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宝珠山 箸蔵寺
ほうしゅざん はしくらじ
hosyuzann hashikuraji
徳島県三好市池田町州津蔵谷1006 (Google Mapsへ)
0883-72-0812
本 尊 金毘羅大権現
開 山 弘法大師
宗 派 真言宗御室派
略縁起(四国別格霊場会公式サイト資料参照)
天長五年弘法大師が四国巡錫の砌、この山に金毘羅神の御神託をお受けになり、御本尊を刻まれて奉安し当寺を開創されました。以来、千有余年の法灯を継ぎ、「金毘羅奥の院」として金毘羅信仰の中心をなしています。星祭り、春、秋の例大祭等、数多くの法要がありますが、中でも「箸供養」は全国に知られています。
平成16年7月には、本殿、護摩殿、方丈(本坊)、薬師堂、鐘楼、天神社の6棟が国指定の重要文化財に指定され、同年12月には観音堂が県指定の有形文化財に指定されました。
さらには、平成23年7月に、高灯籠、仁王門、手水舎、中門の4件が国の登録有形文化財(建造物)となりました。
また、護摩殿前には八代目市川團十郎の寄進の石灯籠一対が設置されています。
更新日:2019/03/31
<札所間情報>
距離:別格15番札所箸蔵寺への遍路距離は
(17.3㎞+19.1㎞)-5.4㎞=31.0㎞
佐野集落分岐-別格15番札所箸蔵寺 :17.3㎞
別格15番札所箸蔵寺-66番札所雲辺寺 :19.1㎞
佐野集落分岐-66番札所雲辺寺 :5.4㎞
高低差:1290m
難易度:大いに大変
ルート数:1ルート
最寄の札所:65番札所三角寺&66番札所雲辺寺
美味しい情報:ロープウェイ山麓駅前に釜揚げうどん
遍路宿情報:民宿白地荘、ふくや旅館、ビジネスホテル阿波池田
おへんろ道:-
オススメ情報:-
佐野集落分岐-別格15番札所箸蔵寺‐66番札所雲辺寺
本区間のポイント
別格札所の最難関だ。頑張れ!!!。
別格15番札所箸蔵寺へは、徳島県三好市佐野集落に入らず国道192号線を東に直進し、遍路をしていく。
三好市池田町の宿泊施設は吉野川南岸に多く点在する。宿を池田に取り、翌日、箸蔵寺を目指すお遍路さんは白地郵便局の信号を左折せず、直進し池田町内に遍路するほうが便利だ。翌日、北岸への遍路は、池田ダム上の道路を遍路して行く。佐野集落の分岐から箸蔵寺までの遍路距離は17.3㎞。
箸蔵寺へはロープウェイ山麓駅手前の遍路道を登って行く。6合目ぐらい?の山門までは山道。
山門からは約1㎞強の参道。山門からの登りの階段は結構キツイ。
15番札所箸蔵寺は標高540m。境内も結構高低差がある。納経所から本堂まで階段は300段?。宿坊はあるが、現在、休業中。
見どころは沢山ある。国指定重要文化財は6棟。
(1)本殿 附 御本社再建寄進帳。江戸時代末期の建立と推定されている。手前から奥へ、外陣(げじん)・内陣・奥殿の3部分からなる複合建築で、外陣と奥殿は入母屋造、これらを繋ぐ内陣は前方を切妻造、後方を両下造(りょうさげづくり)とする。外陣と奥殿の屋根にはそれぞれ千鳥破風と軒唐破風を付す。屋根はすべて銅板葺き。傾斜地に建ち、土地の高低差を利用して外陣・内陣・奥殿の床高を変え、複雑な屋根構成を見せる。
(2)護摩殿 江戸時代末期、文久元年(1861年)頃の建立。外陣・内陣・奥殿の3部分からなる構成は本殿と似るが、本殿よりは規模が一回り小さい。奥殿の屋根を入母屋造でなく宝形(ほうぎょう)造りとする点と、屋根を桟瓦葺きとする点も本殿と異なっている。
(3)方丈 附 棟飾平瓦 江戸時代末期、安政3年(1856年)頃の建立。
(4)薬師堂 附 厨子1棟 文久元年(1861年)頃の建立。
(5)鐘楼堂 文久元年(1861年)頃の建立。
(6)天神社本殿 文久元年(1861年)頃の建立。
ロープウェイ山麓駅の真正面にうどん屋がある。別途うどん試食のために出かける。ここの釜揚げは私好みだ。14時過ぎだったが、お客は沢山いた。「釜揚げたらい(2.5玉)」を注文。消費税込価格480円。少々高め?!。奥の席は景色が良い。営業時間は朝9時30分から19時まで。時間は気にしなくてもよい。
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