「へんろの里」スタッフ募集中


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                    発信日:2024/1/27

徳島県吉野川市は県北部のほぼ中央部に位置し、人口約4万人のほどよい田舎です。吉野川市鴨島地区には、四国霊場11番札所藤井寺があります。11番札所藤井寺は歩き遍路最難関の焼山寺遍路転がし(急登)を控えた四国遍路道最初の関所がある重要な遍路拠点です。へんろの里は、その関所門前で遍路案内所と遍路宿「お宿イレブン」を営んでいます。
昨今、国内外から多くの歩き遍路が訪れています。特に外国人歩き遍路が急増し、昨年(2023年)の歩き遍路の約半数が外国人遍路でした。今後、外国人遍路は増々増加すると想定されます。それに伴い、多くの問題も生じています。例えば
「外国人遍路」は言葉が通じないため宿の確保、手荷物預かり等多くの課題に直面しています。
・外国人遍路を迎える「宿」では言葉、習慣の違いから受け入れ態勢の整備に迫られています。
・外国人遍路は野営野宿を好む人が多く、「地元住民」は無断野宿、ごみ問題等で悩んでいます。
四国霊場最初の関所がある吉野川市は、これらの課題を踏まえ「歩き遍路の支援やインバウンド観光に向けた取組」を展開して行く上で必要な人材を確保するため「地域おこし協力隊」を募集しています。

四国遍路 吉野川市の魅力
四国遍路は、2022年、世界一のシェアを誇る旅行ガイドブック「Lonely  Planet」で行くべき旅行先の6位に選出され、多くの外国人遍路が訪れてます。
吉野川市鴨島地区は四国霊場の最難関焼山寺へんろ転がしが控えているため、歩き遍路のほぼ100%が泊る要衝です。このため、今後、多くの遍路関連事業が必要な重要拠点です。

お遍路に関心のあるみなさんへ
四国遍路最初の関所門前のへんろの里で一緒に働きませんか。へんろの里の業務は
・外国人遍路・日本人遍路への情報提供などの支援
・宿泊施設(ドミトリータイプ)の接客・清掃等
・遍路関連事業者と連携し、遍路に関する課題の分析
・Facebook等で四国遍路の魅力、課題等の発信等々

応募条件 待遇について
・3大都市圏をはじめとする都市地域等に住んでいる日本人並びに外国在留資格認定証を有する者
・年齢は委嘱日時点で20歳以上40歳未満の者
・雇用形態 合同会社遍路イレブンとの雇用契約
・勤務時間 週30時間
・給与 月額180,000円で、勤務年数に応じて昇給
・家賃(共益費・水道費などの家賃以外は除いた額) 上限で毎月50,000円を支給
・健康保険、厚生年金及び雇用保険に加入
・詳細はbosyuuyoukou_arukihenro_2.pdf (yoshinogawa.lg.jp)

お問い合わせ等
・吉野川市商工観光課もしくは
・合同会社遍路イレブン 代表社員 増田廣信 080-2989-8070
   E-mail aquahenro@gmail.com
・遍路イレブン活動状況は、WEB「とある歩き遍路の道しるべ」 「遍路宿ドットコム」 「遍路施設ドットコム」を参考にしてください。

へんろ宿情報「85番八栗寺麓 リフォーム『御宿鷹柳』は一味違う」

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                    発信日:2024/1/23

「御宿鷹柳」は200年以上の歴史がある老舗遍路宿です。
江戸時代の納め札等の歴史ある資料がご覧になれます。
また、 お部屋からは屋島や五剣山が望めます。
2023年10月にリニューアルオープン。素敵な高野槇風呂など設備が充実し、一味違う御宿です。

「御宿鷹柳」は、個室食事なし 部屋数:6室
位置図: Google マップ
Wifi:◎。トイレ:ウオシュレット。風呂:素敵な高野槇風呂。
洗濯機:100円。 乾燥機:200円。
料金:素泊まり 7,700円。           
予約は電話もしくは楽天ステイからどうぞ
☎番号:087-845-1516
インスタグラム https://www.instagram.com/onyadotakayanagi/

野宿野営の心得

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                    更新日:2024/01/14

Ⅰ.野宿野営遍路さんへ
キャンプ場、休憩所、接待所、道の駅及び観光案内所、ルートに関する情報は「遍路施設ドットコム」か ら収集してください。

  https://henroshisetsu.com

①休憩所(トイレ、飲料水なし)

②小屋(トイレ、飲み水あり)

③小屋(トイレ、飲料水なし)

④接待所(夜間閉鎖)

⑤キャンプ場

⑥道の駅

Ⅱ.野宿野営心得
1.小屋を利用する場合
  外国人遍路地図に記載されている小屋マークは250カ所程度あります。小屋マークは基本的に休憩所であり野宿野営する場所ではありません。小屋マークは休憩所、接待所、日よけ屋根の付いた小屋等様々で、野宿野営に適している小屋は限られていることを認識してください。
小屋で野宿野営をするときは「遍路施設ドットコム」で小屋の設備状況(トイレ、飲み水の有無等)を確認するとともに次の事項を厳守してください。
・水道、トイレの無い施設での野宿野営は禁止。
・市街地・民家と隣接している施設での野宿野営は禁止。
・野宿野営場での集団飲酒等は禁止。
・野宿野営後の整理整頓の励行。
過去、これらの規則を守らず、近隣等に迷惑をかけたため野宿野営禁止となった施設が散見される。

2.道の駅を利用する場合
もし、あなたが道の駅を利用したい場合、地元住民に「道の駅の東屋で泊まっていいですか?」と尋ねると多くの場合「わからない?」。施設の関係者であれば「断わられる」場合もある。
とある歩き遍路は、お遍路さんに利用したいのであれば、黙って、施設閉店後、人気が無くなった時を見計らって施設の片隅で目 立たないように宿泊をするように助言。また、出発時にはきちっと清掃すること。あなたがゴミを放置したり、夜、飲酒等により近隣に迷惑をかけるような行為を行うと、その施設の責任者は、「道の駅エリア内での野営禁止」の看板を掲げるでしょう。「あなたの行為がその施設を使用できなくする当事者となりますよ」。また、最近、野営野宿禁止の道の駅も沢山あるよ。

3.キャンプ場を使用する場合
 有料と無料のキャンプ場があります。施設使用時には規則を守りましょう。

4.神社仏閣境内での野宿野営は厳禁。

5.通夜堂・善根宿
 「遍路施設ドットコム」は、本件に関する情報を提供していません。

四国霊場88ヵ寺情報はこのサイトから。「とある歩き遍路」の札所情報は廃止します。

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                    更新日:2024/01/07

四国霊場88ヵ寺情報はこのサイトから。https://www.88temples.info/90/

このサイトから、88カ寺の歴史等の他、境内の概略情報が有られます。仁王門、本堂、大師堂、納経所、トイレ、次のお寺への順路など。本当にありがたい情報が有られますよ。
例えば、第11番藤井寺は、次のような情報が得られます。

第十一番 藤井寺

Check in

Check out

境内

寺の歴史

全長236キロ、四国最大の吉野川が阿波の北部を貫流しています。阿波中・・・・・・・・・

なお、このような素晴らしいサイトができたため、今まで「とある歩き遍路の道しるべ」が発信していた札所情報は廃止します。これからはこのサイトから情報を得てください。

2023年「歩き遍路との出会い」貴方どこからきたの❔

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更新日:2024/1/1

はじめに
新年あけましておめでとうございます。
昨年は国内外から多くの歩き遍路が四国路を訪れました。今年は、より多くの外国人が訪れることでしょう。
2023年に出会った歩き遍路の概要は次のとおりでした。

概要
とある歩き遍路は、2018年8月より「11番札所藤井寺門前『へんろの里』」で歩き遍路と交流しています。
毎日「へんろの里」に通っていますが、めだかの孵化、販売作業のため交流が疎かになるときも。とある歩き遍路が交流できているお遍路さんは全体の50%程度かな???。
今年は、コロナ禍前を上回る歩き遍路が四国路を訪れました。特徴は、日本人遍路の減少と外国人遍路の増加です。

今年の状況を要約してみると
1.へんろの里前で確認した歩き遍路は、2019年を上回る3,506人(2019年:3,159人)でした。
2019年の確認歩き遍路は3,159人。外国人遍路866人(27%)。2023年の確認歩き遍路は3,506人。外国人遍路は1,543人(44%)でした。
日本人歩き遍路の特徴は、定年後、歩き遍路に挑戦。歩き遍路の約70%が60歳以上の高齢者です。団塊世代は後期高齢者に達し、多くのお遍路さんが現役を引退しています。一方、後続の高齢者は、絶対数の減少と働き改革等により歩き遍路に挑戦する高齢者が減少し、へんろの里前で確認した日本人歩き遍路は2019年2,293人から2023年1,963人に減少しました。
外国人歩き遍路の特徴は、2019年に比べ観光遍路が大幅に増加したことです。その要因の一つに、世界的に有名な旅行ガイドブック「ロンリープラネット」で2022年に行くべき旅行先で、四国が第6位に取り上げられたこともあり、ツアー会社主催の5日間程度の歩き遍路を約100グループ確認しました。外国人遍路の約24%(380人)がツアー歩き遍路でした。この傾向は今後も続くと想定されます。
2.観光バスツアーは、非常に低調でした。秋シーズンの観光バスはまばらでした。自家用車遍路も2019年前には回復してないような感じです。

外国人遍路の課題
今年、外国人遍路との交流で感じたことは、流暢な日本語、片言の日本語を喋る遍路が非常に多いと感じました。また、過去、日本在住 の経験もあり日本人の知り合いがいる遍路も多かった。来年以降、日本が初めての多くのロングトレイル愛好家が四国霊場を訪れることが想定されます。
今後、日本に対する知識が乏しい歩き遍路が増加し、それに伴い多くの課題が発生すると想定されます。その課題は
1.宿確保です。言葉が通じない。彼らのスマホはWEB対応。彼らの宿確保手段は、Booking.comとHenro-houseだけ?
.入国時に持ち込んだ遍路用品以外のバッグ・トランクの一時預かり場所はどうしているの?
3.スマホ充電場所等々

2023年歩き遍路の概要