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札所:<<=17番札所 18番札所=>>
更新日:2018/09/30
・・・札所間情報・・・
ルート数:2ルート+α
距離:約18Km
高低差:地蔵越ルートは標高140m
難易度:ちょっと困難(徳島市街地は分かりずらい)
別格:-
本区間のポイント
◇ルートは概ね2つ
(1)徳島市街地を経由するルート
(2)眉山の地蔵峠を越えるルート
2つのルートの合流地点は勝浦川橋
◇日本で一番低い弁天山(6.1m)を辿るコースもあるよ
◇恩山寺仁王門付近から境内までの遍路道は「国指定 史跡」
ルート図
17番札者 井戸寺を出発し 18番札者 恩山寺を目指す!
18番札所恩山寺へのルートは2つ。
ルート1:
■井戸寺境内から西に遍路し県道30号線を遍路、中鮎喰橋を渡り徳島市街地経由で18番札所恩山寺へ。このルートをお遍路する場合は、『四国遍路ひとり歩き同行二人地図』等で調べ自分にあったルートを遍路してね。
ルート2:
■南方向に遍路し上鮎喰橋を渡り土手沿いに遍路すると地蔵峠越え経由で18番札所恩山寺へ。
ルート1・2は恩山寺手前約4㎞の新勝浦橋で合流。
◇ここではルート2の地蔵峠越えルートを辿る
上鮎喰橋を渡り右折、ドラッグストアで左折、住宅地を遍路すると地蔵寺へ
地蔵寺は池の脇に。東屋2棟、トイレも有り野宿遍路さんも良く利用するようだ。野宿するお遍路さんへ。食料は上鮎喰橋周辺で調達してね。
地蔵寺から100m程遍路すると左側に『地蔵越遍路道しるべ』。約500mの山道の遍路道。
再び車道。地蔵峠まで約300m。少し遍路すると左側に「赤い道しるべ」この道を辿ると地蔵峠へ。ここには『平成の道しるべ』はない。
この区間は多くのお遍路さんが車道を行くようだ。ここが車道の最高地点(地蔵峠)
峠を少し下ると再び『平成の道しるべ』、少し急な下りだよ
再々度車道に。1㎞程遍路すると園瀬川土手の側道を遍路
園瀬川潜水橋を渡り県道136号線を遍路すると徳島動物園の看板が
ここから日本一低い山弁天山(6.1m)までは概ね1㎞。このコースは『四国遍路ひとり歩き同行二人地図』には掲載されていない。
勝浦川橋で徳島市街遍路コースのルート1と合流。ここからは国道の右側を遍路すると信号待ちも少なく快適。小松島警察署付近の遍路道からは12番札所焼山寺ルートを遠望することができる。
小松島警察署から少し遍路し、老健施設を過ぎたところで右折し、旧遍路道経由で恩山寺へ。
仁王門にここから本堂までは約300mの登りの遍路道
◇18番札所恩山寺周辺に私設道案内があるが、この道案内の距離に用心が必要。この距離は18番札所恩山寺仁王門入口までの距離。そこから本堂までまだ700m程度あるよ。実距離は約1.5㎞。
恩山寺仁王門付近からの遍路道は国指定史跡(2016.10.3)
小松島市では初となる国史跡で指定範囲は約900mです。 遍路道の主要ルートである土佐街道から離れ、恩山寺に向う恩山寺道の一部と恩山寺から立江寺へ向かい土佐街道に再び合流するまでの間の立江寺道で、遍路道であるとともに周辺住民の生活道としても利用されている古道です。 恩山寺周辺の遍路道に関しては、承応2年(1653)澄禅による『四国遍路日記』に「大道ヨリ右ノ谷ヘ入ル事五丁斗ニシテ二王門アリ、夫ヨリ二町斗行キテ本堂二至ル・・」と記述があります。また、恩山寺道・立江寺道には平家追討のため四国に上陸した源義経一行の伝承が残る「弦張坂」、「弦巻坂」があり中世期の石造物も点在し、周辺には県指定天然物「恩山寺ビランジュ」や市指定文化財「釈迦庵の仏足石」があります。 景観・石造物・伝承と歴史・文化を現在まで伝える古道であるといえます。
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