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更新日:2018/01/28
一番危険な遍路道はどこと問われたら???。1.5回の歩き遍路経験を思い出して・・・・・
私は、トンネル内の遍路道かな?!?と思う。トンネル道は、大きく分けて2種類に分けることができる。『昭和期のトンネルは、歩道が設けられていない場合がある?』&『平成期のトンネルは歩道が設けられている?』
その危険なトンネル遍路道で一番危険と思う個所は、「43番札所明石寺から44番札所大寶寺間にある国道56号線の鳥坂トンネル」だと思う。その理由は、歩道が設けられておらず、交通量が非常に多く且つ1117mと長い。私は、怖くてお遍路する気にはなれない。
ちなみに、この区間は、『鳥坂トンネル遍路道』&『江戸時代からの旧遍路道の鳥坂峠遍路道』の遍路道がある。
峠遍路道はトンネル遍路道より若干長いが安全且つ情緒のある遍路道だよ。是非この峠遍路道をお遍路してもらいたい。
歩道が無くても、危険回避装置を設置しているトンネルもある。例えば「44番札所大寶寺-45番札所岩屋寺間にある峠御堂トンネル」。トンネル内をお遍路する場合、トンネル内に歩行者がいることを知らせるランプを点灯させる装置を設置。また、トンネル内をお遍路するときに反射タスキを着用できるように反射タスキを配置。
トンネル遍路道以外にも危険な道はありますが、特に歩道区分が無いトンネルをお遍路する場合は、気をつけてね。
更新日:2018/01/28
「ボーイスカウトが古道鳥坂峠の案内板整備」
「へんろ宿ときわ旅館」店主藤江さんからの情報
2018年1月21日(日)、ボーイスカウト大洲第一団カブ隊6名(小学3-5年)と関係者4名の合計10名(含む藤江さん親子2名)が「43-44番大寶寺間にある古道鳥坂峠道(肱川源流の里~鳥坂峠ポケットパーク札掛間約5.5㎞)」にへんろ道案内板6枚を設置した。
また、2016年7月には別格7番札所出石寺遍路道に遍路道案内板を設置したとのこと。
ときわ旅館に集合、現地へ
現地に向かい案内板設置作業
案内板を設置したへんろ道には
「ボーイスカウト大洲第一団カブ隊」が整備した区間は、「鳥坂峠古道」&「国道56号線鳥坂トンネル』の2つの遍路道がある。この起点「肱川源流の里」に紛らわしい道しるべがある。「峠道:5.5㎞-60分」「56号トンネル道:2.1㎞-約25分」とある。この「道しるべ」を見て、危険でもトンネル道を選択するお遍路さんも多いのでは?。
この道しるべ:峠道は「札掛大師堂松下庵までの距離」。トンネル道は「トンネル出口先のバス停までの距離」。目的地が異なるのだ!!。
「肱川源流の里」から「札掛大師堂松下庵合流点」までの距離は
□「56号鳥坂トンネル道は5.0㎞」
□「鳥坂峠古道は5.5㎞」
古道はトンネル道より「距離は少し長いが安全で素敵なへんろ道だよ」。お遍路の皆さん、是非、この古道鳥坂峠を利用してね。
なお、この道しるべの区間表示追記も「ボーイスカウト大洲第一団カブ隊」により行われた。これにより一人でも多くの歩き遍路さんが「この素晴らしい鳥坂峠古道」を遍路してくれることを望んでいます。