「霊場予備知識」カテゴリーアーカイブ

2020年上期 歩き遍路との出会い状況

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更新日:2019/01/03

はじめに
とある歩き遍路は、2018年8月より「11番札所藤井寺脇『めだかの里』」で四国遍路参拝状況の定点観測をしている。
この期は、コロナウイルスの影響でお遍路さんは激減。

今年上半期の状況を要約してみると
2020年上期に確認したお遍路さんは340組403名(2019:1415組1910人)。外国人遍路は62組87人:22%(2019:265組403名:21%:)。歩き遍路さんは昨年の20%程度。
・1月:今年は閏年のため1-3月は例年より少なめかな?と想定。車遍路は少ない。歩き遍路はデータとしては昨年並み。順調?。
・2月:とある歩き遍路は上旬めだかの里を2週間余り閉館した。開館した下旬には多くの歩き遍路を確認。今年も順調だ???。コロナウイルスの影響は殆ど無し?。
・3月:2日、政府は小中高学校の全国一斉休校を発表。コロナウイルスに関心が高まる?。徐々に減少。
・4月:8日、東京等が非常事態宣言。18日、政府の非常事態宣言を受け四国88カ所霊場会は参拝自粛依頼。これを受けめだかの里前を通過するお遍路は「ほぼ0」。通過するお遍路さんの多くが逆打ち遍路。逆打ち遍路の多くがばい菌扱いされ苦心する。
・5月:11日、四国88カ所霊場会「非常事態宣言」解除。しかし、四国発の高速バスは運休。めだかの里を通過するお遍路はまばら
・6月:政府は緊急事態宣言解除。めだかの里前を通過する歩き遍路、車遍路が目立つようになる。

・今年はうるう年、 1月から3月までは、逆打ちに挑戦する遍路のため若干減少するのかなと想定。実態は、車遍路は想定通り少ない。しかし、歩き遍路・外国人お遍路は例年並み?。
非常事態宣言された4月中旬以降、歩き遍路は激減。見かけるのはコロナウイルス騒動以前に逆打ちに挑戦した遍路さんが想定以上に多い感じ。また、外国人遍路は日本在住の外国人がチラホラ
・通年、この時期、観光バスを多く見かけるが、今年、とある歩き遍路が確認した観光バスは僅か2台。
・外国人遍路はここ数年着実に増加していたが。コロナウイルス騒動による影響は何時回復する?。

2020年上半期の特記事項
1.外国人遍路について

・1月から3月までは例年以上のお遍路が。しかし、3月末からのコロナ騒動で外国人は日本への入国ができない状況下においも日本在住の外国人が四国遍路に訪れている。四国遍路の知名度の向上‽、それとも3密を避けて四国遍路に出る?。
・四国遍路は着実に外国人の中で人気は高まっている?。
・しかし、その回復時期は何時になるのかな?

2.逆打ち歩き遍路について
とある歩き遍路は前回の閏年2016年に二回目の区切り歩き遍路に挑戦したとき、部分的に逆打ち遍路に挑戦。その時には、逆打ち歩き遍路をあまり見かけなかった。今回判明したことは、歩き遍路にも逆打ち遍路に挑戦するお遍路さんが多いことに少し驚きを感じた。また、初めての歩き遍路で逆打ち遍路に挑戦したお遍路さんがいたことにもチョット驚き

3.コロナウイルスの影響について
コロナウイルスが引き金になったのかな?。この6月1日、12番札所焼山寺麓の鍋岩集落にあった「お遍路宿なべいわ荘」が閉館。お遍路さんにとって宿が必要な鍋岩周辺が遍路宿空白地帯?に。四国遍路の第一関門の地に宿問題を突き付けてきた。

鍋岩集落は12番札所藤井寺から標高差約1200m登った約17㎞地点にある。
ここに宿が無ければ更に数キロ先の神山町中心部まで歩かなければならない。体力的に厳しい区間だ。この地に宿泊施設が無ければ、この区間の歩き遍路を諦め、11番札所藤井寺から吉野川市中心部に引き返し公共交通機関を利用し12番札所焼山寺へ向かわなければならないお遍路さんが出てくると想定される。
鍋岩周辺にはキャンプ地もないためこの周辺で無断野宿者が発生し周辺住民とのトラブルも懸念される。
四国遍路を目指すお遍路さん、四国遍路文化継承のために鍋岩集落周辺には遍路宿が必要。

政府の緊急事態宣言を受け11番札所手前にある無料宿泊施設である「鴨の湯」が閉鎖。この情報を把握できず、「鴨の湯」を目指したお遍路さんは新たな野宿場を探すために周辺を徘徊。とある歩き遍路は野宿場所に困っている7名のお遍路さんに対してめだかの里で野営場所を提供。

近年、歩き遍路さんのためのゲストハウスがオープンしている。オーナ―の多くが四国遍路の魅力にはまった四国以外からの移住者。彼らは、この騒動化においても感染予防対策を講じお遍路さんに宿を提供したいが、もし、コロナウイルス感染者が発生すると廃業を覚悟しなければならないのでジレンマに落ちいっている。

コロナウイルス騒動で、四国遍路に関する課題が発生している。課題の洗い出しとその解決策が四国遍路発展に寄与するのでは?。
この騒ぎで閉鎖する遍路宿が出てくると想定される。情報があれば教えて。

4.その他
・17番札所傍の善根宿「栄タクシー」と22番札所脇の善根宿「菊屋」が閉鎖。時代の変化かな?。
・昨年かな?。2番札所金泉寺宿坊が閉鎖。とある歩き遍路は・・・・・・
・40番札所観自在寺の通夜堂が一泊1000円(シャワー付き)の宿に。とある歩き遍路はいい方向だなと感じています。


外国人遍路と日本人遍路の比較(外国人33/日本人165

年齢  外国人遍路は若者遍路が58% 日本人は高齢者遍路が
外国人 ~39歳: 19組(58%)  ~59歳:   4組(12%)  
60歳~:  10組(30%)
日本人 ~39歳: 27組(16%)     ~59歳: 24組(15%)  
60歳~:114組(69%)

宿泊 外国人&日本人若者は野宿/宿遍路が多い 
野宿遍路 外国人: 18組(55%) 日本人:20組(12%)

性別 日本人は男性が多い 外国人はペア・グループが多い
外国人 男: 19組(58%)  女性:6組(18%)  
ペア・グループ:7組(21%)  団体:1組
日本人 男:121組(73%)   女性:28組(17%)  
ペア・グループ:16組(10%) 団体:0組

打ち方 コロナの影響で研修遍路無し
外国人 通し: 21組(64%) 区切り:10組(30%) 
  観光/体験:2組(10%)
日本人 通し:95組(58%)  区切り:70組(42%) 
  研修等:ー組(0%)
今年はうるう年。歩き遍路も逆打ちが目立った。26組(16%)

回数 外国人5回が3名も  日本人の最高は1X回
外国人 初めて:30組(91%) 2回:ー組(0%)  
3回目:ー組(0%)  5回目:3組(9%)
日本人 初めて:105組(64%) 2回:20組(12%)  
3~5回:38組(23%) 5回~:2組(1%)
  60歳以上は約48%が複数回

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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その9:12番札所焼山寺傍のなべいわ荘が閉館!。要注意)

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ブログUP日:2020/06/11

四国遍路の最初の難所は「11番札所藤井寺から12番札所焼山寺への遍路転がし(約13㎞、標高差約1200m)」。殆どのお遍路さんは11番札所藤井寺周辺を起点にこの区間をお遍路。60-70%のお遍路さんは鍋岩周辺に宿泊。20-30%のお遍路さんは神山温泉周辺もしくは植村旅館まで。健脚者は13番札所大日寺まで足を延ばしているのが実態ではないかと思う。

6月1日、12番札所焼山寺麓の遍路宿「なべいわ荘」が廃業。コロナウイルスが引き金?。
鍋岩は、四国遍路道の「最初の関所?」。ここを通過一休みし、次の目的地である13番札所大日寺へ。
昨年まで、この周辺には、「焼山寺宿坊」「なべいわ荘」「すだち館」「GH杖杉庵」「もりあんLoft」。ここを少し辿ったところの神山町に「旅館さくら」「神山温泉ホテル」「民宿つじ荘」「民宿明日香」等のお遍路宿があった。
今回「なべいわ荘」が閉館。昨年には「すだち館」「GH杖杉庵」「民宿つじ荘」「民宿明日香」が廃業。
現在、鍋岩にある宿は、不定期営業の「焼山寺宿坊」、「もりあんLoft」と「すだちの里」だけとなった。

また、発心の地では、徳島周辺の「民宿里山辺」「善根宿さかえタクシー」、22番札所傍の「善根宿菊屋」、 23番札所傍の「国民宿舎うみがめ荘」 等が廃業。3番札所脇の「坂東旅館」が休館。今回のコロナウイルスの影響で高齢者経営等の遍路宿の廃業が懸念される。

鍋岩は四国遍路の最初の関所、この地に遍路宿が無ければ、11番札所藤井寺から12番札所焼山寺までの歩き遍路をあきらめなければならないお遍路さんも?。

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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その8:バイ菌遍路について?)

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ブログUP日:2020/06/03

めだかの里周辺で 5月に確認した歩き遍路は20名(日本人は17名、外国人は3名)。外国人は日本在住の英会話学校の先生等。日本人は 多くがコロナウイルス非常事態宣言前に逆打ちで歩き遍路を始めたお遍路さん。これらの日本人遍路が困ったことは、殆どのお遍路宿は営業自粛していた。また、善根宿、通夜堂も閉鎖されていた。 歩き遍路さんは県外からの流入者であるためバイ菌扱いされ ビジネスホテル等でもトラブルに。宿泊場所確保には苦労したそうだ。


江戸期から戦後1940年代までは、聖地巡礼者である僧侶、信者の他、諸国からハンセン病患者、食い詰めた「乞食遍路(差別用語)」と呼ばれる者たちが四国へ流れ込んで物乞い・強盗をはたらくなどの不埒な者も多かったため、当時の遍路は差別的な目で見られていた可能性があると思われる。 (Wikipedia抜粋)

昭和8年(1933年)藤井寺麓の遍路宿生まれのSさんに話を聞いた。昭和30年頃まで、藤井寺周辺には8件の遍路宿があった。Sさんの実家は遍路宿。8部屋、布団は150程度準備。雑魚寝が普通。お彼岸さん前後には多くのお遍路さんが宿泊。らい病患者、結核患者、乞食遍路等は宿には泊めてもらえず、仁王門周辺等で雨露を凌いでいたそうだ。

とある歩き遍路は昭和24年(1949年)生まれ。実家は「18番札所恩山寺遍路道より0.5㎞程東側にある」。幼少期の頃 (昭和30年頃)、お遍路さんが沿道の民家を托鉢。とある歩き遍路は托鉢に来たお遍路さんに手渡しを避け少しのお米等を恐る恐る・・。幼少期、お遍路さんは物もらい/怖いものだと思っていた。

2016年5月、遍路道調査の際、宇和島城を訪れた。宇和島城観光ガイドさんに江戸期の宇和島城下の遍路事情を聞くことができた。宇和島藩は、馬目木大師北側の神田川脇に「南の番所」。別格06番龍光院に「北の番所」を設け、 城下の通過を禁止し、神田川沿い左回りの遍路道を辿って龍光院へ行かせ、 城下に出入りする旅人を厳しく管理。藩内の滞在期間は7日以内に限定。一方、お遍路途中、藩内で病気等困ったことがあれば「庄屋等に申し出ることと御触れを出している」とのこと。


昔は、「疫病持ち、乞食遍路?等のバイ菌遍路」も多く、地元の住民はこれらのバイ菌遍路の対応には苦慮したであろう???。お遍路事情に詳しい人たちの意見等から「各集落はこれらのバイ菌遍路が軒先等に野宿されることを避けるため集落の一角に、 これらのバイ菌遍路を隔離するための建物を設けた。この建物が善根宿であり・・・・・のかな???」。
昔、バイ菌遍路は嫌われ者ではあったが、必要な宿泊所等は確保されていたのかな?。しかし、今回のコロナウイルス騒動では、歩き遍路はバイ菌と見られ、どこにも避難所は無く、バイ菌そのもので❓、差別を❔受け、大変であったようで・・・。
昔の善根宿の役割は、現在の善根宿の役割とは異なる?。現在、無料の善根宿に若者遍路、外国人遍路が多く押しかけ、一部遍路は飲酒等で近隣に迷惑をかけるなどマナーを無視した行動が多々あり、善根宿主は失望を感じ閉鎖する事例も見られる❔。
今後、善根宿にあり方、ネーミングについては現在の状況を踏まえ・・・?。(とある歩き遍路)


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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その7:霊場会、各寺に5月11日再開要請。しかし、現状は・・・)

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ブログUP日:2020/05/14

4月18日以降の四国の現状

4月18日、四国八十八ケ所霊場会は参拝の自粛を公式に発表。これを受け、殆どの札所が閉山もしくは納経所の閉鎖。また、この時期から、四国発の高速バスは殆どが運休したため歩き遍路は殆ど見かけなくなった。それ以降、めだかの里周辺で確認した歩き遍路は20組足らず。日本人 遍路は、コロナ問題がクローズアップされる前?の 3月末前後に開始した逆打ち遍路さんが殆ど?。彼らは複数回の歩き遍路経験者で、ある程度、状況を把握していたものの宿確保には苦労。ビジネスホテルが頼りであったそうだ。一方、外国人遍路は英会話教室の講師等で日本在住でコロナ問題が大きく取り上げられた4月20日以降?休職等となったため?遍路を開始。
11番札所近くの吉野旅館、19番札所近くの鮒の里はで多くのキャンセルが発生。また、新たな問い合わせに対しては現状を説明し自粛を要請ている。このため宿泊するお遍路さんの殆どが逆打ち。
愛媛の遍路宿常盤旅館に問い合わせ。お遍路さんの問い合わせに対し現状を説明し自粛を要請。4月20日以降、お遍路さんはほとんど「0」。
香川県も殆どお遍路さんを見かけない。時たま見かける外国人観光者は日本語を話せる在留外国人だそうです。

5月9日、めだかの里近くでドイツ人歩き遍路を確認。彼は昨年9月より名古屋で英会話教室の講師をしていたがコロナウイルスの影響で休業中・解雇?。遍路地図・納経帳も持たず野宿主体の歩き遍路に・・・・・。
5月15日、日本人お遍路さんがめだかの里前を。彼は4月13日、逆打ち遍路を開始。愛媛、高知は宿確保が大変。ビジネスホテルを利用し何とか切り抜けてきた。4月17日?以降大変になると想像していたが、これほど大変であるとは思ってもいなかった。

徳島県内の状況は、感染者数は5名。クルーズ船1名。京都産業大学生2名。関東圏への旅行者1名。兵庫県淡路島の住民が徳島県の病院へ通院。全て発生源は県外から。このためパチンコ店、一部飲食店は県外ナンバーお断り。徳島県は他県からの訪問者に神経をとがらせている。

県外客お断りの看板(2020.5)

5月12日の状況

四国八十八ケ所霊場会HP(2020.05.14)で「『非常事態宣言』が四国四県すべてで解除されるまで納経所などの受付を基本的に8時~16時まで時間短縮いたします。 」。しかし、6ケ寺は次のようになっています。

徳島4大日寺納経所のみ閉鎖未定
徳島7十楽寺閉山5月16日
徳島12焼山寺時間短縮:9時〜16時未定
愛媛54延命寺閉山未定
愛媛56泰山時閉山未定
高知県35清瀧寺通夜堂のみ閉鎖未定

11番札所藤井寺 5/14 状況。納経者は車遍路の5名?。徳島県人?

吉野旅館、鮒の里からの情報:情報確認・予約確認の電話が時たまあるが現状を説明し自粛を求めているとのこと。しかし、コロナウイルス問題がクローズアップする前に出発した逆打ち遍路さんには有難い。連絡すればOKだよ。
徳島発の高速バスの状況はこのとおり現在は全て運休。徳島発の他県へのアクセスは減便されたJRと空路のみ。利用状況はガラガラだそうだ。この状況はしばらく継続しそうですね。

徳島発高速バス時刻表(2020.5.14)

本日、39県の緊急事態宣言の解除が出されましたが、他県からの流入にたいする監視の目は継続。歩き遍路は他県からの人と見られており歩き遍路を快く受け入れる状況には程遠い?。遍路宿の多くは自粛。確保できるかな?。お遍路開始にはちょっと早いかな?。
今後、めだかの里周辺等の歩き遍路状況を報告していくよ!。

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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その6:ゴールデンウィークの遍路は中止だ)

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ブログUP日:2020/04/25

今年のゴールデンウィーク遍路は中止だ。
 ◇四国八十八ケ所霊場の81カ寺で閉山もしくは納経所が閉鎖

 ◇徳島発の高速バスはほぼ運休
 ◇殆どの遍路宿が休館しています。 11番札所手前の吉野旅館、
  19番札所手前の鮒の里主人から 宿泊問い合わせ遍路さんに
  対しては現状を説明しお断りしているとの情報が

 ◇11番札所藤井寺の状況(2020/04/24)

毎年、ゴールデンウイーク前後は毎日30~50名の歩き遍路が。また、10番札所切幡寺のゴールデンウイークのお接待では準備する650食が早々に完食するほどの参拝者が。一年で一番多くのお遍路さんが訪れる時。しかし、今年はここ数日、めだかの里前を通過するお遍路さんはいない。異常事態だよ。

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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その5:霊場会 参拝の自粛を公式に)

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ブログUP日:2020/04/19

四国八十八ケ所霊場会HPのお知らせで 国民お一人お一人の不要不急の外出の自粛の要請を (一社)四国八十八ヶ所霊場会では重大な局面と理解し、参拝におこしになる皆様へ5月6日までの参拝の自粛を公式にお願い申し上げるべきと考えました。
閉山・納経所閉鎖:54カ寺
 徳島:7カ寺。 高知:15カ寺。 愛媛:13カ寺。 香川:19カ寺
 
具体的な宿泊施設名を明らかにしませんが多くの遍路宿が5月6日頃まで休館しています。また、営業していても素泊りとしている遍路宿も。

とある歩き遍路は、このような状況においてお遍路は控えるべきだと思う。

これからも、とある歩き遍路は情報収集に努め発信していきますが、皆さんもアンテナを高くして情報収集に努め、いつお遍路をするか考えてみてください。

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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その4:札所も閉山 )

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ブログUP日:2020/04/16

四国八十八ケ所霊場会HPのお知らせで「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、 納経所などを閉鎖している寺院があることをご了承ください(2020.04.14)」
その札所は何処❔。
 54番札所延命寺: 納経所閉鎖 (4月15日から5月6日まで)
 56番札所泰山寺: 閉山 (4月14日から未定)
 これから閉山する札所も?。

また、今年は閏年。最近めだかの里前を通過するお遍路の何割かが逆打ち。そのお遍路さんからの情報では 遍路宿もちらほら休館しているようだ。

とある歩き遍路は情報収集に努め発信していきますが、皆さんもアンテナを高くして情報収集に努めてください。

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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その3:行事の延期)

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ブログUP日:2020/04/14

例年、5月第3日曜日に開催されている「空海の道ウオーク」(10番札所切幡寺―11番札所藤井寺:14.2㎞ & 11番札所藤井寺ー12番札所焼山寺ー鍋岩集落:15.9㎞)が、新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ延期に。延期予定日は感染拡大状況等を鑑み、今年の秋ごろの開催を目指すとのこと。この行事は県内外の歩き遍路挑戦予定者?、ハイカー等に人気の行事。また、この行事に参加し、歩き遍路に挑戦する人もいると聞いている。人気の行事だが、このご時世。仕方ないですね。
なお、実施時期が明確になり次第周知します。

               一昨年の11番札所

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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その2:交通機関の運休・減便)

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ブログUP日:2020/04/11

4月8日、お遍路宿の状況についてブログUPしたよ。
その日の夕刻、政府が東京、大阪など7都府県に緊急事態宣言を発令したことを受け四国四県は対策を強化。特に徳島、香川県知事は緊急事態宣言対象の7都府県から来県した人に2週間程度は不要不急の外出自粛を要請している。

               4月9日の日経新聞報道

また、4月9日、四国のバス会社は政府の緊急事態宣言を受け、宣言の対象地域である東京や大阪向けの高速バスを運休したり減便したりしている。徳島のある事業者は徳島発のすべての路線を運休することを決定。

                4月10日の日経新聞報道

とある歩き遍路は、 多くの方に歩き遍路を楽しんでもらいたいのですが、行政、交通機関等の対応状況からお遍路さんの減少に伴い遍路宿の休業も拡大することが想定され、歩き遍路を推奨しがたい状況にあるのでチョット様子を見てもらいたい。この状況が少し落ち着いた時点で素敵な歩き遍路に挑戦し楽しんでもらいたいと思います。

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四国路にも新型コロナウイルスの影響が(その1:遍路宿が営業自粛)

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ブログUP日:2020/04/08

4月に入って四国路も多分に漏れず新型コロナウイルスの影響が顕著である。めだかの里周辺で見かける歩き遍路さんが激減している。通年であればこの時期、30数名が行きかうが、今年、見かけるのは数名。特に外国人遍路は殆ど見かけなくなった。また、車、観光バスも同様である。
このような環境下、受け入れ態勢にも変化が。♯36-#37番に位置する人気の遍路宿カメリアさんが営業自粛。

また、11番札所近くに位置し若者、外国人遍路に人気のある無料宿泊施設「癒しの宿 鴨の湯」は当分の間閉鎖に。その理由は、地元の利用者から、今、大流行しているUSA、EUからのお遍路さん、東京等からの若者遍路は危険だ。無料宿泊施設は閉鎖すべきだとの声が多い。また、お遍路さんを見かけるとお湯に入らず帰るお客さんも多い。このような環境下において閉館せざるを得ないのでご理解を。

このような環境下、休館するお遍路宿もあるようだ。これから歩き遍路を計画しているお遍路さんへ。断片的な情報ですが、この現状を知っててね!!!

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