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舎心山 常住院 太龍寺
しゃしんざん じょうじゅういん たいりゅうじ
syashinzann jyojyuinn tairyuji
徳島県阿南市加茂町龍山2 (Google Mapsへ)
08846-2-2021
更新日:2016/12/19
21番札所太龍寺は標高501mに位置する
創建年: 延暦12年(793)
開基:弘法大師(こうぼうだいし)
本尊:虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
宗派:高野山真言宗(こうやさん しんごんしゅう)
境内概略図
境内現況
弘法大師伝説は沢山ある。実際に弘法大師に関わる札所を未熟な知識で調べてみた。関わりのある札所は21番札所太龍寺、24番札所最御崎寺、75番札所善通寺、別格18番札所海岸寺。これで合っているのかな???。私は司馬遼太郎の『空海の風景』を読んだことがある。その中に空海著書の『三教指帰(さんごうしき、さんごうしいき)』について書かれている。『三教指帰』は延歴16年(797年)、空海が24歳の時に著作。空海は19歳の時 「阿国大瀧岳によじのぼり、土州室戸ノ崎に勤念す、谷響きを惜しまず、明星来影す」と記されてある。空海が今から1220年ほど前、修行した大瀧岳のその場所は『舎心ケ嶽』???。舎心ケ嶽は太龍寺から南方約700mの地点にあり標高は530mである。舎心ケ嶽へはロープウエイ山頂駅前の遍路道を。遍路道沿いあるミニ88カ所の石像を眺めながら約70mの登り道。
境内は「国指定 史跡」(2016.2.9指定) 「太龍寺境内」(阿南市)は第21番札所太龍寺の境内地約6ha。標高約500m付近に所在する山林寺院で,「三教指帰」に登場する,史料上確認できる数少ない,空海修行の地である。鶴林寺とともに札所寺院として四国遍路の成立や発展過程を考える上で重要であり,諸堂と周辺の山林が一体となった景観は往時の四国霊場の趣を現在に伝える。
21番札所太龍寺は『西の高野山』と称されている。境内には樹齢数百年の巨木が林立し、静寂な札所で「西の高野山」と称されるにふさわしいと札所。
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