2023年「歩き遍路との出会い」貴方どこからきたの❔

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更新日:2024/1/1

はじめに
新年あけましておめでとうございます。
昨年は国内外から多くの歩き遍路が四国路を訪れました。今年は、より多くの外国人が訪れることでしょう。
2023年に出会った歩き遍路の概要は次のとおりでした。

概要
とある歩き遍路は、2018年8月より「11番札所藤井寺門前『へんろの里』」で歩き遍路と交流しています。
毎日「へんろの里」に通っていますが、めだかの孵化、販売作業のため交流が疎かになるときも。とある歩き遍路が交流できているお遍路さんは全体の50%程度かな???。
今年は、コロナ禍前を上回る歩き遍路が四国路を訪れました。特徴は、日本人遍路の減少と外国人遍路の増加です。

今年の状況を要約してみると
1.へんろの里前で確認した歩き遍路は、2019年を上回る3,506人(2019年:3,159人)でした。
2019年の確認歩き遍路は3,159人。外国人遍路866人(27%)。2023年の確認歩き遍路は3,506人。外国人遍路は1,543人(44%)でした。
日本人歩き遍路の特徴は、定年後、歩き遍路に挑戦。歩き遍路の約70%が60歳以上の高齢者です。団塊世代は後期高齢者に達し、多くのお遍路さんが現役を引退しています。一方、後続の高齢者は、絶対数の減少と働き改革等により歩き遍路に挑戦する高齢者が減少し、へんろの里前で確認した日本人歩き遍路は2019年2,293人から2023年1,963人に減少しました。
外国人歩き遍路の特徴は、2019年に比べ観光遍路が大幅に増加したことです。その要因の一つに、世界的に有名な旅行ガイドブック「ロンリープラネット」で2022年に行くべき旅行先で、四国が第6位に取り上げられたこともあり、ツアー会社主催の5日間程度の歩き遍路を約100グループ確認しました。外国人遍路の約24%(380人)がツアー歩き遍路でした。この傾向は今後も続くと想定されます。
2.観光バスツアーは、非常に低調でした。秋シーズンの観光バスはまばらでした。自家用車遍路も2019年前には回復してないような感じです。

外国人遍路の課題
今年、外国人遍路との交流で感じたことは、流暢な日本語、片言の日本語を喋る遍路が非常に多いと感じました。また、過去、日本在住 の経験もあり日本人の知り合いがいる遍路も多かった。来年以降、日本が初めての多くのロングトレイル愛好家が四国霊場を訪れることが想定されます。
今後、日本に対する知識が乏しい歩き遍路が増加し、それに伴い多くの課題が発生すると想定されます。その課題は
1.宿確保です。言葉が通じない。彼らのスマホはWEB対応。彼らの宿確保手段は、Booking.comとHenro-houseだけ?
.入国時に持ち込んだ遍路用品以外のバッグ・トランクの一時預かり場所はどうしているの?
3.スマホ充電場所等々

2023年歩き遍路の概要

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