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別格15番札所箸蔵寺から66番札所雲辺寺への遍路道

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ブログUP日:2021日3月21日

2021年3月、別格15番札所箸蔵寺手前のロープウエイ麓駅から66番札所雲辺寺までの遍路道(国道32号、県道6号線経由)約20㎞を歩きと車で探索。歩きで10㎞、車で10㎞。
この区間は、来た道を折り返す遍路道と今回、紹介する遍路道がある。とある歩き遍路は、今回、辿った遍路道を推奨するよ。     なお、この遍路道には道しるべは皆無だよ!?。気を付けてね。
なお、英語版遍路地図には記載されているが、黄色表紙の日本語版地図には記載されていないよ。

ルート概要

箸蔵寺ロープウェ駅南側の遍路道を。少しあるくと箸蔵寺1.8㎞、雲辺寺19㎞の案内板が。


車道を縫うように遍路道を1.5㎞程歩くと仁王門に

仁王門を抜け水平な境内を進むと屋根付きの鞘橋へ

鞘橋をくぐり約200段??の階段を遍路すると境内に

境内概略図

境内は広い。 見どころは沢山ある。国指定重要文化財は5棟。
(1)本殿 附 御本社再建寄進帳。江戸時代末期の建立と推定されている。手前から奥へ、外陣(げじん)・内陣・奥殿の3部分からなる複合建築で、外陣と奥殿は入母屋造、これらを繋ぐ内陣は前方を切妻造、後方を両下造(りょうさげづくり)とする。外陣と奥殿の屋根にはそれぞれ千鳥破風と軒唐破風を付す。屋根はすべて銅板葺き。傾斜地に建ち、土地の高低差を利用して外陣・内陣・奥殿の床高を変え、複雑な屋根構成を見せる。
(2)護摩殿 江戸時代末期、文久元年(1861年)頃の建立。外陣・内陣・奥殿の3部分からなる構成は本殿と似るが、本殿よりは規模が一回り小さい。奥殿の屋根を入母屋造でなく宝形(ほうぎょう)造りとする点と、屋根を桟瓦葺きとする点も本殿と異なっている。
(3)方丈 附 棟飾平瓦 江戸時代末期、安政3年(1856年)頃の建立。
(4)薬師堂 附 厨子1棟 文久元年(1861年)頃の建立。
(5)鐘楼堂 文久元年(1861年)頃の建立。

箸蔵寺から雲辺寺へ

66番札所雲辺寺へは引き返すのではなく国道32号線、県道6号線を辿り遍路しよう。

ロープウェイ駅から1.5㎞程遍路すると小さな集落がある。ここは要注意だよ。太陽光発電手前を左折し集落の生活道を約50m下り右折し#66番へ

国道32号線は2021年2月にバイパス道が開通し交通量が少ない。また、県道6号線も交通量が少なく快適だよ。

国道192号線から雲辺寺への車道と合流。ここから雲辺寺までは1.5㎞

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