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邦治山 常福寺(椿堂)
ほうちさん じょうふくじ(つばきどう)
hotisann jofukuji(tubakidou)
愛媛県四国中央市川滝町下山1894 (Google Mapsへ)
0896-56-4523
本 尊 延命地蔵菩薩 非核不動尊
開 山 弘法大師
宗 派 高野山真言宗
略縁起(四国別格霊場会公式サイト資料参照)
椿堂常福寺は椿堂の名をもって広く知られ、愛媛県の東端川之江市川滝町下山椿堂に在り、六十五番札所三角寺より六十六番雲辺寺に向かう国道192号線沿いにて交通の便よろしい地にあり。
その昔、大同二年(807)邦治居士なる人物この治に庵を結び、地蔵尊を祀る。
弘仁六年(815)十月十五日未明一人の旅僧(巡錫中の弘法大師)この庵を訪れ、当時この地方に悪い熱病(オコリ、現在の流寒)流行し住民の苦しめるを知り、住民をこの庵に集めて手にせる杖を土にさして祈祷し、病を杖とともに土に封じて去る。後にこの杖より逆さなるも椿が芽を出し成長す。住民は大師の御霊徳にうたれ、この椿を大師お杖椿として信仰の対象としてこの庵を椿堂と呼びこの地方の地名ともなる。
更新日2019/3/31
ルート概要図
別格14番札所椿堂は、65番札所三角寺から66番札所雲辺寺への遍路途上にあり、65番札所三角寺から約6㎞地点にある。納経所は山門を潜ると正面にある。宿坊は無い。
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