ブログUP日:2018/10/12
近頃「遍路サロン めだかの里」前で遭遇?!?するお遍路さんの半分近くは外国人である。本当に外国人お遍路さんが多い。そのお遍路さんが携帯する四国遍路地図英語版の最新版をGETした。
この地図は「Shikoku Japan 88 Route Guide」第6版。第5版が発刊されたのは2017年6月。僅か1年半で売り切れ再版。第6版は遍路宿情報等が刷新されているのだ!!!。
この地図は、その内容が素晴らしいため日本人お遍路にも人気があるのだ!!!。
その素晴らしさを2018年2月のブログを引用し再度紹介!!!。
この地図は、松下直行さんが「四国遍路ひとり歩き同行二人」をベースに編集。デイビッド モートンさんが監修・翻訳。
この地図は、日本語版の地図に英語で宿泊施設等を上刷り。英語が分からなくても大丈夫!!!。
「Shikoku Japan 88 Route Guide」は「歩き遍路に必要な情報は全て濃縮」されていると思う!!!。そのポイントは
1.英語版は縮尺/方位がルール化され見やすい。日本語版は縮尺/方位が区々で見にくい。
2.B6版でコンパクト。持ち運びに便利
3.日本語版に記載されて無い「古道」等が満載。
事例1:01番-02番札所極楽寺:『真念しるべ石」のある古道。日本語版は記載されていない。
事例2:17番-18番札所恩山寺:源平合戦(元暦2年=1185)のおり、源義経が屋島に向かう途中辿った「あずり越え道/日本一低い山」を記載。日本版には記載されていない。
事例3:21番-22番札所平等寺:遍路道の「いわや道」は、2013年に国史跡に指定される。英語版には記載。2016年出版の日本語版には記載されていない。
事例4:45番-46番札所浄瑠璃寺:千本峠古道。1970年代?に設けられた峠御堂トンネル開通後は殆ど使用されていないが、英語版にはきちんと古道として記載。日本語版は未掲載。
事例5:別格13番札所仙龍寺ー66番札所雲辺寺への古道を記載。日本語版は何故かトンネル道。私はこの地図を見るまで、このルートは知らず、トンネル遍路道を辿る。
別格13番札所仙龍寺~66番札所雲辺寺ルートはここをクリック
事例6:75番ー76番札所金蔵寺:『真念しるべ石』等のある古道も記載。日本語版は未掲載。
事例7:別格20番札所への遍路道。尾根道記載&夏子ダム周辺の廃道は削除。日本語版は尾根道記載無し。廃道である夏子ダム周辺のルートを記載 等々
4.「真念しるべ石」等の古い石碑/「美味いもん処」等々も満載
5.「Shikoku Japan 88 Route Guide」は税込1,720円□と安価!!!
日本語版の「四国遍路ひとり歩き同行二人」は税■込2,700円。
英語版遍路地図は何処で購入できるの???。お答えします。販売場所は次のとおりです。参考にしてネ!!!。
■徳島駅地下(Kiosku売店)
■01番札所霊山寺
■01番札所前門前一番街
■10番札所切幡寺下の浅野総本店スモトリ屋
■11番札所藤井寺手前遍路宿「富士」
■へんろサロンめだかの里
■19番札所立江寺手前遍路宿「鮒の里」
■21番札所大龍寺ロープウェイ駅
■高松駅前旅館案内所
■Amazon. Jp です。
追記1:なぜ安価?。松下さんとメールで・・・。その理由は
「Route Guide 作成に当たり『宮崎様には大師信仰が世界に広まるからと無償で日本語版をまる写しさせていただきました』。私は宮崎様の御を忘れません。そのあと自分で歩いたり文献を調べてオリジナリティーを出しました。たまたま私が地図制作の専門家だから。
売価については、はるばる日本まで来られる外国人の方に敬意を表して制作費を転嫁せず、印刷費用だけなのです。制作費は私の趣味の範囲の土日ワークなので特に転嫁しなくてもや
追記2:私は「四国遍路ひとり歩き同行二人」 9版(2010年)&11版(2016年)を購入している。
2010年/2016年版の内容を比較して
遍路道の管理不備が多い?。新旧遍路道が訂正できていない。 なぜ?。宮崎さんが亡くなられたため???。例えば
・21番-22番札所に至る遍路道。2013年に『いわや道』は国史跡に指定されているが、記載されていない。
・別格20番札所夏子ルートの直道は、相当前(20数年?)から廃道となっている??が、いまだに記載されている??等々
遍路宿情報はわりと見直されているようだが、数年前に廃業となった人気遍路宿?が記載等・・・・・・
私は、今後もお遍路を続けるが、「英語版」を携帯し、お遍路するだろうな!!!。