江戸初期に修行僧真念法師(?~1691年)により「四国へんろ道指南」が出刊され一般庶民もお遍路が可能となり、現在の「四国遍路」という言葉と概念が確立されたました。
真念法師は遍路道に約200基の道しるべを設置したと言われており、現存する「しるべ石」は36基、そのうち遍路道沿いにあるのは28基。
昨日(2017.2.3)、10番札所切幡寺から11番札所藤井寺へ向かうへんろ道沿いにある「真念しるべ石」の写真撮影に出かけた。あらかじめ設置位置を確認し車で出かける。切幡寺の仁王門を出て参道を下り県道を横断し
100m程遍路すると三叉路へ。電柱脇に『真念しるべ石』がある。もし認識していないと100%見過ごしてしまう。また、認識していても、これが『真念しるべ石』???と凝視。よく見ると真念右面に南無大師遍照金剛等の刻字が何とか判読でき、これが『真念しるべ石』と確認。
ちょっとした、案内板が欲しいものです(Aruki)。