「別格」カテゴリーアーカイブ

別格20ヶ霊場

別格15番札所箸蔵寺から66番札所雲辺寺への遍路道

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ブログUP日:2021日3月21日

2021年3月、別格15番札所箸蔵寺手前のロープウエイ麓駅から66番札所雲辺寺までの遍路道(国道32号、県道6号線経由)約20㎞を歩きと車で探索。歩きで10㎞、車で10㎞。
この区間は、来た道を折り返す遍路道と今回、紹介する遍路道がある。とある歩き遍路は、今回、辿った遍路道を推奨するよ。     なお、この遍路道には道しるべは皆無だよ!?。気を付けてね。
なお、英語版遍路地図には記載されているが、黄色表紙の日本語版地図には記載されていないよ。

ルート概要

箸蔵寺ロープウェ駅南側の遍路道を。少しあるくと箸蔵寺1.8㎞、雲辺寺19㎞の案内板が。


車道を縫うように遍路道を1.5㎞程歩くと仁王門に

仁王門を抜け水平な境内を進むと屋根付きの鞘橋へ

鞘橋をくぐり約200段??の階段を遍路すると境内に

境内概略図

境内は広い。 見どころは沢山ある。国指定重要文化財は5棟。
(1)本殿 附 御本社再建寄進帳。江戸時代末期の建立と推定されている。手前から奥へ、外陣(げじん)・内陣・奥殿の3部分からなる複合建築で、外陣と奥殿は入母屋造、これらを繋ぐ内陣は前方を切妻造、後方を両下造(りょうさげづくり)とする。外陣と奥殿の屋根にはそれぞれ千鳥破風と軒唐破風を付す。屋根はすべて銅板葺き。傾斜地に建ち、土地の高低差を利用して外陣・内陣・奥殿の床高を変え、複雑な屋根構成を見せる。
(2)護摩殿 江戸時代末期、文久元年(1861年)頃の建立。外陣・内陣・奥殿の3部分からなる構成は本殿と似るが、本殿よりは規模が一回り小さい。奥殿の屋根を入母屋造でなく宝形(ほうぎょう)造りとする点と、屋根を桟瓦葺きとする点も本殿と異なっている。
(3)方丈 附 棟飾平瓦 江戸時代末期、安政3年(1856年)頃の建立。
(4)薬師堂 附 厨子1棟 文久元年(1861年)頃の建立。
(5)鐘楼堂 文久元年(1861年)頃の建立。

箸蔵寺から雲辺寺へ

66番札所雲辺寺へは引き返すのではなく国道32号線、県道6号線を辿り遍路しよう。

ロープウェイ駅から1.5㎞程遍路すると小さな集落がある。ここは要注意だよ。太陽光発電手前を左折し集落の生活道を約50m下り右折し#66番へ

国道32号線は2021年2月にバイパス道が開通し交通量が少ない。また、県道6号線も交通量が少なく快適だよ。

国道192号線から雲辺寺への車道と合流。ここから雲辺寺までは1.5㎞

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別格01番札所大山寺から「古道観音道経由」で06番札所安楽寺へ(その2)

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ブログUP日:2019/05/13

ゴールデンウィーク後半5月5日。松下さんと「別格01番札所大山寺-観音道-上板町泉谷集落-06番札所安楽寺」ルートを調査。そのルート概要は。


(05番札所地蔵寺から山道の車道沿いの遍路道を辿ると別格01番札所大山寺の第一門❔へ。)屋根は補修のためシートで覆われている。

第一門。屋根にはビニールシートが(2019.5.5)
第一門。屋根にはビニールシートが(2019.5.5)

左側の仁王像(2019.5.5)
左側の仁王像(2019.5.5)

右側の仁王像(2019.5.5)
右側の仁王像(2019.5.5)

第一門から約350歩で仁王門へ

第一門から仁王門への参道(2019.5.5)
第一門から仁王門への参道(2019.5.5)

立派な仁王門(2019.5.5)
立派な仁王門(2019.5.5)

仁王門から本堂へはチョットした階段が。お遍路の皆さん境内で上を見上げてみよう!!!。すばらしい瓦、柱等に彫られた彫刻等の芸術品に遭遇できるよ!!!。

仁王門から本堂へ(2019.5.5)
仁王門から本堂へ(2019.5.5)

本堂(2019.5.5)
本堂(2019.5.5)

本堂屋根の彫刻(2019.5.5)
本堂屋根の彫刻(2019.5.5)

境内左側に06番札所安楽寺に通じる「観音道入口」があるよ。この道は「地元保存会」の皆さんによりよく整備されており快適なお遍路ができるよ。

境内本堂左手に観音道入口が(2019.5.5)
境内本堂左手に観音道入口が(2019.5.5)

観音道はよく整備されている(2019.5.5)
観音道はよく整備されている(2019.5.5)

遍路道沿いには観音像(25像残存/33像)&地蔵さん等が

江戸期観音像(11/33)(2019.5.5)
江戸期観音像(11/33)(2019.5.5)

地蔵さん(2019.5.5)
地蔵さん(2019.5.5)

途中、車道(約300m)に出る。そこには立派な公衆便所も設置されている。

途中車道に(2019.5.5)
途中車道に(2019.5.5)

立派な町営の公衆便所が(2019.5.5)
立派な町営の公衆便所が(2019.5.5)

山道から集落道出口には変な有刺鉄線が。農作物を獣から守るため集落一帯を通電有刺鉄線を張り巡らせているのだ。

集落道へ、ちょっと気になるものが(2019.5.5)
集落道へ、ちょっと気になるものが(2019.5.5)

獣除け通電有刺鉄線が(2019.5.5)
獣除け通電有刺鉄線が(2019.5.5)

集落付近からの眺めはGoo!!!。吉野川流域が展望できる。

眺めはGoo!。吉野川流域を全貌(2019.5.5)
眺めはGoo!。吉野川流域を全貌(2019.5.5)

集落道(2019.5.5)
集落道(2019.5.5)

集落道を100m程度進むと右に民家が。民家手前で右折し塀際の道を1㎞程辿ると観音道終点である和泉寺へ。和泉寺経由で06番札所安楽寺へ向かうお遍路さんへ。この古道は「観音道保存会」により維持管理できているが夏場にはマムシが出没・ブッシュに覆われるそうなので気を付けてね。

地元住民が維持管理の古道(2019.5.5)
地元住民が維持管理する古道(2019.5.5)

観音道終点の和泉寺(2019.5.5)
観音道終点の和泉寺(2019.5.5)

06番札所安楽寺へは、ここは直進し

古道は右塀際を。遍路道は直進(2019.5.5)
古道は右塀際を。遍路道は直進(2019.5.5)

長閑な田んぼ道、高速道路下を遍路

現在の遍路道(2019.5.5)
現在の遍路道(2019.5.5)

和三盆糖工場脇を遍路(2019.5.5)
和三盆糖工場脇を遍路(2019.5.5)

少し遍路すると徳島県畜産試験場へ。ここからは右折し、四国の道を辿り06番札所安楽寺めざし遍路する。

四国の道を辿る(2019.5.5)
四国の道を辿る(2019.5.5)

安楽寺への遍路道(2019.5.5)
安楽寺への遍路道(2019.5.5)

途中、未整備なところもあるが、土手沿いの田舎道を辿り安楽寺を目指す。

未整備な土手沿い遍路道(2019.5.5)
未整備な土手沿い遍路道(2019.5.5)

安楽寺まで約300m(2019.5.5)
安楽寺まで約300m(2019.5.5)

安楽寺駐車場が(2019.5.5)
安楽寺駐車場が(2019.5.5)

06番札所安楽寺へ到着

安楽寺仁王門(2016.1)
安楽寺仁王門(2016.1)

安楽寺本堂(2016.1)
安楽寺本堂(2016.1)

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別格01番札所大山寺から06番札所安楽寺へ「古道観音道を調査」(その1)

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ブログUP日:2019/05/09

しばらくご無沙汰しておりました。久々のブログUP。新たな遍路道情報だよ!!!。                    別格霊場への遍路道は十分に把握されている?!?。別格霊場への遍路道は古道でなく?車道沿いの遍路道?が多い気がしないでもない。今年は四国別格二十霊場開創50周年(1969年:昭和44年)。歴史は浅いんですよ。
現在、私たちが遍路している道?は、宮崎建樹氏が「江戸期前半に真念さんが開創したルートを精魂込めて辿り作成した『四国遍路ひとり歩き同行二人』がベース」。
戦後に開創された四国別格二十霊場への遍路道は、車時代のはしり時期の車道を結んでいった??。宮崎さんは「真念さんが辿った遍路道」と「新たに創設された別格霊場への古道」を調査確認する時間的余裕がなかったのでは??。


別格01番霊場大山寺への歩き遍路道も車道沿いだ。外人用遍路地図「Shikoku Japan 88 Route Guide」著者松下さんが06番札所安楽寺から上板町泉谷集落経由で別格01番札所へ至る古道ルートがあるとの情報を入手。2019年5月5日、松下さんが、この古道を調査遍路。私はこの調査に同行させてもらった。
今回の調査は幸運であった‼。この古道登り口で、この古道を維持管理している保存会グループの一人である「高田さん」に出会ったのだ。

観音道登口で高田さんと(2019.5.5)
観音道登口で高田さんと(2019.5.5)

登り口にある高田宅(2019.5.5)
登り口にある高田宅(2019.5.5)

高田さんから大山寺への遍路道情報、ルート地図等をGet。
観音道は和泉(わせん)寺から別格01番札所大山寺に至る山道。
「古道観音道」について
「大山寺本尊 千手観音菩薩-和泉寺本尊 十一面観世音菩薩」の両寺を結ぶ参拝道として発展してきました。参道には文化12年(1815年)から文政7年(1824年)の間に建立されたと思われる石仏33基が建立されていました。また、昭和30年頃(1955年頃)まで活躍していた炭焼き小屋等がありました。その後、参拝者等も減り観音道は草木に埋もれていました。
平成20年(2008年)12月、GPSを頼りに観音道調査を開始。翌年6月に「観音道保存会」が生まれる。保存会は、倒木の除去・仮橋の設置・案内木札の取付。また、石仏調査(石仏の確認・寄進者調査等)を行った結果、現在は、25基(谷水に流されたり山林の開発により8期が不明)が残存。
「観音道保存会」は、和泉寺から大山寺まで年二回「観音道ウォーク」を行い山道の保全等に努めています。登山道は4.5㎞ 山歩きとしては中級程度。
現在、この古道を往来するのは殆どが地元住民だよ!!!。
残念なことにお遍路さんの姿はほとんど見かけないそうだ!

観音道終点の和泉寺(2019.5.5)
観音道終点の和泉寺(2019.5.5)

観音道周辺案内図(2019.5.5)
観音道周辺案内図(2019.5.5)

和泉寺から大山寺までの観音道ルート図(2019.5.5)
和泉寺から大山寺までの観音道ルート図(2019.5.5)

年二回の定例山行(2019.4.14)
年二回の定例山行(2019.4.14)

和泉寺は延暦14年(785年)建立。本尊 十一面観音菩薩。宗派真言宗高野派の名刹。

左 仁王像(2019.5.5)
左 仁王像(2019.5.5)

和泉寺仁王門(2019.5.5)
和泉寺仁王門(2019.5.5)

右 仁王像(2019.5.5)
右 仁王像(2019.5.5)

仁王門から少し進むと本堂。本堂右脇に観音道終点33番目の石像

和泉寺本堂(2019.5.5)
和泉寺本堂(2019.5.5)

本堂右側に 33番目の観音像が(2019.5.5)
本堂右側に 33番目の観音像が(2019.5.5)

33番目の観音像(2019.5.5)
33番目の観音像(2019.5.5)


今回、06番札所安楽寺-観音道-別格01番札所大山寺を往復遍路調査を終えた実感は、この「観音道」は「別格01番札所大山寺」から「和泉寺」への参道。更に「06番札所安楽寺」に繋がっていたことを確信する。その理由は、別格01番札所大山寺から06番札所安楽寺方面への参道に江戸期建立の観音像が33基(現存25基)。その先には弘化四年(1848年)建立の石灯篭、江戸期建立の06番札所安楽寺への丁石等が線上に点在しているのだ。

江戸期観音像(11/33)(2019.5.5)
江戸期観音像(11/33)(2019.5.5)

弘化4年石灯篭(2019.5.5)
弘化4年石灯篭(2019.5.5)

安楽寺まで11丁石(2019.5.5)
安楽寺まで11丁石(2019.5.5)

別格01番札所大山寺から観音道経由で06番札所安楽寺までのルート概要は(その2)で報告するよ!!!。


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複数ある歩き遍路道-別格「複数遍路道3か所」は難関/情報収集が不可欠だ!!!

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ブログUP日:2018/12/01

別格をお遍路する皆さんへ!!!

別格20区間の歩き遍路道で複数あるのは3区間。
その3か所は、「別格07番札所金山出石寺」、「別格13番札所仙龍寺」、「別格20番札所大瀧寺」だ!!!。
別格を遍路する人は少ない。そのため山道の遍路道は荒れているいる区間が多く路に迷う確率も高いよ!!!。情報収集に努め安全なへんろに努めてね!!!。


「別格07番札所金山出石寺」
・ルート①の瀬田道は、殆ど利用されておらず荒れていて道しるべも不備であった(とある歩き遍路は2015年挑戦)。
・ルート②の地蔵越ルートも利用者は少なく(とある歩き遍路は2016年挑戦)整備は十分とは言い難い。しかし、お遍路さんが利用することにより遍路道が整備されると「とある歩き遍路」は思うのです!?!。このルートを利用し整備に寄与してね!!!。
・ルート③高山阿蔵ルートは多くのお遍路さんがを往復しているようだ?!?。麓にある「ときは旅館は別格07番札所金山出石寺」の遍路道管理・情報収集に努めている!!!。
「とある歩き遍路」は、ルート②を推奨する!!!。また、金山出石寺遍路道情報はJR大洲駅近くの「ときわ旅館」で収集することができるよ。
・詳細はここ(別格07番札所金山出石寺)をクリックしてね!!!。

金山出石登り分岐 右:ルート1地蔵越え 左:ルート2瀬田道(2015.6)
金山出石登り分岐 右:ルート1地蔵越え 左:ルート2瀬田道(2015.6)

金山出石寺仁王門(2015.6)
金山出石寺仁王門(2015.6)


「別格13番札所仙龍寺」から66番札所雲辺寺への遍路道。
ルート①は、『四国遍路ひとり歩き同行二人 地図版』に記載されている仙龍寺から県道5号線の堀切トンネル/平山経由遍路道は昭和の遍路道。
・ルート②は、仙龍寺から不動堂まで打ち戻し、市仲にある真念しるべ石/堀切峠への古道。掘切峠からは土佐藩主が参勤交代に使用した土佐街道/平山を辿る江戸期からの遍路道。この遍路道は地元のボランティアグループにより整備されている。
このルート「四国遍路ひとり歩き同行二人地図」には記載されていないが、「Shikoku Japan 88 Route Guide」は記載されている。
・「とある歩き遍路」はルート②.不動堂へ打ち戻し堀切峠経由の古道ルートを推奨する。
・詳細はここ(別格13番仙龍寺から別格14番常福寺)をクリックしてね!!!。

市仲の分岐は左へ。道しるべ設置(2017.11.26)
市仲の分岐は左へ。道しるべ設置(2017.11.26)

峰の地蔵尊。虎ロープ撤去(2017.11.26)
峰の地蔵尊。虎ロープ撤去(2017.11.26)


「別格20番札所大瀧寺」への遍路道、
・ルート①は、香川県塩江温泉郷からのルート
・ルート②は、徳島県夏子ダムからのルート。しかし、夏子ダムからの取りつき生活道(遍路道)は20~30年前に廃道となっているが『四国遍路ひとり歩き同行二人 地図版』されている。多くの人が苦労していると思う。私もその一人だ!!!。
なお、「Shikoku Japan 88 Route Guide」は現状と合致しており廃道は削除されている。
・ルート③は、徳島県長谷分岐金毘羅宮脇から尾根道を直登するルートだ。このルートは約6㎞。夏子ダムルート等と比較すると約1/3の行程だ!!!。「Shikoku Japan 88 Route Guide」はこの尾根道ルートをキチット掲載している。しかし、「四国遍路ひとり歩き同行二人 地図版』には記載されていないのだ!!!。
・「とある歩き遍路」はこのルート③尾根ルートを推奨する!!!。
・詳細はここ(別格20番札所大瀧寺)をクリックしてね!!!。

長谷分岐:(左)夏子ダムルート (正面)尾根ルート (右)落合ルート (2016.3)
長谷分岐:(左)夏子ダムルート (正面)尾根ルート (右)落合ルート (2016.3)

尾根ルート登山口:金毘羅宮鳥居(2015.3)
尾根ルート登山口:金毘羅宮鳥居(2016.3)


別格を挑戦するお遍路さんへ!!!「Shikoku Japan 88 Route Guide」は不可欠だよ!!!。


追記:別格遍路さんに「とある歩き遍路』から提案。「除災招福念珠 」Getしてみては如何ですか。

念珠3(2016.10.8)
念珠3(2016.10.8)


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(66番札所三角寺)-地蔵峠-別格13番仙龍寺 写真撮影遍路

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≪=65番札所⇒別格13番札所仙龍寺

ブログUP日:2017/11/13

2017年11月6日、「別格13番札所仙龍寺ー地蔵峠往復」&「別格13番札所仙龍寺ー不動堂-堀切峠-平山までの古道を往復遍路」別格13番札所仙龍寺から平山までの遍路状況は11月9日ブログUP。今回は地蔵峠から別格13番札所仙龍寺までの写真撮影遍路をブログUP。


四国のへそ、徳島県三好市境目トンネル付近の朝7時前の気温は2℃。今年一番の冷え込み。朝靄の中、別格13番札所仙龍寺へ。地蔵峠へ向かう。地蔵峠に朝8時30分過ぎ到着。朝靄もなく快晴

地蔵峠(2017.11)
地蔵峠(2017.11)

多くの石造が(2017.11)
多くの石造が(2017.11)

地蔵峠より10分程下ると馬場の桜へ

馬場の桜(2017.11)
馬場の桜(2017.11)

立派な馬場の桜(2017.11)
立派な馬場の桜(2017.11)

昔の生活道から今の生活道へ

昔の生活道、今遍路道(2017.11)
昔の生活道、今遍路道(2017.11)

市仲の集落へ(2017.11)
市仲の集落へ(2017.11)

車道を串刺しする遍路道

車道を縫って遍路(2017.11)
車道を縫って遍路(2017.11)

再び昔の遍路道へ(2017.11)
再び昔の遍路道へ(2017.11)

再び遍路道を辿ると「不動堂」へ。境内は地元の老夫婦により清掃されている。

不動堂境内へ(2017.11)
不動堂境内へ(2017.11)

綺麗に清掃された不動堂(2017.11)
綺麗に清掃された不動堂(2017.11)

展望できるのは不動堂からだけ

展望できるのはここだけ(2017.11)
展望できるのはここだけ(2017.11)

不動堂から仙龍寺へ約500m。手前200mでルートは2つ。直通ルートと右に折れ清滝経由ルートに。直通ルートを遍路。

清滝経由それとも真直ぐ?(2017.11)
清滝経由それとも真直ぐ?(2017.11)

直進ルートは少しスリルがあるよ!(2017.11)
直進ルートは少しスリルがあるよ!(2017.11)

仙龍寺境内へ

鐘楼横へ(2017.11)
鐘楼横へ(2017.11)

仙龍寺へ(2017.11)
仙龍寺へ(2017.11)

仙龍寺の舞台造りは素晴らしい!!!。チョット散策しよう。

舞台作りの仙龍寺(2017.11)
舞台造りの仙龍寺(2017.11)

是非散策を(2017.11)」
是非散策を(2017.11)

見ものだよ!(2017.11)
見ものだよ!(2017.11)

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≪=65番札所⇒別格13番札所仙龍寺


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「別格13番仙龍寺-不動堂-堀切峠-平山-(別格14番)」古道探索

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ブログUP日:2017/11/09

別格13番仙龍寺から平山への遍路ルートは2つある。
堀切峠・土佐街道経由し平山に至る古道(下図中央の黄色ルート)
国道319号線堀切トンネル経由し平山へ(下図左の青色ルート)
英語版遍路地図「Shikoku Japan 88 Route Guide」は古道記載
『四国遍路ひとり歩き同行二人地図』は国道319号線ルート記載


2017年11月6日、別格13番札所仙龍寺-不動堂-峰の地蔵尊ー堀切峠-平山へ至る古道を探索。このルートには『1650年頃に設けられた真念しるべ石』&『1832年(天保2年)設置の道しるべ』がある。
仙龍寺-不動堂-峰の地蔵尊への約3.4㎞は整備されているが、峰の地蔵尊ー堀切峠ー平山へ至る土佐街道約1.7㎞は「森林伐採用道路工事に伴い道しるべ不備。利用者が少ないため古道維持が十分でなく、ブッシュ・倒木がある」。
峠の地蔵尊付近の道しるべ整備は、森林組合に電話し工事前の状況に復旧するように依頼。整備するときは私も同行したいと考えている。この道しるべが整備できると迷わずにお遍路できると思います。
大切な遺産である古道の整備は、地元の人の協力、遍路さん利用等により維持管理できればいいなと思う又なんとかしたいものです。

地図のアイコンなど

朝9時30分、別格13番仙龍寺から堀切峠経由平山へ遍路開始。ルートは2つある。仙人堂・清滝経由と鐘楼横を遍路するルート。2つのルートは約150m先で合流。

椿堂へ(2017.11)
仙人堂・清滝経由(2017.11)

仙龍寺鐘楼(2017.11)
仙龍寺鐘楼横から(2017.11)

今回は仙人堂・清滝ルートを遍路

IMB_1344h

清滝(2017.11)
清滝(2017.11)

合流地点からは下ってきた遍路道を打ち戻し

合流地点(2017.11)
合流地点(2017.11)

石畳の古道(2017.11)
石畳の古道(2017.11)

仙龍寺から約500mで不動堂へ。境内は近所の老夫婦が清掃してくれていた。

不動堂(2017.11)
不動堂(2017.11)

不動堂境内(2017.11)
不動堂境内(2017.11)

境内を通り抜け民家横を辿ると舗装された生活道へ出る。ここの老夫婦が不動堂境内の清掃をしてくれている。

生活道/遍路道(2017.11)
生活道/遍路道(2017.11)

古道脇の民家(2017.11)
古道脇の民家(2017.11)

らっきょの植え付け(2017.11)
らっきょの植え付け(2017.11)

車道を300m程遍路すると道は2つに分岐。ここは左の道を、道しるべは無い。要注意。

古道は左へ。道しるべは無い(2017.11)
古道は左へ。道しるべは無い(2017.11)

分岐点より:眼下に銅山川が(2017.11)
分岐点より:眼下に銅山川が(2017.11)

左の車道を約50m遍路すると1650年頃に設けられた「真念しるべ石」がある。上部は欠けている。案内板はない。

分岐点より50m程遍路すると「真念しるべ石」が(2017.11)
分岐点より50m程遍路すると「真念しるべ石」が(2017.11)

上部が破損した「真念しるべ石」(2017.11)
上部が破損した「真念しるべ石」(2017.11)

約200m程で広い無舗装の遍路道に

分岐より200m程で山道へ(2017.11)
分岐より200m程で山道へ(2017.11)

IMB_1361h

この遍路道は道しるべは少ないがよく整備されている。大嶽神社の鳥居横を遍路

大嶽神社の鳥居(2017.11)
大嶽神社の鳥居(2017.11)

木立の遍路道(2017.11)
木立の遍路道(2017.11)

分岐より30分ほどで車道に。車道に出る手間への分岐に注意。ここは右の遍路道を。右脇に赤い遍路道しるべがある。

石碑のある三叉路は右へ(2017.11)
石碑のある三叉路は右へ(2017.11)

一般道へ(2017.11)
一般道へ(2017.11)

一旦、車道に出てすぐに車道右の路肩の遍路道を200m程辿ると、峰の地蔵尊へ

遍路道は右の路肩(2017.11)
遍路道は右の路肩(2017.11)

地蔵尊へ(2017.11)
地蔵尊へ(2017.11)

峰の地蔵尊前の車道を横切り遍路道へ・・・ 道路沿いにトラロープで進入禁止?、有るべきはず??の道しるべが無い

堀切峠へ。道しるべが無い?(2017.11)
堀切峠へ。道しるべが無い?(2017.11)

この先はトラロープで遮断。道しるべも無い(2017.11)
この先はトラロープで遮断。道しるべも無い(2017.11)

遍路道を探すが見つけられない。仕方なく平山方面から堀切峠へ遍路するしかない。仙龍寺へ引き返し、平山へドライブ。そこから堀切峠へ遍路し取り付け位置を確認に。遍路道は峰の地蔵尊前の県道を横断し伐採道路を100m程遍路すると左に遍路道入口を発見。

100m程伐採道路を(2017.11)
100m程伐採道路を(2017.11)

堀切峠への遍路道、分岐点(2017.11)
堀切峠への遍路道、分岐点(2017.11)

平山から堀切峠区間は、江戸期の主要街道である「土佐街道」。地元の人に話を聞く「昔は地元の人、お遍路さんも、この道をよく利用していたが、1980年に堀切トンネルが開通してからは、利用者が少なくなった」とのこと。このため街道(遍路道)の整備状況は良くない。

峰の地蔵尊から約200mで「天保2年(1832年)&2012年に川之江ライオンズクラブが設置した石碑」が

整備は良くない(2017.11)
整備は良くない(2017.11)

天保2年(1832年)&2012年の石碑(2017.11)
天保2年(1832年)&2012年の石碑(2017.11)

遍路道はしっかりしているが手入れが行き届いていないためブッシュ、倒木が彼方此方に。地元の人に話を聞くと「川之江ライオンズクラブの方が定期的に清掃活動をしているのではないか」との話。川之江ライオンズクラブに電話してみると「昔は清掃活動をしていたが最近は・・・・・」

道しるべ&整備はあまり???(2017.11)
道しるべ&整備はあまり???(2017.11)

整備は???(2017.11)
整備は???(2017.11)

途中にはベンチ又明治期の石碑も

石碑・ベンチ・電柱(201.11)
石碑・ベンチ・電柱(201.11)

明治期の道しるべ(2017.11)
明治期の道しるべ(2017.11)

20分程で平山へ。県道から「土佐街道」の入口には道しるべが。

平山集落へ(2017.11)
平山集落へ(2017.11)

土佐街道(2017.11)
土佐街道(2017.11)

平山へ到着。一般道に出て右折し椿堂へ

平山集落にある石碑(2017.11)
平山集落にある石碑(2017.11)

一般道を下る(2017.11)
一般道を下る(2017.11)


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別格13番札所仙龍寺から66番札所への「古道ル-ト地図を見つける」

=<<別格13番札所仙龍寺

ブログUP日:2017/11/09

別格13番札所仙龍寺から66番札所雲辺寺へのルート。「四国遍路ひとり歩き同行二人地図」には一番東側(右の青色ルート)車道遍路道の堀切トンネルルートしか掲載されていない。
先般、英語版の「Shikoku Japan 88 Route Guide」を購入。その地図で別格13番札所仙龍寺周辺のルートをチェックすると古道(真ん中の黄色のルート)が記載されていた!!!。このルート上には「江戸期の真念しるべ石」がある。江戸期の道が整備され残っているのだ!!?。この周辺に古道があると察していたが、自宅から遠く時間的なこともあり調査遍路ができていなかった。

地図のアイコンなど

別格13番札所仙龍寺から66番札所雲辺寺へは3ルート。

【ルート1】英語版「Shikoku Japan 88 Route Guide」に記載され■■■■■た古道:仙遊寺から1.1㎞程打戻り。標高510m地点で■■■■■北東に遍路し「峰の地蔵尊」まで約2.3㎞。堀切峠経由■■■■■で合流点平山へ。一番左のコース(黄色) 5.1㎞。
【ルート2】英語版「Shikoku Japan 88 Route Guide」に記載され■■■■■ているルート:国道319号線を遍路し標高390m中山口■■■■■バス停付近で北西の県道に遍路し堀切峠付近でルート■■■■■1と合流し合流点平山へ。真中のコース(青+黄) 6.1㎞
【ルート3】「四国遍路ひとり歩き同行二人地図』に記載されてい■■■■■る車道遍路ルート。一番右のコース(青) 6.7㎞。

どのルートを遍路する?。私は「四国遍路ひとり歩き同行二人地図」を頼りに遍路したため【ルート3】を遍路。これからこの区間をお遍路する皆さんへ。「Shikoku Japan 88 Route Guide」に記載されている【ルート1】を遍路するのが好いかもね!?!。

追伸:2017年11月6日、このルートを探索遍路。報告はここをクリック


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別格07番札所金山出石寺遍路道「その3 厄介な地蔵越ルート」

ブログUP日:2017/09/21

チョット厄介な地蔵越ルート概要

大洲西トンネル~JR伊予平野駅~地蔵越遍路ルートは藪道が多く整備状況はあまりよくない。また、道しるべが少なく、特に下りは迷いやすい。四国遍路道では一番厄介なへんろ道?。
なお、「ときわ旅館の店主藤江さん情報では」、瀬田ルートは、地蔵越ルート以上に整備不良で厄介な遍路道のためお勧めできないとのこと。私も2014年にこのルートを遍路したが藪道等で分岐点を見失い悪戦苦闘した経験からお勧めできないのでこのコ-ナでは取り上げない。
地図のアイコンなど


地蔵越ルートの起点はJR伊予平野駅から車道を2㎞遍路すると、道路の右わきに小さな道しるべ

IMB_2061h

金山出石登り分岐 右:ルート1地蔵越え 左:ルート2瀬田道(2015.6)
金山出石登り分岐 右:ルート1地蔵越え 左:ルート2瀬田道(2015.6)

「道しるべ」のある橋を渡り右折し、地蔵越ルートへ。

地蔵越起点(2017.9)
地蔵越起点(2017.9)

車道から山道ルートへ(2017.9)
車道から山道ルートへ(2017.9)

車道を1㎞程行くと山道へ。整備が出来ていない遍路道には、お遍路さんも草刈ができるようにカッターが配備してあるよ。

遍路道(2017.9)
遍路道(2017.9)

藪、雑草刈り入れ用のカッターを配備(2017.9)
藪、雑草刈り入れ用のカッターを配備(2017.9)

有ったぞ丁石が。このルートに丁石等の道しるべは少ないよ!

標高390m手前。数少ない丁石(2017.9)
標高300m付近?。数少ない丁石(2017.9)

標高390m手前は、NHKケーブル埋設されており整備されている。ケーブル埋設ポールが道しるべ

NHKケーブル埋設ルートのへんろ道(2017.9)
NHKケーブル埋設ルートのへんろ道(2017.9)

これが道しるべ(2017.9)
これが道しるべ(2017.9)

ケーブル遍路道から標高390mの車道へ。車道を100m程遍路。

ケーブル遍路道(390m)から車道(2017.9)
ケーブル遍路道(390m)から車道(2017.9)

ケーブル道から標高390mの車道に(2017.9)
ケーブル道から標高390mの車道に(2017.9)

車道を100m程遍路すると左に遍路道

標高390m。車道を100m遍路し左の山道へ(2017.9)
標高390m。車道を100m遍路し左の山道へ(2017.9)

遍路道(2017.9)
ブッシュ&蜘蛛の巣遍路道(2017.9)

ブッシュと蜘蛛の巣を掻き分け1㎞程遍路すると標高560mの尾根道へ。

標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)
標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)

尾根筋の道しるべ(2017.9)
尾根筋の道しるべ(2017.9)

高山・阿蔵ルート合流地点からは車道を遍路。1㎞程遍路すると。山道に!。

標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)
合流地点から車道を1㎞程遍路(2017.9)

ここから山道。約2.5㎞(2017.9)
ここから山道。約2.5㎞(2017.9)

ここから出石寺まで約2.5㎞。山道はよく整備されている。500m程行くと瀬田道と合流。

山道はきれいに整備されている(2017.9)
山道はきれいに整備されている(2017.9)

500m程行くと瀬田道と合流(2017.9)
500m程行くと瀬田道と合流(2017.9)

緩やかな登り道、舟形丁石も

IMB_2086h

山道には丁石が(2017.9)
山道には丁石が(2017.9)

あと400mの標識からは急な登り。周囲には石像もあるよ。

この道しるべから登りは厳しくなるよ!(2017.9)
この道しるべから登りは厳しくなるよ!(2017.9)

厳しい登り(2017.9)
厳しい登り(2017.9)


やっと到着?。最後の階段が

最後の階段(2017.9)
最後の階段(2017.9)

最後の階段を登ると仁王門

仁王門(2017.9)
仁王門(2017.9)

右の仁王(2017.9)
右の仁王(2017.9)

左の仁王像(2017.9)
左の仁王像(2017.9)

境内は

IMB_2096h

大師堂(2017.9)
大師堂(2017.9)

本堂(2017.9)
本堂(2017.9)

見どころは、
・境内から宇和海、四国の霊峰石鎚山の展望

本堂脇から宇和海を望む(2017.9)
本堂脇から宇和海を望む(2017.9)

大師堂脇の展望台から石鎚山方面。残念(2017.9)
大師堂脇の展望台から石鎚山方面。残念(2017.9)

・国指定重要文化財の銅鐘。朝鮮鐘とも呼ばれる。高麗王朝(918年 – 1392年)の時代に朝鮮半島で鋳造された。伝承では朝鮮出兵の際に藤堂高虎が持ち帰り、この寺に寄進したと言われている。総高89.0cm、口径55.7cm。

別格07番札所金山出石寺 ルート概要はここをクリック


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ここから別格07番札所金山出石寺までの遍路道は「その2 高山・阿蔵ルート」を見てね!。


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別格07番札所金山出石寺遍路道「その2 高山・阿蔵ルート」

ブログUP日:2017/09/19

一番利用されている高山・阿蔵ルート概要

大洲市役所付近から西方向に遍路しJR大洲西駅脇の踏切を渡り県道を遍路し別格07番札所金山出石寺を目指すコース■■■
「四国遍路ひとり歩き同行二人」ではJR高架橋付近(■■■)から八幡神社付近の山道を遍路し標高190mの阿蔵へ。そこから県道を遍路するようになっているが、ときわ旅館 店主藤江さん」の情報によるとこのルート(■■■)は整備不良でお勧めできないとのこと。
地図のアイコンなど


大洲市役所付近からJR大洲西駅を目指す

R高:JR大洲西駅横踏切(2017.9)
R高:JR大洲西駅横踏切(2017.9)

踏切を渡ると、ガードレールに道しるべ。右前方に「出石寺」の看板。ここから出石寺へ看板表示では22㎞。これは車での距離。歩き遍路距離は約9㎞。

R高:踏切を渡り右の車道へ(2017.9)
R高:踏切を渡り右の車道へ(2017.9)

出石寺へ22㎞。これは車距離。歩きは約9㎞(2017.9)
出石寺へ22㎞。これは車距離。歩きは約9㎞(2017.9)

ここから車道のへんろ道を。途中ショートカットが数か所ある。通行止めのショートカットもあるので気をつけてな!。約2㎞遍路すると前方に鉄塔が

標高230m・出石寺まで約7㎞付近にショートカットが(2017.9)
標高230m・出石寺まで約7㎞付近にショートカットが(2017.9)

ショートカット登り口(2017.9)
ショートカット登り口(2017.9)

ショートカットより数百メートル遍路すると左に大洲の街並みを望むことができる。

高山集会所手前のへんろ道から大洲の町を一望(2017.9)
高山集会所手前のへんろ道から大洲の町を一望(2017.9)

その近くに大きな石碑と東屋&トイレがある

高山集会所手前にある大きな(4.75m)の石碑(2017.9)
高山集会所手前にある大きな(4.75m)石碑(2017.9)

高山集会所のある三叉路。軽トラ手前に休憩所(2017.9)
高山集会所のある三叉路。軽トラ手前に休憩所(2017.9)

高山集会所上三叉路脇の休憩所(2017.9)
高山集会所上三叉路脇の休憩所(2017.9)

標高330m付近に11㎞の看板、これは車遍路距離。歩きは6㎞位かな?。
更に遍路すると9㎞の看板。歩きはあと4㎞位かな?。

車で11㎞。歩きは約6㎞?(2017.9)
車で11㎞。歩きは約6㎞?(2017.9)

車で9㎞の看板。歩きは6㎞?(2017.9)
車で9㎞の看板。歩きは6㎞?(2017.9)

車道を遍路。地蔵越ルートの合流地点を通過すると三叉路に。

標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)
標高560m地蔵越分岐。ここから出石寺まで約3.5㎞(2017.9)

ここから山道。約2.5㎞(2017.9)
ここから山道。約2.5㎞(2017.9)

ここから出石寺まで約2.5㎞。山道はよく整備されている。500m程行くと瀬田道と合流。

山道はきれいに整備されている(2017.9)
山道はきれいに整備されている(2017.9)

500m程行くと瀬田道と合流(2017.9)
500m程行くと瀬田道と合流(2017.9)

緩やかな登り道、舟形丁石も

IMB_2086h

山道には丁石が(2017.9)
山道には丁石が(2017.9)

あと400mの標識からは急な登り。周囲には石像もあるよ。

この道しるべから登りは厳しくなるよ!(2017.9)
この道しるべから登りは厳しくなるよ!(2017.9)

厳しい登り(2017.9)
厳しい登り(2017.9)


やっと到着?。最後の階段が

最後の階段(2017.9)
最後の階段(2017.9)

最後の階段を登ると仁王門

仁王門(2017.9)
仁王門(2017.9)

右の仁王(2017.9)
右の仁王(2017.9)

左の仁王像(2017.9)
左の仁王像(2017.9)

境内は

IMB_2096h

大師堂(2017.9)
大師堂(2017.9)

本堂(2017.9)
本堂(2017.9)

見どころは、
・境内から宇和海、四国の霊峰石鎚山の展望

本堂脇から宇和海を望む(2017.9)
本堂脇から宇和海を望む(2017.9)

大師堂脇の展望台から石鎚山方面。残念(2017.9)
大師堂脇の展望台から石鎚山方面。残念(2017.9)

・国指定重要文化財の銅鐘。朝鮮鐘とも呼ばれる。高麗王朝(918年 – 1392年)の時代に朝鮮半島で鋳造された。伝承では朝鮮出兵の際に藤堂高虎が持ち帰り、この寺に寄進したと言われている。総高89.0cm、口径55.7cm。

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別格07番札所金山出石寺遍路道「その1 どのルートを遍路する?」

ブログUP日:2017/09/15

歩き遍路道で一番厄介なのは「何処」と聞かれたら? 別格07番札所金山出石寺ルート?!?。二番目は別格20番札所大瀧寺。三番目は別格13番札所仙龍寺。すべて別格札所だ!!!。その理由は、別格の始まりは昭和43年(1967年)からであり歴史が浅く道しるべが少ない。巡礼者が少なく遍路道の整備が行き届いていない等々。
「別格07番札所金山出石寺」へは3つのルートがある。瀬田道、地蔵越は山道で整備されていない所もある。過去、遭難騒動も発生しているそうだ。お遍路する方は、JR大洲駅ちかくの「ときわ旅館」に宿泊し、店主の藤江さんから遍路道情報を収集しお遍路することをお勧めする。


私は別格07番札所金山出石寺へ3回お遍路したが道に迷い悪戦苦闘の連続であった。
・1回目(2014年)は瀬田ルートを。道しるべが少なく遍路道も整備されていないため道に迷い悪戦苦闘。
・2回目(2016年)は車で一回目のルート周辺を車で調査。保守林道等が交差し複雑だな。
・今回(2017.9.9)、地蔵越ルートに挑戦。地蔵越ルートも道しるべが少なく藪道が多く整備が行き届いていない。登りは道しべを頼りに何とか尾根道に辿りついたが、下りは道しるべがわからず登りの記憶を頼りに何とか登り口に辿りついた。
・車道ルートは、翌日(2017.9.10)、車でJR大洲西駅から車で遍路。一部ショートカットルートもある車道のへんろ道道しるべはしっかりしていた。


別格07札所金山出石寺遍路の翌日、「ときわ旅館」を訪問。店主藤江さんの説明では、
・推奨ルートは「高山・阿蔵ルート」。
・二番目は「登りは地蔵越ルート、下りは高山・阿蔵ルート」。
・瀬田ルートは遍路道が整備できていないためお勧め出来ないとのこと。私も同感である。

ルートの概要は
別格07番札所金山出石寺へは3ルートある。
■■■■■■高山阿蔵ルート(伊予大洲ー西大洲ー車道往復)
道しるべ有。車道整備良好(ときわ旅館推奨、初心者コース)
■■■■■■車道ルートの阿蔵取り付け部分
■■殆ど利用されておらず整備不良のため避けたほうがよい
■■■■■■伊予平野から地蔵越ルート(上級コース)
道しるべ少ない。整備状況あまりよくない。下りは迷いやすい
■■■■■■伊予平野から瀬田ルート
道しるべ少ない。未整備。避けたほうがよい

地図のアイコンなど


別格07番札所金山出石寺の情報収集は「ときわ旅館」で
店主 藤江 修(0893-24-3634)
〒795-0054 愛媛県大洲市中村629
藤江さんは「別格07番札所金山出石寺ルート」整備の手伝い・調査をし現状を把握し、ルート概要図を作成している。また、写真で重要ポイントを説明してくれる。「別格07番札所金山出石寺」をお遍路する時は、「ときわ旅館」をベースにお遍路することをお勧めする。

ときわ旅館全景(2017.9)
ときわ旅館全景(2017.9)

ご主人の藤江さん(2017.9)
ご主人の藤江さん(2017.9)

追伸:別格07番札所金山出石寺への遍路道情報を得たい「野宿遍路さん、ときわ旅館に宿泊しないお遍路さん」へ。店主藤江さんから遠慮なく問い合わせくださいとのことです。

別格07番札所起点「ときわ旅館」情報は2017/9/17
高山・阿蔵ルートは2017/9/19
地蔵越ルートは2017/9/21


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