2013年前後に歩き遍路した時の写真は殆どない。2016年12月15日から自宅(徳島市)から伊予遍路道(愛媛県)の写真撮影に出かけた。先日からの冷え込みにより伊予地方は霙が舞う天気模様。
今回の第一の目的地は、40番札所観自在寺から41番札所龍光寺の遍路道にある昔の遍路道。
その1:柏坂遍路道
40番札所観自在寺から約10㎞地点。ここから柏坂遍路道。柳水大師-清水大師を経て宇和島市津島町大門に至る約10㎞の尾根伝いの遍路道。
国道56号線を右に、中務茂兵衛(なかつかさもへい 1845-1921)の石碑を確認し、柏坂道登り口へ
柳水大師への遍路道はよく整備されている。
2016年12月16日、四国地方は寒波に襲われチョット寒い。登り口は霙であったが少し登ると雪に。40分ほど登ると柳水大師に到着。
柳水大師から清水大師へ。本格的な雪へ???
標高470mであるにもかかわらず清水大師は銀杏の落ち葉で覆われていた。この地方は温暖な気候なのかな?。
ここで引返し、愛媛県愛南町から次の目的地である宇和島市津島町の松尾峠に向かう。
その2:松尾峠遍路道
松尾峠登り口は40番札所観自在寺から約28㎞の地点。国道56号線から松尾峠へは180mの登り。トンネル左わきの道を30m程登ると休憩所が。アルミサッシ窓があり雨風を凌げる立派な休憩所。綺麗に清掃もされていた。
山道を遍路し峠の東屋へ
私は、3年前、この遍路道を逆打ちしたが砕石場付近で道を失い、引返し松尾トンネルを遍路した。今回、周辺調査をしてみたが、砕石場周辺は、宇和島市の焼却場を建設しており以前よりも分かりづらいように感じた。
この区間を逆打ちするお遍路さんへ、砕石場の事務所で松尾峠登り口を確認して遍路すると無難であると思う。