ブログUP日:2017/07/15
遍路道には多くの道しるべがある。四国遍路道の要所にある代表的な道しるべは、「へんろみち保存協会」等が設置している「赤い目印の道しるべ」&もう一つあるのが国土交通省主管の「四国のみち』道しるべ。
「へんろみち保存協会」の「赤い道しるべ」は非常にありがたい。しかし、「四国のみち 道しるべ」は旧遍路道を無視し?、新たに設けた国道等バイパス沿いに道しるべを設置。また、距離表示は全くいい加減で間違っているものが多い??。私は、この数値を見て腹を立たてることしばしば???。その事例を紹介。
その1
18番札所への道しるべ事例。旧遍路道(明治期・江戸期の道しるべ等がある)を無視し、1990年代に国道55号線バイパス沿いに設置した「四国のみち 道しるべ」。恩山寺まで1.8㎞地点の道しるべ①は、2.0㎞表示。更に0.4㎞遍路した地点の「四国の道 道しるべ②」は2.9㎞表示。恩山寺まで1.4㎞のはず。なぜ近づくほど距離が長くなる。いい加減にしろ。
その2
19番札所立江寺手前の道しるべ。江戸期、明治期の道しるべ等のある旧遍路道を無視し、県道のバイパス沿いに「道しるべ」。『四国のみち 道しるべ』は左。「へんろみち保存協会」等が設置している「赤い目印の道しるべ」は右。
その3
23番札所手前では22番札所までの実際の距離は22㎞。しかし、「四国のみち 道しるべ」表示は55㎞。
このような事例はいたるところに。歩き遍路のみなさん「四国のみち」道しるべは、旧遍路道のことは考慮しておらず?、国土交通省等が新たに作った道路中心に「道しるべ」を設置?。また、距離表示は本当にいい加減、でたらめ?・・・・が目立つ??。