10番札所 切幡寺

<<=トップへ戻る <<=阿波(発心の道場)
札所:<<=09番札所 11番札所=>>
順路:<<=09番~10番へんろ道 10番~11番へんろ道=>>

更新日:2017/05/05


得度山 灌頂院 切幡寺
とくどざん かんぢょういん きりはたじ
tokudozann kanndyoinn kirihataji

徳島県阿波市市場町切幡字観音129 (Google Mapsへ)
0883-36-3010


10番札所切幡寺は333階段を上り標高157m地点の本堂へ

切幡寺仁王門(2016.2)
切幡寺仁王門(2016.2)

創建年:弘仁年間(810〜824)
開基:弘法大師
本尊:千手観世音菩薩
宗派:高野山真言宗(こうやさん しんごんしゅう)
境内概略図


境内の状況
10番札所切幡寺の境内は広い。仁王門から本堂までは300m余り。高低差100m程度。仁王門、駐車場横を少し行くと333石段の登りだ!。

切幡寺仁王門(2016.2)
切幡寺仁王門(2016.2)

ここから本堂まで333階段(2016.2)
ここから本堂まで333階段(2016.2)

少し息が上がるかな。約5分で境内に、正面が本堂だ。納経所は本堂左にある庫裡に。

切幡寺本堂(2016.2)
切幡寺本堂(2016.2)

切幡寺太子堂(2016.2)
切幡寺太子堂(2016.2)

見どころは、本堂から更に石段を数十段登ると国指定重要文化財の大塔(二重の塔)に。ここからゆったりと流れる吉野川と焼山寺への遍路ころがしの四国山地の山並みが望むことができる。
大塔建立1618年。大阪住吉大社神宮寺の西塔を明治初年に移築したものである。初重方五間、二重方三間の二重塔で、平面及び形態ともに特異な遺構で、全国唯一のものである。このような塔は天台宗関係に存在したことが推定されるので、日本における塔の意義と歴史を考える上に重要な資料を提供するものである。

切幡寺重文二重塔(2016.2)
切幡寺重文二重塔(2016.2)

重文二重塔から眼下を遠望
重文二重塔から眼下を遠望(2016.2)


2017年5月3日、切幡寺へお遍路。仁王門脇でお接待。恒例の市場(現阿波市、旧市場町)猟友会主催の「お接待」。15年程前から5月連休の初日に実施しているそうだ。

市場狩猟会のメンバーがお接待(2017.5.3)
市場狩猟会のメンバーがお接待(2017.5.3)

市場猟友会がお接待(2017.5.3)
市場猟友会がお接待(2017.5.3)

仁王門脇でお接待(2017.5.3)
仁王門脇でお接待(2017.5.3)

内容は豪華『しし肉(猪肉)うどん、鳴門金時焼イモ&おにぎり』。準備したのは650食。14時過ぎにはほぼ完食!?。
市場猟友会は毎年150頭程度のイノシシを狩猟。今年は山に餌が豊富なのか里に出てくる猪が少なく?。今年は100頭程度だそうだ。うどんの出汁はその猪肉を。ボリュウムたっぷりで美味しかった。

猪肉(ぼたん)うどん、鳴門金時焼イモ&おにぎりのお接待(2017.5.3)
猪肉(ぼたん)うどん、鳴門金時焼イモ&おにぎりのお接待(2017.5.3)

市場猟友会のメンバー(2017.5.3)
市場猟友会のメンバー(2017.5.3)

お接待とは
お接待は地元の方、地元の団体や他県の接待講の方々のご尽力により無償等により行われています。お接待には
・食べ物、飲み物、現金の提供
・接待所と呼ばれる休憩所の提供
・善根宿と呼ばれる格安・無料遍路宿等々があります。
・なお、車でお送りしましょうかといった「お接待」も。私は完歩を目的としていたため。このお接待はお断りしました。
原則お接待はお受けしたほうがいいと思いますが、場合によってはお断りも有りかな?!。
10番札所でのお接待は、地元市場猟友会が食べ物・飲み物の提供です。
お接待を受けた場合、お礼の気持ちを込めて『合掌して「南無大師遍照金剛」を3回唱え、自分の納札』を。
お接待を説明するのは難しいので自分で調べてみてください。

<<=トップへ戻る <<=阿波(発心の道場)
札所:<<=09番札所 11番札所=>>
順路:<<=09番~10番へんろ道 10番~11番へんろ道=>>


お遍路 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へにほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

歩き遍路の目線で見たお遍路情報です。