70番札所 本山寺

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七宝山 持宝院 本山寺
しっぽうざん じほういん もとやまじ
shippozann jihoinn motoyamaji

香川県三豊市豊中町本山甲1445 (Google Mapsへ)
0875-62-2007


更新日:2020/03/28

70番札所本山寺本堂は国宝である。また、五重塔は、2019年4月修復完成したよ。

改修中の五重塔(2016.4)
改修中の五重塔(2016.4)

創建年:大同2年(807)
開基:弘法大師(こうぼうだいし)
本尊:馬頭観音(ばとうかんのん)
宗派:高野山真言宗(こうやさん しんごんしゅう )
境内概略図


境内状況

見どころは、国宝:本堂 重要文化財:二王門
国宝本堂(附 厨子3基、棟木の部分1枚):正安2年(1300年)に京極氏と佐々木氏の寄進によって再建された。棟木と礎石に残された墨書から、正安2年の建立が裏づけられる。桁行(正面)五間、梁間(側面)五間の寄棟造、本瓦葺(「間」は長さの単位ではなく、柱間の数を表す用語)。円柱を用い、建築様式は純和様に近いが、側面と背面に桟唐戸(さんからど)を用い、外陣に渡した虹梁上に大瓶束(たいへいづか)を用いる点など、細部には禅宗様を取り入れている。平面構成は手前の梁間二間分を外陣とし、奥は中央の桁行三間・梁間二間を内陣、その周囲を脇陣ならびに後陣とする。正面の五間の柱間装置はいずれも蔀戸(しとみど)である。外陣は中央よりに2本の大虹梁(だいこうりょう)を渡し、その上に大瓶束を立て、入側柱2本を省略している。内陣は大型厨子内にさらに3基の厨子を置き、中央に本尊馬頭観音、左右に薬師如来と阿弥陀如来を安置する(いずれも絶対秘仏)。1955年に修復工事を実施。昭和30年6月22日指定。

重要文化財二王門:室町時代中期建立の三間一戸八脚門。切妻造、本瓦葺。主柱、前後の控柱ともに円柱とする。建築様式は和様を基調とするが、柱の下部に礎盤を設ける点など細部に禅宗様を取り入れている。明治37年8月29日指定。(Wikipedia)
仁王門(2016.4)
重要文化財の本山寺八脚門(2016.4)
本堂(2016.4)
国宝の本山寺本堂(2016.4)
大師堂(2016.4)
大師堂(2016.4)

四国霊場で五重塔があるのは4カ寺。31番札所竹林寺、75番札所善通寺、86番札所志度寺。


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