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札所:<<=65番札所 66番札所=>>
更新日:2018/10/01
・・・札所間情報・・・
ルート数:2ルート
距離:境目峠18.1㎞&曼陀峠19.6㎞
高低差:860m&960m
難易度:大変
別格:別格13番札所仙龍寺、別格14番札所椿堂、
別格15番札所箸蔵寺
美味しい情報:-
遍路宿情報:最悪の遍路宿過疎区間
おへんろ道:民宿岡田、民宿白地荘(佐野集落まで送迎有り?)
オススメ情報:-
本区間のポイント
65番三角寺手前から67番大興寺手前までの約30㎞間にある宿
屋は徳島県三好市佐野地区にある「民宿岡田」だけ。四国遍路
道最大の宿過疎地帯。宿確保には細心の注意を!!!。
別格13番札所仙龍寺、別格14番札所椿堂もあるよ
ルート図
65番札所 三角寺を出発し 66番札所 雲辺寺を目指す!
65番札所三角寺から66番札所雲辺寺間は、徳島県三好市佐野経由で18.1㎞。3県境にある曼陀峠経由で19.6㎞。この区間は2つのパートに分けて
【パート1】は、65番札所三角寺から別格14番札所常福寺椿堂
【パート2】は、別格14番札所常福寺椿堂から66番札所雲辺寺
なお、別格13番札所仙龍寺へは、本堂左の遍路道から
【パート1】65番札所三角寺から別格14番札所常福寺椿堂6.0㎞
65番札所三角寺仁王門の階段を下り右遍路する。
わりとなだらかな下りの車道を行く。この遍路道、江戸時代は土佐から瀬戸内海への街道であった。平山分岐(土佐への街道&椿堂への遍路道)手前にその石碑が残っている。
平山の分岐で左に曲がり椿堂へ。この峠を過ぎると美しい棚田が開けている。
高速道路を潜り集落の遍路道を行くと椿堂が
【パート2】 別格14番札所椿堂から66番札所雲辺寺まで
椿堂からは県道、国道の遍路道を3.5㎞行くと徳島県との県境。県境の七田で、雲辺寺への遍路ルートは2つ。曼陀峠経由&境目峠経由
【ルート1】愛媛県・徳島県・香川県に跨る曼陀峠経由で
雲辺寺へ 13.6㎞
【ルート2】愛媛県と徳島県に跨る境目から徳島県の佐野集落
経由で雲辺寺へ 12.1㎞
【ルート1】
椿堂から約3.5㎞地点は、曼陀峠ルートへの分岐点。ここで左折し旧道へ
旧道を200m遍路し、山道へVターン。
山道、尾根筋の林道を遍路し、標高665m地点で佐野集落からのルートと合流し雲辺寺へ。
【ルート2】
曼陀峠分岐から500m程直進すると、徳島県佐野集落へのへんろ道は2つ。国道を右に曲がりバス停横の道を遍路し境目峠経由で。もう一つは直進し境目トンネル遍路で佐野集落への2つのルートがある。まず、境目峠越えルートについて報告
国道192号線分岐から境目峠までは、約1㎞、約100mの登り
もう一つは境目トンネル経由で。トンネル内は狭いながらも歩道は有り、旧道より0.7㎞程短い。しかし、できれば旧道を遍路してもらいたい。
境目峠を越え徳島県三好市の佐野集落へ。
66番札所三角寺手前四国中央市街地(約6㎞)から66番札所雲辺寺約5㎞先の観音寺粟井までの約30㎞間にある唯一の遍路宿は『民宿岡田』だけだ!
佐野集落より四国霊場最も高所にある雲辺寺(標高910m)までは、標高差約700m、6㎞の遍路ころがしだ!!!。
佐野集落を1㎞程遍路すると雲辺寺への登り口へ。佐野集落は、昔養蚕の盛んであった所。養蚕屋敷が今も残っている。
ここから尾根筋まで標高差約400mの遍路ころがし。最初はきれいに整備された階段遍路道。高速道路下を潜り山道へ。ここから佐野集落が望める。
「国指定史跡』雲辺寺道(2017.2.9)2.16km 66番札所雲辺寺に至る遍路道のうち,約2.16kmの区間である。急峻な山道であり,沿道に残る数多くの丁石や道標と相まって,古道の景観を色濃くとどめる。
一気に標高差400m登りの遍路ころがし。遍路道沿いには舟形丁石が。杉木立の水平遍路道になると尾根道は近い。
尾根道に出るとアンテナ群のある雲辺寺山頂が望める。尾根道は約3㎞、標高差約250mのなだらかな車道の遍路道。
66番札所雲辺寺境内に到着。雲辺寺は香川県と徳島県の県境の雲辺寺山頂(標高910m)にある。所在は徳島県だが、札所の整理は香川県。
仁王門を潜り階段を上ると太子堂へ。振り返ると仮通夜堂が。現在通夜堂は建替中。今年末には完成するそうだ。
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