ブログUP日:2020/11/03
閏年は逆打ちするお遍路さんが多くなる。今年は閏年。
「とある歩き遍路」は11番札所藤井寺手前にある「へんろの里」で遍路さんを観察。 閏年のため 1-3月は特に車遍路はその傾向が顕著で観光バス遍路は殆ど見かけなかった。歩き遍路も例年より出足は悪いようであったが車遍路のような極端な現象は無かった。しかし、コロナ禍の影響で4月中旬には四国霊場のお寺も閉山となり、歩き遍路も殆ど見かけなくなった。時たま見かけるのはコロナ規制前に出発した逆打ちお遍路さんだった。
コロナ患者数も落ち着き、9月頃から「Go to トラベル」等により経済活動が徐々に回復するにつれ車遍路、歩き遍路も急速に回復してきた。とある歩き遍路が「へんろの里」前で確認した歩き遍路の昨年との比較は下表のとおり。日本人遍路はほぼ7-8割がた回復したような感じである。外国人へんろは入国規制のため入国できないが、日本在住の外国人をちらほら見かける。このような状況下において、在日外国人遍路を見かけるということは、外国人にも四国遍路の良さが浸透してきているのかな??!!?。
日本人歩きお遍路さんが回復してきたことは良いことだと思う。しかし、チョット気がかりなことがある。9月頃のお遍路さんの情報では夜行バス、新幹線とも空いていてお客さんはまばらだよとのこと。昨日(11月2日)、関東、東海方面からのお遍路さんの情報では夜行バス、新幹線ともほぼ満員。こんなに混んでいるとは想像できなかったとのこと。「Go to トラベル」を利用しての旅行者が増加。3密状態での移動時にコロナに感染しなければいいのだが。チョット心配だ。
車遍路も同様に回復してきた。大型観光バス遍路は昨年まで観察していないので比較はできないが、今年8月までに確認したのは僅か4台であったが9月は5台、10月は37台と急回復している。また、今年の特徴はマイクロバスが多く、3-4台編成のマイクロバスを見かけるようになった。これもコロナの影響かな?!。
お遍路さんが戻り、遍路宿も活気を取り戻してきたことは、本当にありがたい。しかし、コロナ菌は私たちの周りをさまよっている。くれぐれも、感染防止対策を怠らないようにしてね。