ブログUP日:2019/02/01
19番札所立江寺から20番札所鶴林寺までの遍路道には四国遍路道で一番古い丁石(1366年)、江戸期(真念しるべ石)、明治期(中務茂兵衛)等多くのしるべ石が残存している。
昨年12月15日、「江戸期真念しるべ石」に焦点を当て「20番札所鶴林寺への遍路道に古道が!?! 『仮称:19-20番鶴林寺真念道』確認遍路(その1)!!!」をブログUPしたよ。
2019年1月28日、「この古道」並びに「国史跡18番恩山寺/19番立江寺道(2016.10.3)0.9㎞」等 小松島市にある遍路道を多くのお遍路さんに知ってもらい/保存するため「地元櫛淵法泉寺 住職 & 遍路宿 鮒の里主」を核に「小松島遍路道保存会」を設立した。
設立後の最初の取り組みとして2019年1月29日、「真念しるべ石が3基残存」している「19番札所立江寺から櫛淵真念へんろ道経由で勝浦町沼江大師までの約5.4㎞に「道しるべ」を設置。当日はNHKが取材に。その状況は当日「NHK とく6徳島」で放映された!。
道しるべが整理され、甦った「19番ー20番鶴林寺 櫛淵真念へんろ道」!!!。立江寺から約1㎞地点で江戸後期に設けられた「照蓮しるべ石」を右に
長閑な遍路道を
現在のへんろ道と合流する手前に「最初の真念しるべ石」が
第一「真念しるべ石」から500m程遍路すると左に消防車庫が
反対側のブロック塀陰に第二「真念しるべ石」が。知らないと通り過ぎてしまうよ!。
ここを右折し峠越えの古道へ遍路。シイタケ菌床栽培農家を抜けると第三「真念しるべ石」が
ここから先は竹林を遍路
竹林を抜けると、小松島市と勝浦町との境に。このルートは昭和30年頃までは生活道路。ここに江戸期に設けられた地蔵さんが
ここから少し遍路すると地蔵さんへ。ここからの眺めはGoo
ここから景色が変化。昭和30年頃に開発されたミカン畑が。ここを1㎞程遍路すると現在のへんろ道と合流
◇「櫛淵真念へんろ道」の特徴は、
・真念しるべ石・江戸期のしるべ石等が盛り沢山。長閑な田んぼ
◇竹林、ミカン畑のへんろ道。交通量が少なく安全。
◇しかし、距離は0.5㎞程長く、標高差(約100m)がある。
・体力はチョットだけ要するが・・・・・
・とある歩き遍路は「櫛淵真念へんろ道」を推奨するよ!!!。
◇「櫛淵真念へんろ道」に関する問い合わせは
「小松島へんろ道保存会 事務局 遍路宿鮒の里」
◇電話番号:0885-37-1127