へんろ道のトイレ事情

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                    発信日:2024/2/1

へんろ道トイレ事情について


 四国遍路道は延べ1,400㎞。このへんろ道の約8割は生活道でもある。生活道沿いにはコンビニエンスストア、スーパマーケット等が有る。
これらのお店にはトイレがある。また、街中には公衆便所等もある。歩き遍路をしていてトイレに不便さはない。
 一方、海岸線で集落が点在するへんろ道、山間地で集落が点在するへんろ道、山岳へんろ道は約2割ある。
この遍路道沿いにはコンビニエンスストア等はほとんどない。また公衆便所も少ない。10㎞以上にわたりトイレが無い場所も多くある。注意が必要である。

 日本のトイレは99%無料である。市街地のコンビニエンスストアトイレは清潔であり無料である。しかし、公衆トイレではない。
コンビニエンスストア等のトイレを公衆便所として使用するのは、マナー違反です。お遍路の皆さん、トイレを使用した時は、必ず飲み物、食べ物を購入による謝礼をすること。
 郊外、山岳へんろ道のトイレのほとんどが公衆トイレである。旧式で不衛生なトイレが多く目をそむけたくなるようなトイレもある。
地元住民の支援でトイレを清潔に保たれていますが、本来、これらのトイレ管理責任者は使用するあなたです。使った後は清掃してください。

 へんろ道沿いのトイレ情報発信はどのようにすべきか?。ネット上でトイレマップを見かける。私は、どうもしっくりこない。
とある歩き遍路は、トイレ過疎地の環境を紹介することで皆様の悩みを解消できたらと思っている.
情報発信は、”遍路施設ドットコム”を活用し発信していきます。なお、トイレに不安を持つ女性は、簡易携帯トイレを携行するのも対策の一つと考えます。

トイレ課題の事例 

❖トイレ情報1
メインの山岳へんろ道のトイレは設置されているが数が少ない。また、旧式で清掃が行き届いていない。トイレに不安のある方は簡易トイレの携行も選択肢の一つである。トイレ管理責任者は自分であることをし使用後は清潔にすること。
別格ルートの山岳へんろ道はトイレが整備されていないので注意すること。
❖トイレ情報2
11番藤井寺(39㎞)- 12番焼山寺-玉ヶ峠経由 -13番大日寺付近(65㎞)
公衆トイレは点在するが、旧式トイレで清掃が行き届いていない。トイレ紙も準備が必要?。
❖トイレ情報3
徳島高知県境付近(195㎞)- 24番最御岬寺手前10㎞(220㎞)
この区間公衆トイレ数か所。旧式で清掃が行き届いていない。トイレ紙も準備が必要?。トイレ過疎地
しかし、ここから(220㎞)羽根岬(253㎞)までは、公衆トイレが整備されている。本当にすばらしい。
❖トイレ情報4
40番観自在寺(595㎞) – 柏坂登り口(605㎞) – 柏坂鴨田(615㎞)
この区間もトイレ要注意
❖トイレ情報5
内子町突合(708㎞) – 久万高原町(727㎞)           この区間公衆トイレが少ない。
❖トイレ情報6
65番三角寺(934㎞)- 66番雲辺寺 – 67番大興寺(960㎞)
この区間公衆トイレ数か所。旧式で清掃が行き届いていない。最大のトイレ過疎地

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