道しるべ(その3)『真念しるべ石』

ブログUP日:2017/07/17

江戸初期に修行僧真念法師(?~1691年)により「四国へんろ道指南」が出刊され一般庶民もお遍路が可能となり、現在の「四国遍路」という言葉と概念が確立されたました。
真念法師は遍路道に約200基の道しるべを設置したと言われており、現存する「真念しるべ石」は、『真念法師の道標HP』によると37基ある。37基のうち遍路道沿い等にあるのは28基。資料館等に保管、移設されたもの8基。紛失1基となっている。
なお、『四国遍路ひとり歩き同行二人地図版』に記載されている『真念しるべ石』はNO2(06-07番)&NO13(38‐39番)の2カ所だけだよ。

6-7番札所間にある17世紀の「真念しるべ石」(2016.6)
6-7番札所間にある17世紀の「真念しるべ石」(2016.6)
38-39番札所間にある真念しるべ石&真念遍路道起点(2016.5)
38-39番札所間にある真念しるべ石&真念遍路道起点(2016.5)

現在、遍路道沿い等にある『真念しるべ石』28基は、次のとおりだよ!。

【阿波路】
NO01 01-02番 遍路道沿い  鳴門市大麻町板東
NO02 06-07番 遍路道沿い  上板町引野
NO03 10-11番 遍路道沿い  阿波市市場町
NO04 19-20番 少し外れる  小松島市櫛淵町
NO05 19-20番 遍路道沿い  小松島市櫛淵町(消防車庫前)
NO06 19-20番 だいぶ外れる 小松島市櫛淵町
NO07 21-22番 遍路道沿い  阿南市阿瀬比町
NO08 22-23番 だいぶ外れる 美波町山河内(JR山河内駅前)
NO09 23-24番 遍路道沿い  美波町(JR軌道横)


【土佐路】
NO10 28-29番 遍路道沿い 香南市土佐山田松本
NO11 28-29番 遍路道沿い 香南市土佐山田松本
NO12 37-38番 遍路道沿い 土佐清水市市野瀬(市野瀬橋脇)
NO13 38-39番 遍路道沿い 幡多郡三原村(案内板有り)
NO14 38-39番 遍路道沿い 宿毛市平田町寺尾


【伊予道】
NO15 54番延命寺境内
NO16 58番仙遊寺境内
NO17 58-59番 遍路道沿い 今治市国分6丁目
NO18 64-65番 遍路道沿い 四国中央市中曽根(墓地内)
NO19 別格13’’ ’’’遍路道沿い 四国中央市馬立市中部落内


【讃岐路】
NO20 66-67番 遍路道沿い 観音寺市粟井町(土仏観音前)
NO21 67番大興寺境内
NO22 67-68番 遍路道沿い 観音寺市市原(金神神社三叉路)
NO23 67-68番 遍路道沿い 観音寺市出柞町(出柞バス停)
NO24 67-68番 少し外れる 観音寺市八幡町(琴弾八幡参道)
NO25 72番曼荼羅寺境内
NO26 75-76番 少し外れる 善通寺市下吉田(石神神社西口)
NO27 83-84番 少し外れる 高松市勅使町小山(交差点)
NO28 86番志度寺境内

現在、5回目の『車&歩き遍路』挑戦中。現場写真撮影できていない10か所は、この機会を捉え、『真念 しるべ石』を探索するぞ!!!。

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