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補陀洛山 観音院 長尾寺
ふだらくさん かんおんいん ながおじ
fudarakusann kannonninn nagaoji
香川県さぬき市長尾西653 (Google Mapsへ)
0879-52-2041
更新日:2020/03/28
87番札所長尾寺は琴平電鉄長尾駅に隣接。
・創建年:天平11年(739)
・開基:行基(ぎょうき)
・本尊:聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)
・宗派:天台宗(てんだいしゅう)
なぜ天台宗?(四国八十八ケ所霊場会公式HP参照) 長尾寺は天平11年に行基菩薩の説が一般的。行基がこの地を歩いていると道端に楊柳の霊夢を感じ、その木で聖観音菩薩像を彫造し本尊として安置。法相宗を開基しました。 その後、弘法大師がこの寺を訪れ、入唐が成功するように年頭七夜に渡り護摩祈祷を修法して国家安泰と五穀豊穣を祈願されました。その祈願は現在にも受け継がれ、毎年正月の七日には「大会陽」が盛大に開催されています。 唐から戻った大師は、再びこの地を訪れ「大日経」を一石に一字ずつ書写し供養塔を設立し、その時に真言宗に改宗。長きに渡り多くの天皇から帰依された寺でしたが、天正の兵火により、本堂以外は灰燼に帰します。江戸時代に藩主松平頼重が、堂塔を整備。その時に天台宗に改めています。
境内概略図
境内状況
見どころは、重要文化財の経幢 経幢2基:石造。西側のものが弘安6年(1283年)、東側のものが弘安9年(1286年)の建立。昭和29・9・17指定 経幢(きょうどう)は、経文を埋納保存する施設、もしくは供養の標識として鎌倉時代中期頃からつくられるようになった。(Wikipedia)
仁王門前に経幢(きょうどう)2基:石造。西側のものが弘安6年(1283年)、東側のものが弘安9年(1286年)の建立。
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