍路
分岐より30分ほどで車道に。車道に出る手間への分岐。左に丁石、右に赤い道しるべがある。この道300m程先で合流。どちらでもOK!。
一旦、車道に出てすぐに車道右の路肩の遍路道を200m程辿ると、峰の地蔵尊へ
峰の地蔵尊前の車道を横切り遍路道へ・・・ 道路沿いにトラロープで進入禁止?。有るべきはず??の遍路道しるべが無い。遍路道探しに苦労。これでは事故に繋がりかねない状況だ。ここの遍路道整備が必要だ!。どうすべきか?。
ひょんなことから「土佐街道を歩こう会代表村上さん」と知り合いに。村上さんから「土佐北街道の四国中央市金田町平山から堀切峠付近までの約1.7㎞を草刈」するとの情報を得た。この区間を草刈すれば遍路道整備も図れるのでは?と思い参加した。
2017年11月26日「土佐街道を歩こう会」の皆さんと共に「土佐街道&堀切峠遍路道」を整備することができた。
なぜこうなったの?。過去、このルートで事故があったそうで?三角寺、仙龍寺は堀切トンネルルートを推奨しており?!?、この道は推奨していない。このため利用者が少なく夏シーズンはブッシュ等に覆われる悪循環で整備状況はよくなかったが、
峰の地蔵尊付近の現状、
2017年11月6日:虎ロープで遍路道を遮断、雑草、道しるべ無し2017年11月26日:虎ロープ撤去、道しるべ設置。定期的に整備。これでお遍路さんも道に迷うことはない。この遍路道を大いに歩こう!!!。
索道を直進。約100m程遍路すると左に遍路道が。入口を草刈又道しるべ設置。
倒木も整備
土佐街道と合流。ここに江戸期/平成道しるべ(2012年設置)が。綺麗に整備。
分岐から平山集落に向け少し下っていくと休憩所&石造。ここも綺麗に草刈
雑草、倒木の遍路道も綺麗に
集落近くの遍路道も綺麗に
集落へは左の生活道へ。江戸期の「うろこ石積み」が
平山の集落へ到着
地元皆さんが努力して整備している古道。これで迷うことなく安心してお遍路が出来るぞ!!!。
しかし、お遍路さんが利用し無いと?!?。また、草に覆われた道に逆戻りしてしまう。
歩き遍路の皆さん。是非、利用してね!!
一般道に出て右折し椿堂へ
国道319号線堀切トンネル経由平山へ(左の青色ルート)’’’6.7㎞
本堂から階段を降る。階段道から素晴らしい『舞台造り』を眺めながら国道319号線へ、堀切トンネル経由で平山へ
平山で古道と合流。平山の半田休憩所を過ぎると美しい棚田が開けている。前方には雲辺寺山が望める。
高速道路を潜り集落の遍路道を行くと椿堂が
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