「別格07番札所」カテゴリーアーカイブ

別格07番札所金山出石寺遍路道「その3 厄介な地蔵越ルート」

ブログUP日:2017/09/21

チョット厄介な地蔵越ルート概要

大洲西トンネル~JR伊予平野駅~地蔵越遍路ルートは藪道が多く整備状況はあまりよくない。また、道しるべが少なく、特に下りは迷いやすい。四国遍路道では一番厄介なへんろ道?。
なお、「ときわ旅館の店主藤江さん情報では」、瀬田ルートは、地蔵越ルート以上に整備不良で厄介な遍路道のためお勧めできないとのこと。私も2014年にこのルートを遍路したが藪道等で分岐点を見失い悪戦苦闘した経験からお勧めできないのでこのコ-ナでは取り上げない。
地図のアイコンなど


地蔵越ルートの起点はJR伊予平野駅から車道を2㎞遍路すると、道路の右わきに小さな道しるべ

IMB_2061h

金山出石登り分岐 右:ルート1地蔵越え 左:ルート2瀬田道(2015.6)
金山出石登り分岐 右:ルート1地蔵越え 左:ルート2瀬田道(2015.6)

「道しるべ」のある橋を渡り右折し、地蔵越ルートへ。

地蔵越起点(2017.9)
地蔵越起点(2017.9)
車道から山道ルートへ(2017.9)
車道から山道ルートへ(2017.9)

車道を1㎞程行くと山道へ。整備が出来ていない遍路道には、お遍路さんも草刈ができるようにカッターが配備してあるよ。

遍路道(2017.9)
遍路道(2017.9)
藪、雑草刈り入れ用のカッターを配備(2017.9)
藪、雑草刈り入れ用のカッターを配備(2017.9)

有ったぞ丁石が。このルートに丁石等の道しるべは少ないよ!

標高390m手前。数少ない丁石(2017.9)
標高300m付近?。数少ない丁石(2017.9)

標高390m手前は、NHKケーブル埋設されており整備されている。ケーブル埋設ポールが道しるべ

NHKケーブル埋設ルートのへんろ道(2017.9)
NHKケーブル埋設ルートのへんろ道(2017.9)
これが道しるべ(2017.9)
これが道しるべ(2017.9)

ケーブル遍路道から標高390mの車道へ。車道を100m程遍路。

ケーブル遍路道(390m)から車道(2017.9)
ケーブル遍路道(390m)から車道(2017.9)
ケーブル道から標高390mの車道に(2017.9)
ケーブル道から標高390mの車道に(2017.9)

車道を100m程遍路すると左に遍路道

標高390m。車道を100m遍路し左の山道へ(2017.9)
標高390m。車道を100m遍路し左の山道へ(2017.9)
遍路道(2017.9)
ブッシュ&蜘蛛の巣遍路道(2017.9)

ブッシュと蜘蛛の巣を掻き分け1㎞程遍路すると標高560mの尾根道へ。

標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)
標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)
尾根筋の道しるべ(2017.9)
尾根筋の道しるべ(2017.9)

高山・阿蔵ルート合流地点からは車道を遍路。1㎞程遍路すると。山道に!。

標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)
合流地点から車道を1㎞程遍路(2017.9)
ここから山道。約2.5㎞(2017.9)
ここから山道。約2.5㎞(2017.9)

ここから出石寺まで約2.5㎞。山道はよく整備されている。500m程行くと瀬田道と合流。

山道はきれいに整備されている(2017.9)
山道はきれいに整備されている(2017.9)
500m程行くと瀬田道と合流(2017.9)
500m程行くと瀬田道と合流(2017.9)

緩やかな登り道、舟形丁石も

IMB_2086h

山道には丁石が(2017.9)
山道には丁石が(2017.9)

あと400mの標識からは急な登り。周囲には石像もあるよ。

この道しるべから登りは厳しくなるよ!(2017.9)
この道しるべから登りは厳しくなるよ!(2017.9)
厳しい登り(2017.9)
厳しい登り(2017.9)

やっと到着?。最後の階段が

最後の階段(2017.9)
最後の階段(2017.9)

最後の階段を登ると仁王門

仁王門(2017.9)
仁王門(2017.9)
右の仁王(2017.9)
右の仁王(2017.9)
左の仁王像(2017.9)
左の仁王像(2017.9)

境内は

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大師堂(2017.9)
大師堂(2017.9)
本堂(2017.9)
本堂(2017.9)

見どころは、
・境内から宇和海、四国の霊峰石鎚山の展望

本堂脇から宇和海を望む(2017.9)
本堂脇から宇和海を望む(2017.9)
大師堂脇の展望台から石鎚山方面。残念(2017.9)
大師堂脇の展望台から石鎚山方面。残念(2017.9)

・国指定重要文化財の銅鐘。朝鮮鐘とも呼ばれる。高麗王朝(918年 – 1392年)の時代に朝鮮半島で鋳造された。伝承では朝鮮出兵の際に藤堂高虎が持ち帰り、この寺に寄進したと言われている。総高89.0cm、口径55.7cm。

別格07番札所金山出石寺 ルート概要はここをクリック


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ここから別格07番札所金山出石寺までの遍路道は「その2 高山・阿蔵ルート」を見てね!。


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別格07番札所金山出石寺遍路道「その2 高山・阿蔵ルート」

ブログUP日:2017/09/19

一番利用されている高山・阿蔵ルート概要

大洲市役所付近から西方向に遍路しJR大洲西駅脇の踏切を渡り県道を遍路し別格07番札所金山出石寺を目指すコース■■■
「四国遍路ひとり歩き同行二人」ではJR高架橋付近(■■■)から八幡神社付近の山道を遍路し標高190mの阿蔵へ。そこから県道を遍路するようになっているが、ときわ旅館 店主藤江さん」の情報によるとこのルート(■■■)は整備不良でお勧めできないとのこと。
地図のアイコンなど


大洲市役所付近からJR大洲西駅を目指す

R高:JR大洲西駅横踏切(2017.9)
R高:JR大洲西駅横踏切(2017.9)

踏切を渡ると、ガードレールに道しるべ。右前方に「出石寺」の看板。ここから出石寺へ看板表示では22㎞。これは車での距離。歩き遍路距離は約9㎞。

R高:踏切を渡り右の車道へ(2017.9)
R高:踏切を渡り右の車道へ(2017.9)
出石寺へ22㎞。これは車距離。歩きは約9㎞(2017.9)
出石寺へ22㎞。これは車距離。歩きは約9㎞(2017.9)

ここから車道のへんろ道を。途中ショートカットが数か所ある。通行止めのショートカットもあるので気をつけてな!。約2㎞遍路すると前方に鉄塔が

標高230m・出石寺まで約7㎞付近にショートカットが(2017.9)
標高230m・出石寺まで約7㎞付近にショートカットが(2017.9)
ショートカット登り口(2017.9)
ショートカット登り口(2017.9)

ショートカットより数百メートル遍路すると左に大洲の街並みを望むことができる。

高山集会所手前のへんろ道から大洲の町を一望(2017.9)
高山集会所手前のへんろ道から大洲の町を一望(2017.9)

その近くに大きな石碑と東屋&トイレがある

高山集会所手前にある大きな(4.75m)の石碑(2017.9)
高山集会所手前にある大きな(4.75m)石碑(2017.9)
高山集会所のある三叉路。軽トラ手前に休憩所(2017.9)
高山集会所のある三叉路。軽トラ手前に休憩所(2017.9)
高山集会所上三叉路脇の休憩所(2017.9)
高山集会所上三叉路脇の休憩所(2017.9)

標高330m付近に11㎞の看板、これは車遍路距離。歩きは6㎞位かな?。
更に遍路すると9㎞の看板。歩きはあと4㎞位かな?。

車で11㎞。歩きは約6㎞?(2017.9)
車で11㎞。歩きは約6㎞?(2017.9)
車で9㎞の看板。歩きは6㎞?(2017.9)
車で9㎞の看板。歩きは6㎞?(2017.9)

車道を遍路。地蔵越ルートの合流地点を通過すると三叉路に。

標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)
標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)
ここから山道。約2.5㎞(2017.9)
ここから山道。約2.5㎞(2017.9)

ここから出石寺まで約2.5㎞。山道はよく整備されている。500m程行くと瀬田道と合流。

山道はきれいに整備されている(2017.9)
山道はきれいに整備されている(2017.9)
500m程行くと瀬田道と合流(2017.9)
500m程行くと瀬田道と合流(2017.9)

緩やかな登り道、舟形丁石も

IMB_2086h

山道には丁石が(2017.9)
山道には丁石が(2017.9)

あと400mの標識からは急な登り。周囲には石像もあるよ。

この道しるべから登りは厳しくなるよ!(2017.9)
この道しるべから登りは厳しくなるよ!(2017.9)
厳しい登り(2017.9)
厳しい登り(2017.9)

やっと到着?。最後の階段が

最後の階段(2017.9)
最後の階段(2017.9)

最後の階段を登ると仁王門

仁王門(2017.9)
仁王門(2017.9)
右の仁王(2017.9)
右の仁王(2017.9)
左の仁王像(2017.9)
左の仁王像(2017.9)

境内は

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大師堂(2017.9)
大師堂(2017.9)
本堂(2017.9)
本堂(2017.9)

見どころは、
・境内から宇和海、四国の霊峰石鎚山の展望

本堂脇から宇和海を望む(2017.9)
本堂脇から宇和海を望む(2017.9)
大師堂脇の展望台から石鎚山方面。残念(2017.9)
大師堂脇の展望台から石鎚山方面。残念(2017.9)

・国指定重要文化財の銅鐘。朝鮮鐘とも呼ばれる。高麗王朝(918年 – 1392年)の時代に朝鮮半島で鋳造された。伝承では朝鮮出兵の際に藤堂高虎が持ち帰り、この寺に寄進したと言われている。総高89.0cm、口径55.7cm。

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別格07番札所金山出石寺遍路道「その1 どのルートを遍路する?」

ブログUP日:2017/09/15

歩き遍路道で一番厄介なのは「何処」と聞かれたら? 別格07番札所金山出石寺ルート?!?。二番目は別格20番札所大瀧寺。三番目は別格13番札所仙龍寺。すべて別格札所だ!!!。その理由は、別格の始まりは昭和43年(1967年)からであり歴史が浅く道しるべが少ない。巡礼者が少なく遍路道の整備が行き届いていない等々。
「別格07番札所金山出石寺」へは3つのルートがある。瀬田道、地蔵越は山道で整備されていない所もある。過去、遭難騒動も発生しているそうだ。お遍路する方は、JR大洲駅ちかくの「ときわ旅館」に宿泊し、店主の藤江さんから遍路道情報を収集しお遍路することをお勧めする。


私は別格07番札所金山出石寺へ3回お遍路したが道に迷い悪戦苦闘の連続であった。
・1回目(2014年)は瀬田ルートを。道しるべが少なく遍路道も整備されていないため道に迷い悪戦苦闘。
・2回目(2016年)は車で一回目のルート周辺を車で調査。保守林道等が交差し複雑だな。
・今回(2017.9.9)、地蔵越ルートに挑戦。地蔵越ルートも道しるべが少なく藪道が多く整備が行き届いていない。登りは道しべを頼りに何とか尾根道に辿りついたが、下りは道しるべがわからず登りの記憶を頼りに何とか登り口に辿りついた。
・車道ルートは、翌日(2017.9.10)、車でJR大洲西駅から車で遍路。一部ショートカットルートもある車道のへんろ道道しるべはしっかりしていた。


別格07札所金山出石寺遍路の翌日、「ときわ旅館」を訪問。店主藤江さんの説明では、
・推奨ルートは「高山・阿蔵ルート」。
・二番目は「登りは地蔵越ルート、下りは高山・阿蔵ルート」。
・瀬田ルートは遍路道が整備できていないためお勧め出来ないとのこと。私も同感である。

ルートの概要は
別格07番札所金山出石寺へは3ルートある。
■■■■■■高山阿蔵ルート(伊予大洲ー西大洲ー車道往復)
道しるべ有。車道整備良好(ときわ旅館推奨、初心者コース)
■■■■■■車道ルートの阿蔵取り付け部分
■■殆ど利用されておらず整備不良のため避けたほうがよい
■■■■■■伊予平野から地蔵越ルート(上級コース)
道しるべ少ない。整備状況あまりよくない。下りは迷いやすい
■■■■■■伊予平野から瀬田ルート
道しるべ少ない。未整備。避けたほうがよい

地図のアイコンなど


別格07番札所金山出石寺の情報収集は「ときわ旅館」で
店主 藤江 修(0893-24-3634)
〒795-0054 愛媛県大洲市中村629
藤江さんは「別格07番札所金山出石寺ルート」整備の手伝い・調査をし現状を把握し、ルート概要図を作成している。また、写真で重要ポイントを説明してくれる。「別格07番札所金山出石寺」をお遍路する時は、「ときわ旅館」をベースにお遍路することをお勧めする。

ときわ旅館全景(2017.9)
ときわ旅館全景(2017.9)
ご主人の藤江さん(2017.9)
ご主人の藤江さん(2017.9)

追伸:別格07番札所金山出石寺への遍路道情報を得たい「野宿遍路さん、ときわ旅館に宿泊しないお遍路さん」へ。店主藤江さんから遠慮なく問い合わせくださいとのことです。

別格07番札所起点「ときわ旅館」情報は2017/9/17
高山・阿蔵ルートは2017/9/19
地蔵越ルートは2017/9/21


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