「66番札所」カテゴリーアーカイブ

巨鼇山 千手院 雲辺寺
きょごうざん せんじゅいん うんぺんじ
kyogouzann sennjuinn unnpennji

徳島県三好市池田町白地ノロウチ763-2
0883-74-0066

別格15番札所箸蔵寺から66番札所雲辺寺への遍路道

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ブログUP日:2021日3月21日

2021年3月、別格15番札所箸蔵寺手前のロープウエイ麓駅から66番札所雲辺寺までの遍路道(国道32号、県道6号線経由)約20㎞を歩きと車で探索。歩きで10㎞、車で10㎞。
この区間は、来た道を折り返す遍路道と今回、紹介する遍路道がある。とある歩き遍路は、今回、辿った遍路道を推奨するよ。     なお、この遍路道には道しるべは皆無だよ!?。気を付けてね。
なお、英語版遍路地図には記載されているが、黄色表紙の日本語版地図には記載されていないよ。

ルート概要

箸蔵寺ロープウェ駅南側の遍路道を。少しあるくと箸蔵寺1.8㎞、雲辺寺19㎞の案内板が。


車道を縫うように遍路道を1.5㎞程歩くと仁王門に

仁王門を抜け水平な境内を進むと屋根付きの鞘橋へ

鞘橋をくぐり約200段??の階段を遍路すると境内に

境内概略図

境内は広い。 見どころは沢山ある。国指定重要文化財は5棟。
(1)本殿 附 御本社再建寄進帳。江戸時代末期の建立と推定されている。手前から奥へ、外陣(げじん)・内陣・奥殿の3部分からなる複合建築で、外陣と奥殿は入母屋造、これらを繋ぐ内陣は前方を切妻造、後方を両下造(りょうさげづくり)とする。外陣と奥殿の屋根にはそれぞれ千鳥破風と軒唐破風を付す。屋根はすべて銅板葺き。傾斜地に建ち、土地の高低差を利用して外陣・内陣・奥殿の床高を変え、複雑な屋根構成を見せる。
(2)護摩殿 江戸時代末期、文久元年(1861年)頃の建立。外陣・内陣・奥殿の3部分からなる構成は本殿と似るが、本殿よりは規模が一回り小さい。奥殿の屋根を入母屋造でなく宝形(ほうぎょう)造りとする点と、屋根を桟瓦葺きとする点も本殿と異なっている。
(3)方丈 附 棟飾平瓦 江戸時代末期、安政3年(1856年)頃の建立。
(4)薬師堂 附 厨子1棟 文久元年(1861年)頃の建立。
(5)鐘楼堂 文久元年(1861年)頃の建立。

箸蔵寺から雲辺寺へ

66番札所雲辺寺へは引き返すのではなく国道32号線、県道6号線を辿り遍路しよう。

ロープウェイ駅から1.5㎞程遍路すると小さな集落がある。ここは要注意だよ。太陽光発電手前を左折し集落の生活道を約50m下り右折し#66番へ

国道32号線は2021年2月にバイパス道が開通し交通量が少ない。また、県道6号線も交通量が少なく快適だよ。

国道192号線から雲辺寺への車道と合流。ここから雲辺寺までは1.5㎞

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別格13番札所仙龍寺から66番札所への「古道ル-ト地図を見つける」

=<<別格13番札所仙龍寺

ブログUP日:2017/11/09

別格13番札所仙龍寺から66番札所雲辺寺へのルート。「四国遍路ひとり歩き同行二人地図」には一番東側(右の青色ルート)車道遍路道の堀切トンネルルートしか掲載されていない。
先般、英語版の「Shikoku Japan 88 Route Guide」を購入。その地図で別格13番札所仙龍寺周辺のルートをチェックすると古道(真ん中の黄色のルート)が記載されていた!!!。このルート上には「江戸期の真念しるべ石」がある。江戸期の道が整備され残っているのだ!!?。この周辺に古道があると察していたが、自宅から遠く時間的なこともあり調査遍路ができていなかった。

地図のアイコンなど

別格13番札所仙龍寺から66番札所雲辺寺へは3ルート。

【ルート1】英語版「Shikoku Japan 88 Route Guide」に記載され■■■■■た古道:仙遊寺から1.1㎞程打戻り。標高510m地点で■■■■■北東に遍路し「峰の地蔵尊」まで約2.3㎞。堀切峠経由■■■■■で合流点平山へ。一番左のコース(黄色) 5.1㎞。
【ルート2】英語版「Shikoku Japan 88 Route Guide」に記載され■■■■■ているルート:国道319号線を遍路し標高390m中山口■■■■■バス停付近で北西の県道に遍路し堀切峠付近でルート■■■■■1と合流し合流点平山へ。真中のコース(青+黄) 6.1㎞
【ルート3】「四国遍路ひとり歩き同行二人地図』に記載されてい■■■■■る車道遍路ルート。一番右のコース(青) 6.7㎞。

どのルートを遍路する?。私は「四国遍路ひとり歩き同行二人地図」を頼りに遍路したため【ルート3】を遍路。これからこの区間をお遍路する皆さんへ。「Shikoku Japan 88 Route Guide」に記載されている【ルート1】を遍路するのが好いかもね!?!。

追伸:2017年11月6日、このルートを探索遍路。報告はここをクリック


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民宿岡田さんから66番札所雲辺寺へ散策

ブログUP日:2017/06/25

2017年6月24日、66番札所雲辺寺から61番札所香園寺まで車&歩き遍路。家を4時過ぎに出発。5時半過ぎに民宿岡田近くに到着。岡田さん近くに車を停め雲辺寺へ。往復約12㎞。


佐野集落の遍路道。昔は養蚕の盛んであった所。養蚕屋敷が今も残っている。1㎞程遍路すると雲辺寺への登り口へ

登り口には養蚕名残の屋敷(2017.6.24)
登り口には養蚕名残の屋敷(2017.6.24)

佐野集落から山道へ(2017.6.24)
佐野集落から山道へ(2017.6.24)

ここから尾根筋まで標高差約400mの遍路ころがし。最初はきれいに整備された階段遍路道。高速道路下を潜り山道へ。ここから佐野集落が望める

高速道路の向こうが岡田屋のある佐野集落(2017.6.24)
高速道路の向こうが岡田屋のある佐野集落(2017.6.24)

一気に標高差400m登りの遍路ころがし。遍路道沿いには舟形丁石が。杉木立の水平遍路道になると尾根道は近い。

遍路脇の舟形丁石(2017.6.24)
遍路脇の舟形丁石(2017.6.24)

尾根道直下の遍路道(2017.6.24)
尾根道直下の遍路道(2017.6.24)

尾根道に出るとアンテナ群のある雲辺寺山頂が望める。尾根道は約3㎞、標高差約250mのなだらかな車道の遍路道。

尾根道から雲辺寺山頂を望む(2017.6.24)
尾根道から雲辺寺山頂を望む(2017.6.24)

尾根筋の遍路道(2017.6.24)
尾根筋の遍路道(2017.6.24)

66番札所雲辺寺境内に到着

本坊(2017.6.24)
本坊(2017.6.24)

仁王門(2017.6.24)
仁王門(2017.6.24)

仁王門を潜り階段を上ると太子堂へ。振り返ると仮通夜堂が。現在通夜堂は建替中。今年末には完成するそうだ。

大師堂から通夜堂を望む?(2017.6.24)
大師堂から通夜堂を望む?(2017.6.24)

建設中の通夜堂&仮通夜堂(2017.6.24)
建設中の通夜堂&仮通夜堂(2017.6.24)

66番札所雲辺寺には7時半過ぎに到着

静寂な太子堂(2017.6.24)
静寂な太子堂(2017.6.24)

雲辺寺本堂(2016.4)
雲辺寺本堂(2016.4)

納経時に『歩き遍路のための「四国遍路」巡礼マップ』をゲットしたかったが品切れであった。今回、66番札所雲辺寺から61番札所香園寺まで遍路したがマップをゲットできたのは63番札所吉祥寺だけであった。

63番札所吉祥寺「マップ」(2017.6.24)
63番札所吉祥寺「マップ」(2017.6.24)

66番札所雲辺寺をお遍路した後、民宿岡田さんを訪問。その報告は後日。楽しみにしててね!!!

民宿岡田のご主人(2017.6.24)
民宿岡田のご主人(2017.6.24)


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