更新日:2017/02/06
江戸初期に修行僧真念法師(?~1691年)により「四国へんろ道指南」が出刊され一般庶民もお遍路が可能となり、現在の「四国遍路」という言葉と概念が確立されたました。
真念法師は遍路道に約200基の道しるべを設置したと言われており、現存する「真念しるべ石」は、『真念法師の道標HP』によると37基ある。37基のうち遍路道沿い等にあるのは28基。資料館等に保管、移設されたもの8基。紛失1基となっている。遍路道沿いにあるのは次のとおり
現在の遍路道沿い等にある『真念しるべ石』は28基
【阿波路】
NO01 ’’’-01番 遍路道沿い(鳴門市大麻町板東)
NO02 06-07番 遍路道沿い(上板町引野)
NO03 10-11番 遍路道沿い(阿波市市場町)
NO04 19-20番 少し外れる(小松島市櫛淵町)
NO05 19-20番 遍路道沿い(小松島市櫛淵町消防車庫前)
NO06 19-20番 チョット外れる(小松島市櫛淵町)
NO07 21-22番 遍路道沿い(阿南市阿瀬比町)
NO08 22-23番 チョット外れる(美波町JR山河内付近)
NO09 23-24番 遍路道沿い(美波町 JR軌道横)
【土佐路】
NO10 28-29番 遍路道沿い(香南市土佐山田松本)
NO11 28-29番 遍路道沿い(香南市土佐山田松本)
NO12 37-38番 遍路道沿い(土佐清水市市野瀬橋脇)
NO13 38-39番 遍路道沿い(幡多郡三原村(案内板有り)
NO14 38-39番 遍路道沿い(宿毛市平田町寺尾)
【伊予道】
NO15 54番延命寺境内
NO16 58番仙遊寺境内
NO17 58-59番 遍路道沿い(今治市国分6丁目)
NO18 64-65番 遍路道沿い(四国中央市中曽根墓地内)
NO19 別格13’’ 遍路道沿い(四国中央市馬立市中部落内)
【讃岐路】
NO20 66-67番 遍路道沿い(観音寺市粟井町 土仏観音前)
NO21 67番大興寺庫裡前
NO22 67-68番 遍路道沿い(観音寺市市原町金神神社三叉路)
NO23 67-68番 遍路道沿い(観音寺市出柞町出柞バス停)
NO24 67-68番 少し外れる(観音寺市八幡町琴弾八幡参道)
NO25 72番曼荼羅寺境内
NO26 74-75番 少し外れる(善通寺市下吉田石神神社西入口)
NO27 83-84番 少し外れる(高松市勅使町小山交差点)
NO28 86番志度寺境内
なお、『四国遍路ひとり歩き同行二人地図版』に記載されている『真念しるべ石』はNO2(06-07番)&NO13(38‐39番)の二カ所だけである。