宿泊施設型

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更新日:2018/01/20

歩き遍路の宿泊のタイプは3つに分類できる。1.宿泊施設利用型 2.野宿型 3.宿泊施設+野宿併用型。


宿泊施設を利用する場合に注意する事項は、

ポイント1:歩き遍路が多い彼岸・5月の連休時期等の宿泊施設過疎地域の宿をいかに確保するか。
特に21番札所太龍寺周辺  徳島県境から室戸までの区間   内子から久万高原町周辺  愛媛・徳島県境付近は要注意。


ポイント2:宿泊施設を大まかに分類すると次の6つに
1.宿坊、 2.遍路宿、 3旅館、 4.国民宿舎・かんぽの宿、
5.ビジネスホテル、 6.ゲストハウス。

1.宿坊
お遍路さん専用宿。一般客はいない。食事は宿泊お遍路さんと一緒。お遍路さんと親しくなれ情報交換ができる。
時代の変化に伴い多くの宿坊が閉じている。また、現在、営業?している宿坊は、「ビジネスホテルを超える豪華な宿坊」もありバレエティーに富んでいる?。
「団体遍路宿泊がある場合のみ個人遍路OK」の宿坊もある。見方によってはお遍路さんのことは・・・・・。どう表現してよいか・・・・・。
でも、どこかで宿坊を利用してもらいたい。夜・朝のお勤めを体験してもらいから。

2.お遍路宿
おかみさん等からお遍路情報が得やすい。また、食事が宿泊お遍路さんと一緒の場合が多く、お遍路さんと親しくなれ、彼らとの情報交換ができる。しかし、家族的であるためプライベート感に欠ける等の欠点がある。これが遍路宿の特徴である。
私が知っている限られた情報であるが「21番太龍寺近くにある『碧』、愛媛県大洲市にある『ときわ旅館』、66番雲辺寺麓にある『民宿岡田』等は遍路道情報の収集・保全に努めている。歩き遍路に無くてはならない遍路宿もある」。しかし、最近の傾向として、遍路宿を避け、ビジネスホテル等利用しているお遍路さんが増えている。このため廃業する遍路宿が多い。
歩き遍路の皆さん。お遍路文化の一つである「お遍路宿」を利用しよう!!!。

3.旅館
遍路雑誌等に掲載されている「旅館」は「お遍路宿」に近い設備状況と感じている。アクア遍路は「遍路宿」と見なしている。

4.国民宿舎、かんぽの宿
プライバシーが守られる。風呂にゆっくり入れる。お遍路さんの宿泊が少なくお遍路さんとの交流が少ない。
宿泊料金は遍路宿より少々高め。しかし、遍路特別料金の宿もあるよ!。

5.ゲストハウス
最近、「ゲストハウス」が増加傾向にある。「ゲストハウス」の特徴は、「遍路宿&ビジネスホテルをミックス?」。若いお遍路、外人お遍路さんに人気!?。
特徴?。食事なし?、シャワー?、プライバシー?。

6.ビジネスホテル
プライバシーOK。お遍路さんとの交流はまずない。チェックイン、チェックアウトも気にすることはない。食事はない。入浴はシャワー?。たまには良いが・・・・・
最近、「遍路宿」を敬遠し「ビジネスホテル』するお遍路さんが増加傾向にある。「アクア遍路」としては非常に残念。


アクア遍路は、「遍路宿は遍路文化を学ぶ修行道場の一つ」「遍路宿はこれからも継承していく必要のある文化遺産?」と感じている。お遍路の皆さん、是非、「遍路宿」を利用してね!!!。


宿坊、お遍路宿、旅館・ホテル、通夜堂等の施設については、『四国遍路ひとり歩き同行二人地図版』の巻末参照。
閉館している宿もあるので。チョット注意!!!

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