ブログUP日:2017/11/29
2017年11月26日、土佐街道を歩こう会主催「土佐北街道の四国中央市金田町平山から堀切峠付近までの約1.7㎞の草刈」に参加。この区間は別格13番札所仙龍寺~別格14番札所椿堂~66番札所雲辺寺へ至る古道の一部。私は先日(11月6日)、この区間を遍路したが、峰の不動尊(堀切峠)周辺は整備不良のため道探しに苦労した。
ひょんなことから「土佐街道歩こう会代表村上さん」と知り合いに。村上さんから、この周辺の草刈&街道整備するとの情報を得た。この区間を草刈すれば遍路道整備も図れるのでは?と思い参加した。当日朝は曇り空、気温は2℃位と寒かったが「土佐街道歩こう会」の皆さん等と共に、土佐街道&遍路道の「道しるべ」を整備することができた。
このルート上にある「天保2年(1832年)石碑」は、2011年に「土佐街道歩こう会」が街道沿いを整備している時に、この石碑が埋もれているのを発見。
「土佐街道歩こう会」が「川之江ライオンズクラブ」に働きかけ、復元したもの。その後、定期的に草刈等を行っているとのこと。しかし、利用者が少ないため夏シーズンはブッシュ等に覆われる。それが理由か?どうか不明だが、過去、このルートで事故があったそうで?!?。三角寺、仙龍寺はこの道を推奨していないようだ???。堀切トンネルルートを推奨している!?!ため、このルートをお遍路する人は少ないようだ。
今回、「土佐街道歩こう会」&「川之江ライオンズクラブ」の皆さんが、きれいに整備、道しるべも設置。これで歩き遍路さんもチョット安心してお遍路できるようになったかな!?
□日 時:2017年11月26日(日) 8時30分より12時
□参加者:13名
□□ □土佐街道を歩こう会メンバ 9名
□□ □川之江ライオンズクラブメンバ 2名
□□ □四国中央遍路道ボランティア 1名(石川さん)
□その他:刈払機 7台
四国中央市金田町平山に13名が集合。草刈は、峰の地蔵尊側(別格13番札所側)と平山側(別格14番札所側)に分かれて実施。報告は峰の地蔵尊側から
□□□□□□□□□□□□峰の地蔵尊
前回(11月6日)は虎ロープで遍路道を遮断。雑草。道しるべも無かったが。
今回、虎ロープ撤去。草刈、雑草は無い。道しるべ設置。これでお遍路さんも道に迷うことはない!!!。
索道を直進。約100m程遍路すると左に遍路道が。入口を草刈又道しるべ設置。
倒木も整備
土佐街道と合流。ここに江戸期/平成道しるべ(2012年設置)が。綺麗に整備。
ここの合流地点から高知方面の土佐街道が。ここより少し行くと茶屋跡が。今回は土佐街道の整備が主目的。この区間も整備されたよ!。
分岐から平山集落に向け少し下っていくと休憩所&石造。ここも綺麗に草刈
雑草、倒木の遍路道も綺麗に
集落近くの遍路道も綺麗に
集落へは左の生活道へ。江戸期の「うろこ石積み」が
平山の集落へ到着
地元の皆さんが努力して整備している古道。これで迷うことなく安心してお遍路が出来るぞ!!!。
しかし、お遍路さんが利用し無いと?!?。また、草に覆われた道に逆戻りしてしまう。
歩き遍路の皆さん。是非、利用してね!!!。
土佐北街道とは(Wikipediaより)
愛媛県四国中央市から新宮、馬立を経て笹ヶ峰峠を越え、高知県大豊町立川(たぢかわ)、本山町などを経て高知城下に至る道。797年(延暦16年)北山官道として開かれる。江戸時代中期の享保3年(1718年)以降、土佐藩主土佐山内氏が参勤交代時に使用していた街道。
追記:別格13番札所仙龍寺から堀切峠へ向かう古道の市仲分岐□□に道しるべを設置