高度成長期(1960年前後)の車社会への進展とともに道路改良が進んだ。それと並行し峠道は、隧道開発、新たな道路が設けられ、地元住民通行は殆んど無くなり、多くの峠道は廃退していった。しかし、お遍路道の峠道はお遍路さんの利用、地元ボランティアの協力も有り、きれいに整備されている。
私が整理した四国遍路道途上にある峠道は17ヶ所。そのうち隧道が設けられた区間は、距離が短く、高低差もないため隧道を遍路しがちである。しかし、時間的に余裕があればぜひ味わいのある旧道を遍路してみては!!!。江戸期の石碑等が多く残っているよ!!!。
主な峠道
1.塚地峠(35番札所清瀧寺-36番札所青龍寺) 36番札所=>>
標高190m、東屋から旧道へ綺麗に整備されている。江戸期の石碑も
2.七子峠(36番札所青龍寺-37番札所) 37番札所=>>
標高287m。峠への遍路道は2つ。そえみみず遍路道&大坂遍路道。大坂遍路道は現在通行止め。2017年補修完了予定。
3.松尾峠(39番札所延光寺-40番札所観自在寺) 40番札所=>>
標高300m。明治以前は関所があった。峠より少し進むと展望良好?。残念ながら写真が無い。近々、写真撮影遍路予定。暫くお待ちを!。
4.歯長峠(42番札所仏木峠-43番札所明石寺) 43番札所=>
標高480m。峠からリアス式海岸の景色はGoo!。峠手前土砂崩れのため現在通行止め。
5.鵯田峠(43番札所明石寺-44番札所大寶寺) 44番札所=>>
標高790m。峠からの展望はよくない。現在ながら写真は無い。近々写真撮影遍路を予定。
6.地蔵峠(65番札所三角寺-別格13番札所仙龍寺) 別格13番札所=>>
標高は765m。地元のボランティアグループに綺麗に整備されている。
今後、すべての峠を再度お遍路し写真をアップしていく予定。今しばらくお待ちを!!!。