「1番札所~(阿波)」カテゴリーアーカイブ

阿波(徳島県)
発心の道場

別格01番札所大山寺から「古道観音道経由」で06番札所安楽寺へ(その2)

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ブログUP日:2019/05/13

ゴールデンウィーク後半5月5日。松下さんと「別格01番札所大山寺-観音道-上板町泉谷集落-06番札所安楽寺」ルートを調査。そのルート概要は。


(05番札所地蔵寺から山道の車道沿いの遍路道を辿ると別格01番札所大山寺の第一門❔へ。)屋根は補修のためシートで覆われている。

第一門。屋根にはビニールシートが(2019.5.5)
第一門。屋根にはビニールシートが(2019.5.5)
左側の仁王像(2019.5.5)
左側の仁王像(2019.5.5)
右側の仁王像(2019.5.5)
右側の仁王像(2019.5.5)

第一門から約350歩で仁王門へ

第一門から仁王門への参道(2019.5.5)
第一門から仁王門への参道(2019.5.5)
立派な仁王門(2019.5.5)
立派な仁王門(2019.5.5)

仁王門から本堂へはチョットした階段が。お遍路の皆さん境内で上を見上げてみよう!!!。すばらしい瓦、柱等に彫られた彫刻等の芸術品に遭遇できるよ!!!。

仁王門から本堂へ(2019.5.5)
仁王門から本堂へ(2019.5.5)
本堂(2019.5.5)
本堂(2019.5.5)
本堂屋根の彫刻(2019.5.5)
本堂屋根の彫刻(2019.5.5)

境内左側に06番札所安楽寺に通じる「観音道入口」があるよ。この道は「地元保存会」の皆さんによりよく整備されており快適なお遍路ができるよ。

境内本堂左手に観音道入口が(2019.5.5)
境内本堂左手に観音道入口が(2019.5.5)
観音道はよく整備されている(2019.5.5)
観音道はよく整備されている(2019.5.5)

遍路道沿いには観音像(25像残存/33像)&地蔵さん等が

江戸期観音像(11/33)(2019.5.5)
江戸期観音像(11/33)(2019.5.5)
地蔵さん(2019.5.5)
地蔵さん(2019.5.5)

途中、車道(約300m)に出る。そこには立派な公衆便所も設置されている。

途中車道に(2019.5.5)
途中車道に(2019.5.5)
立派な町営の公衆便所が(2019.5.5)
立派な町営の公衆便所が(2019.5.5)

山道から集落道出口には変な有刺鉄線が。農作物を獣から守るため集落一帯を通電有刺鉄線を張り巡らせているのだ。

集落道へ、ちょっと気になるものが(2019.5.5)
集落道へ、ちょっと気になるものが(2019.5.5)
獣除け通電有刺鉄線が(2019.5.5)
獣除け通電有刺鉄線が(2019.5.5)

集落付近からの眺めはGoo!!!。吉野川流域が展望できる。

眺めはGoo!。吉野川流域を全貌(2019.5.5)
眺めはGoo!。吉野川流域を全貌(2019.5.5)
集落道(2019.5.5)
集落道(2019.5.5)

集落道を100m程度進むと右に民家が。民家手前で右折し塀際の道を1㎞程辿ると観音道終点である和泉寺へ。和泉寺経由で06番札所安楽寺へ向かうお遍路さんへ。この古道は「観音道保存会」により維持管理できているが夏場にはマムシが出没・ブッシュに覆われるそうなので気を付けてね。

地元住民が維持管理の古道(2019.5.5)
地元住民が維持管理する古道(2019.5.5)
観音道終点の和泉寺(2019.5.5)
観音道終点の和泉寺(2019.5.5)

06番札所安楽寺へは、ここは直進し

古道は右塀際を。遍路道は直進(2019.5.5)
古道は右塀際を。遍路道は直進(2019.5.5)

長閑な田んぼ道、高速道路下を遍路

現在の遍路道(2019.5.5)
現在の遍路道(2019.5.5)
和三盆糖工場脇を遍路(2019.5.5)
和三盆糖工場脇を遍路(2019.5.5)

少し遍路すると徳島県畜産試験場へ。ここからは右折し、四国の道を辿り06番札所安楽寺めざし遍路する。

四国の道を辿る(2019.5.5)
四国の道を辿る(2019.5.5)
安楽寺への遍路道(2019.5.5)
安楽寺への遍路道(2019.5.5)

途中、未整備なところもあるが、土手沿いの田舎道を辿り安楽寺を目指す。

未整備な土手沿い遍路道(2019.5.5)
未整備な土手沿い遍路道(2019.5.5)
安楽寺まで約300m(2019.5.5)
安楽寺まで約300m(2019.5.5)
安楽寺駐車場が(2019.5.5)
安楽寺駐車場が(2019.5.5)

06番札所安楽寺へ到着

安楽寺仁王門(2016.1)
安楽寺仁王門(2016.1)
安楽寺本堂(2016.1)
安楽寺本堂(2016.1)

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別格01番札所大山寺から06番札所安楽寺へ「古道観音道を調査」(その1)

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ブログUP日:2019/05/09

しばらくご無沙汰しておりました。久々のブログUP。新たな遍路道情報だよ!!!。                    別格霊場への遍路道は十分に把握されている?!?。別格霊場への遍路道は古道でなく?車道沿いの遍路道?が多い気がしないでもない。今年は四国別格二十霊場開創50周年(1969年:昭和44年)。歴史は浅いんですよ。
現在、私たちが遍路している道?は、宮崎建樹氏が「江戸期前半に真念さんが開創したルートを精魂込めて辿り作成した『四国遍路ひとり歩き同行二人』がベース」。
戦後に開創された四国別格二十霊場への遍路道は、車時代のはしり時期の車道を結んでいった??。宮崎さんは「真念さんが辿った遍路道」と「新たに創設された別格霊場への古道」を調査確認する時間的余裕がなかったのでは??。


別格01番霊場大山寺への歩き遍路道も車道沿いだ。外人用遍路地図「Shikoku Japan 88 Route Guide」著者松下さんが06番札所安楽寺から上板町泉谷集落経由で別格01番札所へ至る古道ルートがあるとの情報を入手。2019年5月5日、松下さんが、この古道を調査遍路。私はこの調査に同行させてもらった。
今回の調査は幸運であった‼。この古道登り口で、この古道を維持管理している保存会グループの一人である「高田さん」に出会ったのだ。

観音道登口で高田さんと(2019.5.5)
観音道登口で高田さんと(2019.5.5)
登り口にある高田宅(2019.5.5)
登り口にある高田宅(2019.5.5)

高田さんから大山寺への遍路道情報、ルート地図等をGet。
観音道は和泉(わせん)寺から別格01番札所大山寺に至る山道。
「古道観音道」について
「大山寺本尊 千手観音菩薩-和泉寺本尊 十一面観世音菩薩」の両寺を結ぶ参拝道として発展してきました。参道には文化12年(1815年)から文政7年(1824年)の間に建立されたと思われる石仏33基が建立されていました。また、昭和30年頃(1955年頃)まで活躍していた炭焼き小屋等がありました。その後、参拝者等も減り観音道は草木に埋もれていました。
平成20年(2008年)12月、GPSを頼りに観音道調査を開始。翌年6月に「観音道保存会」が生まれる。保存会は、倒木の除去・仮橋の設置・案内木札の取付。また、石仏調査(石仏の確認・寄進者調査等)を行った結果、現在は、25基(谷水に流されたり山林の開発により8期が不明)が残存。
「観音道保存会」は、和泉寺から大山寺まで年二回「観音道ウォーク」を行い山道の保全等に努めています。登山道は4.5㎞ 山歩きとしては中級程度。
現在、この古道を往来するのは殆どが地元住民だよ!!!。
残念なことにお遍路さんの姿はほとんど見かけないそうだ!

観音道終点の和泉寺(2019.5.5)
観音道終点の和泉寺(2019.5.5)
観音道周辺案内図(2019.5.5)
観音道周辺案内図(2019.5.5)
和泉寺から大山寺までの観音道ルート図(2019.5.5)
和泉寺から大山寺までの観音道ルート図(2019.5.5)
年二回の定例山行(2019.4.14)
年二回の定例山行(2019.4.14)

和泉寺は延暦14年(785年)建立。本尊 十一面観音菩薩。宗派真言宗高野派の名刹。

左 仁王像(2019.5.5)
左 仁王像(2019.5.5)
和泉寺仁王門(2019.5.5)
和泉寺仁王門(2019.5.5)
右 仁王像(2019.5.5)
右 仁王像(2019.5.5)

仁王門から少し進むと本堂。本堂右脇に観音道終点33番目の石像

和泉寺本堂(2019.5.5)
和泉寺本堂(2019.5.5)
本堂右側に 33番目の観音像が(2019.5.5)
本堂右側に 33番目の観音像が(2019.5.5)
33番目の観音像(2019.5.5)
33番目の観音像(2019.5.5)

今回、06番札所安楽寺-観音道-別格01番札所大山寺を往復遍路調査を終えた実感は、この「観音道」は「別格01番札所大山寺」から「和泉寺」への参道。更に「06番札所安楽寺」に繋がっていたことを確信する。その理由は、別格01番札所大山寺から06番札所安楽寺方面への参道に江戸期建立の観音像が33基(現存25基)。その先には弘化四年(1848年)建立の石灯篭、江戸期建立の06番札所安楽寺への丁石等が線上に点在しているのだ。

江戸期観音像(11/33)(2019.5.5)
江戸期観音像(11/33)(2019.5.5)
弘化4年石灯篭(2019.5.5)
弘化4年石灯篭(2019.5.5)
安楽寺まで11丁石(2019.5.5)
安楽寺まで11丁石(2019.5.5)

別格01番札所大山寺から観音道経由で06番札所安楽寺までのルート概要は(その2)で報告するよ!!!。


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前泊し情報収集 翌朝出発は「観梅苑 01番裏」がGoo!!!  

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ブログUP日:2019/03/01

日本人お遍路の多くは、当日地元を出発し、午前中に一番札所に到着❓。一番札所でお遍路用品を調達し、慌ただしく歩き遍路を始めるお遍路さんが多いように感じる?!?。

とある歩き遍路が感じることは、前日、一番札所近くの遍路宿に宿泊し、遍路用品を吟味・調達、お遍路に必要な情報を収集し、翌日、朝一番に宿を出発するのもよいな!!。

そんな宿はどこに有るの???。
とある歩きは遍路はチョット・・・・・・   「観梅苑」をお勧めするよ!!!。観梅苑は霊山寺仁王門脇を通り大麻比子神社の大鳥居をくぐり石灯篭・松並木の素敵な参道を約700mは辿ると左側に有るよ。

この宿の素敵なサービスは
・いろんな遍路道等のお得な情報が宿の親父さん、パソコン等から得られるよ。例えば:一番札所霊山寺から二番札所極楽寺への古道‼等々。
・荷物の多い外国人遍路、日本人遍路には便利な宿だよ‼。長期間におよぶ遍路期間中、お遍路には不要な手荷物を預かってくれるのだ!!!。
・素敵な遍路用品を「浅野総本店スモトリ屋」で調達された遍路さんへ‼。調達用品を「観梅苑」でゲットできるよ‼。
歩き遍路必需品の調達方法はここをクリックしてね!


「観梅苑」へのへんろ道はGOO。大麻比子神社大鳥居、石灯篭、松並木の参道だ!!!

観梅荘へのへんろ道(大麻比子神社大鳥居/石灯篭:2019月分.02)
観梅苑へのへんろ道(大麻比子神社大鳥居/石灯篭:2019月分.02)
松並木/石灯篭(2019.2)
松並木/石灯篭(2019.2)

観梅苑は参道の左脇に。談話室は猛虎グッズで一杯

観梅荘は参道の左に(2019.2)
観梅苑は参道の左に(2019.2)
談話室で猛虎ファンのご主人と(2019.2)
談話室で猛虎ファンのご主人と(2019.2)

広い食堂と和室

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広い和室(2019.2)
広い和室(2019.2)

大谷焼タイル風呂&トイレ

HYD_0108

トイレはウオシュレット(2019.2)
トイレはウオシュレット(2019.2)

「観梅苑」は 和室:4室ほか
位置図:Google Map
Wifi:◎。トイレ:ウオシュレット。浴室:普通
洗濯機:200円  乾燥機:100円
料金:一泊二食;7,200円  素泊り:5,000円。
連絡先:088-689-0697
特記事項:
・手荷物預かりサービス。特に外国人遍路にお勧め
・荷物の多いお遍路さんには高速鳴門西バス停、JR坂東駅への送サービス有り

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JR徳島駅前 至極便利な「ビジネス旅館さくら荘(17-18番)」

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ブログUP日:2019/02/08

JR徳島駅から歩いて3分。高層ビル四国電力&NHK徳島支局の中間にあるのが「ビジネス旅館さくら荘」。外国人お遍路に人気がある。特に長期間手荷物預かりサービスはGoo‼。


「さくら荘」はNHKと四国電力の中間に

NHK支局脇の「さくら荘」(2019.01)
NHK支局脇の「さくら荘」(2019.01)
NHk徳島支局脇の「さくら荘](2019.01)
NHk徳島支局脇の「さくら荘」(2019.01)
脇には四国電力が(2019.01)
脇には四国電力が(2019.01)

ロビー&和室

受付(2019.1)
受付(2019.1)
和室(2019.01)
和室(2019.01)

風呂場&トイレ

風呂場(2019.01)
風呂場(2019.01)
トイレはウオシュレット(2019.01)
トイレはウオシュレット(2019.01)

「ビジネス旅館 さくら荘」は 和室:12室
位置図:Google Map
Wifi:◎。トイレ:ウオシュレット。浴室:普通
洗濯機・乾燥機:お接待
料金:素泊り 3,300円。
連絡先:088-652-9575
特記事項:お遍路さんに対する手荷物預かりサービス

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甦った古道「19番-20番鶴林寺 櫛淵真念へんろ道」

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ブログUP日:2019/02/01

19番札所立江寺から20番札所鶴林寺までの遍路道には四国遍路道で一番古い丁石(1366年)、江戸期(真念しるべ石)、明治期(中務茂兵衛)等多くのしるべ石が残存している。
昨年12月15日、「江戸期真念しるべ石」に焦点を当て「20番札所鶴林寺への遍路道に古道が!?! 『仮称:19-20番鶴林寺真念道』確認遍路(その1)!!!」をブログUPしたよ。

赤:従来遍路道 6.9㎞ 黒:真念古道 7.4㎞(2018.12)
赤:従来遍路道 6.9㎞ 黒:真念古道 7.4㎞(2018.12)

2019年1月28日、「この古道」並びに「国史跡18番恩山寺/19番立江寺道(2016.10.3)0.9㎞」等 小松島市にある遍路道を多くのお遍路さんに知ってもらい/保存するため「地元櫛淵法泉寺 住職 & 遍路宿 鮒の里主」を核に「小松島遍路道保存会」を設立した。

徳島新聞切り抜き(2019.1)
徳島新聞切り抜き(2019.1)

設立後の最初の取り組みとして2019年1月29日、「真念しるべ石が3基残存」している「19番札所立江寺から櫛淵真念へんろ道経由で勝浦町沼江大師までの約5.4㎞に「道しるべ」を設置。当日はNHKが取材に。その状況は当日「NHK とく6徳島」で放映された!。

NHK とく6(2019.1)
NHK とく6(2019.1)

IMG_20104


道しるべが整理され、甦った「19番ー20番鶴林寺 櫛淵真念へんろ道」!!!。立江寺から約1㎞地点で江戸後期に設けられた「照蓮しるべ石」を右に

照蓮石碑に道しるべ(2019.1)
照蓮石碑に道しるべ(2019.1)

IMG_20108

長閑な遍路道を

みかん畑沿いの遍路道(2018.11)
みかん畑沿いの遍路道(2018.11)
真念へんろ道(2019.1)
真念へんろ道(2019.1)

現在のへんろ道と合流する手前に「最初の真念しるべ石」が

真念しるべ石が(2018.11)
真念しるべ石が(2018.11)
持ち運びもできる状態の真念しるべ石(2018.11)
持ち運びもできる状態の真念しるべ石(2018.11)

第一「真念しるべ石」から500m程遍路すると左に消防車庫が
反対側のブロック塀陰に第二「真念しるべ石」が。知らないと通り過ぎてしまうよ!。

第二の真念しるべ石は何処に?(2018.11)
第二の真念しるべ石は何処に?(2018.11)
ブロゥク塀影に/明治時代の道しるべは右折の矢印が(2018.11)
ブロゥク塀影に/明治時代の道しるべは右折の矢印が(2018.11)

ここを右折し峠越えの古道へ遍路。シイタケ菌床栽培農家を抜けると第三「真念しるべ石」が

遥か向こうに第3の真念しるべ石が(2018.11)
遥か向こうに第3の真念しるべ石が(2018.11)

IMG_20111

ここから先は竹林を遍路

竹林のへんろ道(2019.1)
竹林のへんろ道(2019.1)
NHKのカメラ班と(2019.1)
NHKのカメラ班と(2019.1)

竹林を抜けると、小松島市と勝浦町との境に。このルートは昭和30年頃までは生活道路。ここに江戸期に設けられた地蔵さんが

昭和60年(1985年)移設の地蔵菩薩(2018.11)
昭和60年(1985年)移設の地蔵菩薩(2018.11)
地蔵尊由来(2018.11)
地蔵尊由来(2018.11)

ここから少し遍路すると地蔵さんへ。ここからの眺めはGoo

峠から沼江方面を望む(2019.1)
峠から沼江方面を望む(2019.1)

IMG_20117

ここから景色が変化。昭和30年頃に開発されたミカン畑が。ここを1㎞程遍路すると現在のへんろ道と合流

柿畑/みかん畑が(2018.11)
柿畑/みかん畑が(2018.11)
現在の遍路道に合流(2018.11)
現在の遍路道に合流(2018.11)

◇「櫛淵真念へんろ道」の特徴は、
・真念しるべ石・江戸期のしるべ石等が盛り沢山。長閑な田んぼ
竹林、ミカン畑のへんろ道。交通量が少なく安全。
しかし、距離は0.5㎞程長く、標高差(約100m)がある。
・体力はチョットだけ要するが・・・・・
・とある歩き遍路は「櫛淵真念へんろ道」を推奨するよ!!!。

◇「櫛淵真念へんろ道」に関する問い合わせは
「小松島へんろ道保存会 事務局 遍路宿鮒の里
電話番号:0885-37-1127

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格安/清楚な「ゲストハウス CHANNEL-KAN(10-11番札所)」

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ブログUP日:2019/01/24

「GH チャンネルカン」はドミトリータイプの遍路宿。格安/清楚で外国人&若者日本人遍路に人気がある。11番札所藤井寺手前約2.5㎞。四国最大の吉野川沿いにあるよ!。また、周辺札所への送迎サービスも提供しているよ‼。


吉野川中央大橋を渡り300mほど遍路すると左手にチャンネルカンが。

前景(2019.1)
前景(2019.1)
ロビー(2019.1)
ロビー(2019.1)

部屋はドミトリ-タイプ(4人部屋)が2室。和室(2人部屋)が1室

ドミトリータイプ(2019.2)
ドミトリータイプ(2019.2)
和室(2019.1)
和室(2019.1)

受付兼談話コーナ。トイレはウオシュレット。

玄関(2019.1)
(2019.1)
トイレ(2019.1)
トイレ(2019.1)

「チャンネル館」は、ドミトリ-ル-ム:2室(8人) ドミトリー和室:1室(2人)。
位置図:Google Map
Wifi:◎。トイレ:ウオシュレット。浴室:シャワールーム
洗濯機:100円。乾燥機:200円
料金:ドミトリ-ル-ム一泊 2,900円。和室ドミトリー 3,500円
連絡先:axtrading.chk@gmail.com 0883-24-7059
特記事項:5番~11番札所への送迎サービス有。要事前予約
◇◇◇◇◇英語対応ok。

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20番札所鶴林寺への遍路道に古道が!?! 「仮称:19-20番鶴林寺真念道」確認遍路(その1)!!!

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ブログUP日:2018/12/15

・19番札所立江寺から20番札所鶴林寺までの遍路道には四国遍路道で一番古い丁石(1366年)、江戸期(真念しるべ石)、明治期(中務茂兵衛)等多くのしるべ石が残存している。
・現在の遍路道から外れた道沿いにも「真念しるべ石」&「文化文政(1790年頃)の地蔵尊」等多くのしるべ石が残存している。
・小松島市立江町の「団塊世代の遍路大将 遍路宿 鮒の里 主の吉成さん」は、「遍路道から外れた道沿いの江戸期の真念しるべ石等」に着眼。「遥か昔(江戸期)のルートがあるはずと!!?」。親父さん・村の長老、遍路大将の若き時代の記憶を頼りに、そのルートを調査してきたのだ!!!。
・このルートの全容が見えてきたので「『遍路宿 鮒の里』から『19番札所立江寺白鷺橋経由し現在の遍路道&古道の合流地点である勝浦町生比奈』までの約7㎞」を3回ルート探索。
2018年11月22日「鮒の里主吉成さん&丸橋さん」。11月24日には「鮒の里の主吉成さん&山下先達者」。12月1日「英語版遍路地図『Shikoku Japan 88 Route Guideの作成者松下さん」と。

案内人の『鮒の里』主吉成さん(2018.11)
案内人の『鮒の里』主吉成さん(2018.11)

本区間を「英語版遍路地図『Shikoku Japan 88 Route Guide』作成者松下さん」がプロットした地図は次のとおりだよ!!!。既存遍路道(赤線)は6.9㎞。真念古道(黒線)は7.4㎞。古道が500m程長いが安全で情緒があるよ!!!。

赤:従来遍路道 6.9㎞ 黒:真念古道 7.4㎞(2018.12)
赤:従来遍路道 6.9㎞ 黒:真念古道 7.4㎞(2018.12)

「鮒の里」から約300m遍路すると、19番札所立江寺傍の「白鷺橋」手前に「中務茂兵衛(なかつか さもへい)しるべ石」が

白鷺橋傍にある「中務茂兵衛 しるべ石」(2018.11)
白鷺橋傍にある「中務茂兵衛 しるべ石」(2018.11)
中塚茂兵衛脇にあるXXしるべ石(2018.11)
中務茂兵衛脇にある照蓮しるべ石(2018.11)

「中務茂兵衛しるべ石」から300m程遍路すると「立江寺奥の院」への「大きなしるべ石」。

奥の院へのしるべ石(2018.11)
奥の院へのしるべ石(2018.11)
奥の院(2018.11)
奥の院(2018.11)

奥の院から少し打ち戻し現在の遍路道へ。ここに「古いしるべ石(昭和10年)」が。この「しるべ石」は現在の道路新設時に移設されたであろうか?!?。

旧道より現在の遍路道へ(2018.11)
旧道より現在の遍路道へ(2018.11)
昭和11年設置/いつ移設された?(2018.11)
昭和11年設置/いつ移設された?(2018.11)

現在の遍路道を少し遍路すると右に「江戸期の照蓮しるべ石」が。江戸期の遍路道は山沿いの右生活道へ。しかし、この「しるべ石」は、現在の左県道を示している。県道新設時に移設されたと思われる。

左:現在の遍路道 右:江戸期からの遍路道?
左:現在の遍路道 右:江戸期からの遍路道?
移設された江戸期の道しるべ?(2018.11)
移設された江戸期の道しるべ?(2018.11)

みかん畑沿いの古道?を辿る

みかん畑沿いの遍路道(2018.11)
みかん畑沿いの遍路道(2018.11)
みかん畑沿いの遍路道(2018.11)
みかん畑沿いの遍路道(2018.11)

生活道(古道?)を辿ると高速道路建設現場へ。その近くには江戸期?の地蔵が

高速建設現場に(2018.11)
高速建設現場に(2018.11)

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更に生活道を辿ると、現在の遍路道手前に案内板もなく簡単に持ち運びができる状態の「第一番目の真念しるべ石」が

真念しるべ石が(2018.11)
第一番目の真念しるべ石が(2018.11)
持ち運びもできる状態の真念しるべ石(2018.11)
持ち運びもできる状態の真念しるべ石(2018.11)

そのわきに天満神社が

真念しるべ石脇に天満神社&・・・・(2018.11)
真念しるべ石脇に天満神社&・・・・(2018.11)
真念しるべ石傍に・・・・(2018.11)
真念しるべ石傍に・・・・(2018.11)

そこから昔の遍路道?(現在は生活道)から現在の県道沿いの遍路道を遍路

真念しるべ石からは旧道を(2018.11)
真念しるべ石からは旧道を(2018.11)
第二の真念しるべ石は何処に?(2018.11)
第二の真念しるべ石は何処に?(2018.11)

現在の県道遍路道を少し遍路すると「第二番目の真念しるべ石」と「明治期のしるべ石」があるが、ブロック塀に遮られて見ることができないので通り過ぎてしまう!!!。現在の遍路道はここを直進だが「明治期のしるべ石」は右折の矢印が

ブロゥク塀影に/明治時代の道しるべは右折の矢印が(2018.11)
ブロゥク塀影に/明治時代の道しるべは右折の矢印が(2018.11)

更に遍路すると「江戸期のお堂」&「第三番目の真念しるべ石」がある。

遥か向こうに第3の真念しるべ石が(2018.11)
遥か向こうに第3の真念しるべ石が(2018.11)
年代不詳石仏脇に第三の真念しるべ石が(2018.11)
年代不詳地蔵脇に第三の真念しるべ石が(2018.11)

「第三の真念しるべ石」から少し遍路すると「第三の真念しるべ石」脇にあった同じ形の地蔵が。その地蔵には文政と刻印されている。

無縁仏&文化年間の石仏が(2018.11)
無縁仏&文化年間の石仏が(2018.11)
移設時、設置年度が(2018.11)
移設時、設置年度が(2018.11)

ここから先は「鮒の里 吉成さん」が半年ほどかけて密にルート調査!?!。竹林を遍路し峠!?!へ、

竹林の遍路林(2018.11)
竹林の遍路林(2018.11)

峠!?!には「江戸期寛政2年(1798年)に設けられた地蔵尊」がある!!!。

峠の地蔵菩薩(2018.11)
峠の地蔵菩薩(2018.11)
昭和60年(1985年)移設の地蔵菩薩(2018.11)
昭和60年(1985年)移設の地蔵菩薩(2018.11)

地蔵尊は昭和60年(1985年)に移設?!?。そこには「地蔵尊由来」が記されている。

地蔵尊由来(2018.11)
地蔵尊由来(2018.11)

尾根筋遍路道をすると平成時代に移設された「地蔵」がある。

櫛渕から勝浦町へ(2018.11)
櫛渕から勝浦町へ(2018.11)
移設された・・・・(2018.11)
移設された・・・・(2018.11)

ここから先、20番札所鶴林寺側は様相がガラッと変わる。1960年ごろ「みかん畑」として開発された地形に!?!。ここから「道しるべ」は全くない。開墾された山肌を1㎞程下ると、現在の遍路道に合流。

戦後開発された山肌(2018.11)
戦後開発された山肌(2018.11)
柿畑/みかん畑が(2018.11)
柿畑/みかん畑が(2018.11)

現在の遍路道を少し辿ると「文化年間の石仏」が。

現在の遍路道に合流(2018.11)
現在の遍路道に合流(2018.11)

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この先にコンビニローソンがあるが、ここはローソン少し手前で南側の生活道へ。目印は「生夷神社」の看板。この生活道を辿り勝浦町生比奈へ。JA生比奈脇で現在の地図に記されている遍路道に合流。

戎神社道しるべ前を50mを右に(2018.11)
戎神社道しるべ前を50mを右に(2018.11)
昔の?遍路道(2018.11)
昔の?遍路道(2018.11)

生比奈には和菓子店「前松堂」がある。ここの草餅は美味しいよ。2個220円だ。お茶のお接待もあるので立ち寄ってみては如何!?!。

生名町のお菓子店で休憩(2018.11)
生名町のお菓子店で休憩(2018.11)
美味しい草餅/2個220円から(2018.11)
美味しい草餅/2個220円から(2018.11)
お茶のお接待(2018.11)
お茶のお接待(2018.11)

当該区間の距離を比較
・既存ルートは6.9㎞ 古道ルートは7.4㎞。 古道ルートが500m程長い。
・古道ルートは来年(2019年)3月までに草刈等を行い道しるべを設置し、お遍路さんが「この真念古道」を利用できるようにする予定です。

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遍路宿過疎地に素敵なお宿がオープン「農園ゲストハウス もりあんloft」(12番札所焼山寺 鍋岩)

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ブログUP日:2018/11/20

12番札所焼山寺鍋岩にあった「すだち館」は2018年夏に閉館。この周辺はお遍路宿過疎地!?!。その鍋岩に素敵なお宿「農園ゲストハウス もりあんloft」がある。
「農園ゲストハウス もりあんloft」は2017年12月にオ-プン。すだち倉庫2階を改造した素敵なお宿だ!!!。ただ、部屋数が2部屋と少ないのがチョット残念だ!!!。
オーナの両親は鍋岩出身の「すだち/柚子/キーウィ」生産農家。この農園を引き継ぐ傍らお遍路過疎地である鍋岩に何かお役に立てればと昨年オープン。
仕事の関係上、宿泊予約は電話対応が困難な場合も有り、メールで予約をしていただければ有りがたいとのこと。


「農園ゲストハウス もりあんloft」は鍋岩三叉路左、消防車格納庫脇に

鍋岩分岐、左に「もりあんloft」が(2018.11)
鍋岩分岐、左に「もりあんloft」が(2018.11)
消防車格納庫横にあるよ!!!(2018.11)
消防車格納庫横にあるよ!!!(2018.11)

広くて開放的な玄関/食堂はいいね!!!。

明るいダイニング(2018.11)
明るいダイニング(2018.11)
広く明るい玄関&オーナ(2018.11)
広く明るい玄関&奥さん(2018.11)

部屋は和室とベット形式の二部屋。部屋数が少ないのが残念

和室(2018.11)
和室(2018.11)
洋室は二段ベット2つ(2018.11)
洋室は二段ベット2つ(2018.11)

洋式トイレとお風呂

トイレ(2018.11)
トイレ(2018.11)
風呂(2018.11)
風呂(2018.11)

「農園ゲストハウス もりあんloft」は、和洋室:各1室。
位置図:Googleマップ
Wifi:◎。トイレ:ウオシュレット。浴室:普通
洗濯機:お接待。乾燥機:無(近い将来配置予定)
朝食:6時00分~
料金:一泊2食&セルフ形式お弁当 6,000円。素泊まり 3,000円
連絡先:morian.loft2017@gmail.com 088-668-4670
特記事項:英語対応ok

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めだかの里だより18-4「外国人遍路が多く利用する宿泊施設『鴨の湯』(11番札所藤井寺手前)」

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ブログUP日:2018/11/05

11番札所藤井寺手前約2㎞地点、吉野川市役所庁舎近くに「鴨島温泉『鴨の湯』」がある。「めだかの里」前を通過する野宿スタイルのお遍路の多くは「鴨の湯」へ向かうもしくは「鴨の湯」からのお遍路。その多くが外国人遍路だ!!!。
「鴨の湯」は、利用料は無料。但し、鴨の湯受付で使用管理簿?に氏名等の必要事項を記入すること。また、連泊はできない。寝袋が必要だよ!!!
「鴨の湯」は、遍路道から少し外れるが、吉野川市役所庁舎近くでショッピングセンターへのアクセスGoo、食糧調達は便利。また、温泉入浴料は特別料金だよ!!!。

鴨の湯&ダンジリ(2018.10)
鴨の湯&ダンジリ(2018.10)

宿泊施設は鴨島温泉東側にある。

鴨の湯全景(2018.10)
鴨の湯全景(2018.10)
宿泊施設/左:男部屋 右:女部屋(2018.10)
宿泊施設/左:男部屋 右:女部屋(2018.10)

宿泊施設は男性用3畳&女性用2畳と広くは無いよ!!!。「とある歩き遍路」が訪問したのは15時頃、部屋は温泉施設関係等により整理整頓されていた。お遍路の皆さん:これからも「この有りがたいお接待」が受けられるように使用後の部屋の清掃、残飯/ごみの整理等はキチットしようネ!!!。

男部屋3畳(2018.10)
男部屋3畳(2018.10)
女性用部屋2畳(2018.10)
女性用部屋2畳(2018.10)

洗濯機/乾燥機(有料200円)も配置されている。また、宿泊施設が満室であれば脇にある東屋での宿泊も可能だよ!!!。また、テント設営する場合は許可を得てね!!!。

洗濯機/乾燥機もあるよ!!!(2018.10)
洗濯機/乾燥機もあるよ!!!(2018.10)
宿泊施設(2018.10)
宿泊施設(2018.10)

なお、鴨の湯入浴料:一般入浴者は500円であるが、お遍路さんは400円だよ。

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20番札所鶴林寺麓にある素敵な「鶴風亭」を訪問

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ブログUP日:2018/10/21

20番札所鶴林寺から22番札所平等寺周辺は遍路宿過疎地!?!。その起点である勝浦町生名町に素敵なへんろ宿がある。
その素敵な遍路宿は『鶴風亭』。自家菜園野菜、ご主人が捕獲した川の幸が食卓に!!!。2部屋のこじんまりとした宿だよ。
なお、四国遍路ひとり歩き同行二人地図には記載されていないが英語版Shikoku Japan 88 Route Guideには記載されているよ!!!


自宅を改造した遍路宿。素敵だよ!!!。ご主人と遍路談義

鶴風亭全景&ご主人(2018.10)
鶴風亭全景&ご主人(2018.10)
一階部屋でご主人と談話(2018.10)
一階部屋でご主人と談話(2018.10)

部屋は2部屋。こじんまりとした遍路宿

一階の和室(2018.10)
一階の和室(2018.10)
二階の和室(2018.10)
二階の和室(2018.10)

風呂は四国名産の青石造り&トイレ

四国山地産の青石浴槽(2018.10)
四国山地産の青石浴槽(2018.10)
トイレ(2018.10)
トイレ(2018.10)

自家菜園野菜も豊富。また、運が良ければ「天然鮎」料理に舌鼓!!?

食堂(2018.10)
食堂(2018.10)
天然鮎料理に巡り合えるかも(2018.10)
天然鮎料理に巡り合えるかも(2018.10)

「民宿 鶴風亭」は、和室:2室。
位置図:Googleマップ
Wifi:◎。トイレ:ウオシュレット。浴室:青石造りの浴槽。
洗濯機、乾燥機:お接待
朝食:6時00分~
料金:一泊2食&おにぎり 6,000円。素泊まり 4,000円
電話番号:0885-42-4656
特記事項:外国人遍路には自動翻訳機で対応

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