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海岸山 岩屋寺
かいがんざん いわやじ
kaigannzann iwayaji
愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥1468 (Google Mapsへ)
0892-57-0417
更新日:2019/03/07
45番札所岩屋寺は巨岩の中にある???。尾根筋の750m地点から山道を遍路し大きな岩を切り開いた遍路道を辿ると仁王門へ。また、太子堂、本堂も巨岩の山腹にある。神秘的な札所だ。

創建年: 弘仁6年(815)
開基:弘法大師(こうぼうだいし)
本尊:不動明王(ふどうみょうおう)
宗派:真言宗豊山派(しんごんしゅう ぶざんは)
境内概略図(NPO四国路おへんろ倶楽部発行資料参照)駐車場:山門手前約500m。有料(民間駐車場)
山門からの参拝(◎):駐車場から山門経由本堂まで約500m。標高□ 差約230m。車遍路では最難関の札所だよ‼。
□ 仁王門は本堂を抜け更に100m歩く。
46番札所までの距離:県道12号線、国道33号線経由で。約21㎞
境内状況



見どころ
その1
国指定重要文化財の太子堂。大師堂は大正9年(1920年)の建立。設計は愛媛県出身で大蔵省営繕管財局技手などを務めた河口庄一、大工は窪田文治郎らである。宝形造、銅板葺き。正面の向拝の柱は左右とも双子柱とし、母屋の四隅は3本組の柱とする。これは伝統的仏堂建築にはみられないものである。向拝柱は上部を細くしたエンタシスとし、柱上部にはバラの花と房飾りを彫り出し、柱下部にはフルーティング(溝彫り)を施すなど、随所に西洋建築のディテールを取り入れている。伝統的仏堂建築に新様式を取り入れた、近代仏堂の代表作として、2007年に国指定重要文化財に指定された。
その2
穴禅定。納経所(方丈)横にある。
その3
法華堂仙人堂跡
その4
大師堂の奧には大師の行場跡といわれる「逼割禅定白山権現(せりわりぜんじょう)」があります。入口には鍵が掛かっている。参拝するには納経所で鍵を貰い(200円)遍路。所要時間は約1時間かかるそうです。私は遍路していない。近々お遍路予定です。