「順路案内」カテゴリーアーカイブ

遍路道のご案内です。

#12番札所焼山寺周辺の遍路宿状況について

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ブログUP日:2022日03月27日

11番札所藤井寺から12番札所焼山寺までは12.3㎞。登り1070m、下り450mのへんろ転がし。
12番札所焼山寺から13番札所大日寺までは3コースある。
コース1:玉ヶ峠経由(20.9㎞)
コース2:神山温泉経由(25.9㎞)
コース3:神山温泉・一宮城址経由(24.1㎞)

このコース上で営業していた宿は、藤井寺から12.3㎞地点にある「焼山寺宿坊」。
焼山寺から約3㎞(約480mの下り)下った鍋岩集落には「すだち庵、なべいわ荘、もり庵ロフト」。
神山温泉コース:約4㎞下った神山町寄居地区には「老舗旅館の桜屋旅館」。
更に4㎞程お遍路すると 「素敵な♨神山温泉四季の里、キャンプで人気のコットンハウス、民宿明日香&民宿つじ荘」。
また、玉が峠コースには焼山寺から約10㎞地点に植村旅館が。

しかし、2019年 神山温泉脇にあった民宿明日香、民宿つじ荘が廃業。2020年には、 鍋岩地区のなべいわ荘とすだち庵が廃業。また、焼山寺の宿坊も常時営業していないようだ。このコースで多くの宿が廃業したため、へんろ宿探しが大変でした。

焼山寺麓の宿状況に明るい日差しが。2021年9月にすだち庵に新オーナーが。                       旧なべいわ荘は2022年5月頃、新たなオーナがリニューアルし開業予定かな?。開業時期が決まれば皆様にお知らせします。  また、遍路地図に紹介されていない「Week神山&モジャハウス」もある?。こので紹介するよ!。

とある歩き遍路は2018年から11番札所藤井寺門前で12番札所焼山寺を目指す歩き遍路を観察。
約半分の歩き遍路は焼山寺の参拝を終え、藤井寺から15㎞に位置する鍋岩集落を目指して遍路。
チョット自信のある方は約20-22㎞先の神山温泉もしくは玉ヶ峠を越え広野地区にある植村旅館へ。
健脚のお遍路さんは約33㎞先の13番札所大日寺を目指して遍路をしている。
焼山寺麓の遍路宿情報概要は下図参照。

とある歩き遍路が紹介していなかった宿、農家民宿モジャハウス、Week神山、コットンフィールド、神山温泉四季の里は遍路宿案内コーナで紹介していきます。お楽しみに!!!。

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45番札所岩屋寺-浄瑠璃寺にある古道”千本峠”を歩こう

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ブログUP日:2021/08/13

45番岩屋寺から46番浄瑠璃寺間にある古道千本峠ルートを紹介するよ。この区間、多くのお遍路さんは県道12号線の峠御堂トンネルを歩いている。峠御堂トンネル(623m)は歩道もなく通行する車も多く危険なルートだよ。この区間は古道千本峠ルートがある。このルートは殆ど知られておらず、このルートを歩くお遍路は少ない。
2021年6月、「とある歩き遍路」は、このルートを遍路したよ。感想は、遍路道は地元の住民等の協力もあり管理されているが、 千本峠から高野までの一部と 槻之沢集落の下り道 の一部は、夏期、ブッシュに覆われ 、ヘビ等の遭遇も想定され安全上問題があると思われる。

ルート概要

千本峠ルートは45番札所岩屋寺から約7㎞地点にある住吉神社脇の信号を200m程直進すると道路右脇に道標が

千本峠までの1.6㎞は整備されている。また、途中、江戸期の地蔵も

千本峠(740m)から一部ブッシュ道を注意深く歩くと高野休憩所へ

高野から200m程車道を遍路すると右側に道しるべが

槻之沢集落 脇の下り道は少し急で、夏はブッシュ道だよ。集落から国道33号線までの約1㎞は車道を遍路する。

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40番札所観自在寺から41番龍光寺への古道(その2:「中道へんろ道」)

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ブログUP日:2021/08/08

40番札所観自在寺から41番札所龍光寺に至る古代から連綿と続く古道 「3筋のへんろ道」のうち 中道は江戸期主街道であった。
中道は、 40番札所観自在寺から 標高555mの大岩道と588mの小岩道の2つの峠を越え満願寺に至る遍路道。距離は26.3㎞。藩政時代は藩主・代官や幕府の巡見使が通り、一里塚も整備された主街道であったが、戦後は、この街道を利用するお遍路は殆どなく、遍路道は荒廃していた。

「四国へんろ道文化」世界遺産化の会は、 大森さんを中心に 200X年より中道の復元整備活動を開始。
中道は、現在、隠れたへんろ道だ。道しるべも少ない。また、食材・飲料水調達場所も少ない四国遍路道屈指の難路かな。
このルート「Shikoku Japan 88 Route Guide」には記載されているが、「四国遍路ひとり歩き同行二人」には記載されていない。

「中道へんろ道」

とある歩きへんろは、2021年7月31日、40番札所観自在寺手前のスーパーFujiから満願寺までの約25㎞を猛暑と戦いながら歩き遍路に挑戦。このルート概要について現地リポートするよ!。参考にしてね。

40番札所観自在寺手前の スーパーFujiから県道295号線を1.8㎞ 程歩くと十字路に。ここを右折し中道へ

赤い道しるべがあるよ。生活道を200m程歩くと右折。ここが旧道の起点?

ここから標高555mの大岩道へは5.1㎞。整備されている。

大岩道峠から僧都集落の車道まで2.3㎞。下り道は鹿除け柵のゲートを5カ所通過して行く。夏場なので少しブッシュ道。車道手前は石畳に

僧都集落の車道を1.5㎞程歩く。中心部に唯一残された「一里塚」がある。僧都集落-岩松へのコミュニティーバスが1日5便。自動販売機から50m先右側に 雑貨店もあるよ。

僧都集落から小岩道までは約2.5㎞。登り口の三差路を左に。整備された遍路道。途中水場もある。車道に交差。ここまでくると小岩道588mはすぐ近く。

小岩道峠(588m)は、見晴らしは良くない。峠は工事中。上槇集落への下り道は分かりずらい。要注意‼

上槇集落道は亀岡宅の庭を通り抜けていく。亀岡宅傍に「四国へんろ道文化」世界遺産化の会が管理する宿がある。

亀岡宅から300m程車道を歩くと。分かりにくい分岐点。道しるべもあるが見過ごしてう❓。とある歩きも見過ごしてまった。また、この周辺はブッシュが深く遍路道がわかりずらいので気をつけてね。現在は大森さんが整備中。
上槇から本俵までの5.4㎞は車道と並走する尾根道でチョット気をつけてね。

上槇で中道、野井坂遍路道を保全している大森さんと合流。草刈りをしながら歩き遍路。大日如来の遍路道は草刈りが不可欠❓

尾根道歩き遍路道と並行して車道が整備されている。分岐点では尾根道を見失いように。

満願寺手前の約5.4㎞は車道遍路道。灼熱の遍路道は厳しかった。

3つの遍路道の合流地点の満願寺へ

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札所40番観自在寺から41番龍光寺への古道(「3筋のへんろ道&中道」)

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ブログUP日:2021/08/04

札所40番観自在寺から41番龍光寺へは古代から連綿と続く古道が3筋あった。そのうちの主街道である中道は、戦後、荒廃化が進み廃道化寸前であったが「四国へんろ道文化 世界遺産化の会」の取り組みにより復元された遍路道。

「3筋のへんろ道」&「中道遍路道」について2回に分けて報告します。参考に参考にしてくださいなお。なお、「Shikoku Japan 88 Route Guide」には3ルートとも記載されているが、「四国遍路ひとり歩き同行二人」は灘道ルートだけが記載されている。

「3筋のへんろ道」

真念の「四国遍路道指南(道しるべ)」(1687年)には「一すぢ なだ道 のり十三里。 一すぢ  中道大がんだう越え  のり十三里。 一すぢ   さゝ山越   のり十四里半。 三すぢともに岩ぶち満願寺に至る。」と記されている。

灘道 50.1㎞ 
藩政時代は標高地点が柏坂の460mで3ルートの中で一番低く海沿いの人家も多い道筋で遍路の利用も一番多かったようです。
現在も殆どのお遍路さんがこのルートを辿っている。

中道 50.8㎞ 
標高555mの大岩道と558mの小岩道の2つの峠を越えるルート。藩政時代は藩主・代官や幕府の巡見使が通り、一里塚も整備された主街道。
戦後は、この街道を利用するお遍路は殆どなく、遍路道は荒廃していた。
「四国へんろ道文化」世界遺産化の会は、200X年より中道の復元整備活動を開始。大森さんを中心に整備中。
現在は、隠れたへんろ道だが、約20㎞、道しるべも少ない。また、食材・飲料水調達場所も少ない四国遍路道屈指の難路かな。

篠山道 67.2㎞
標高1065mの篠山を越えるルート。篠山は古代から修験道の霊場とあがめられており、初めての遍路は篠山に参る習わしもあり、利用者が相当あった。
現在も古代の習わしにより篠山を訪れる遍路もいるが、数は少ない。

2021年7月「中道へんろ道」を遍路

とある歩きへんろは、2021年7月31日、40番札所観自在寺手前のスーパーFujiから満願寺までの約25㎞を猛暑と戦いながら歩き遍路。このルート概要について現地リポートするよ!。参考にしてね。

40番札所観自在寺手前の スーパーFujiから県道295号線を1.8㎞ 程歩くと十字路に。ここを右折し中道へ

赤い道しるべがあるよ。生活道を200m程歩くと右折。ここが旧道の起点?

ここから標高555mの大岩道へは5.1㎞。整備されている。

大岩道峠から僧都集落の車道まで2.3㎞。下り道は鹿除け柵のゲートを5カ所通過して行く。夏場なので少しブッシュ道。車道手前は石畳に

僧都集落の車道を1.5㎞程歩く。中心部に唯一残された「一里塚」がある。僧都集落-岩松へのコミュニティーバスが1日5便。自動販売機から50m先右側に 雑貨店もあるよ。

僧都集落から小岩道までは約2.5㎞。登り口の三差路を左に。整備された遍路道。途中水場もある。車道に交差。ここまでくると小岩道588mはすぐ近く。

小岩道峠(588m)は、見晴らしは良くない。峠は工事中。上槇集落への下り道は分かりずらい。要注意‼

上槇集落道は亀岡宅の庭を通り抜けていく。亀岡宅傍に「四国へんろ道文化」世界遺産化の会が管理する宿がある。

亀岡宅から300m程車道を歩くと。分かりにくい分岐点。道しるべもあるが見過ごしてう❓。とある歩きも見過ごしてまった。また、この周辺はブッシュが深く遍路道がわかりずらいので気をつけてね。現在は大森さんが整備中。
上槇から本俵までの5.4㎞は車道と並走する尾根道でチョット気をつけてね。

上槇で中道、野井坂遍路道を保全している大森さんと合流。草刈りをしながら歩き遍路。大日如来の遍路道は草刈りが不可欠❓

尾根道歩き遍路道と並行して車道が整備されている。分岐点では尾根道を見失いように。

満願寺手前の約5.4㎞は車道遍路道。灼熱の遍路道は厳しかった。

3つの遍路道の合流地点の満願寺へ

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21番札所太龍寺周辺の国史跡「かも道 いわや道・平等寺道」の清掃作業に参加

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ブログUP日:2021日4月18日

阿南市加茂谷町一宿寺から21番札所太龍寺に至る「かも道」と21番札所太龍寺から22番札所平等寺に至る「いわや道・平等寺道」は国史跡。「加茂谷へんろ道の会」はこの遍路道の保全に努めている。
去る4月10日(土)、県道28号線沿い遍路宿龍雅荘前に加茂谷へんろ道の会会員、遍路宿「碧の女将さん」「 龍雅荘 のご主人」等16名が 集合し清掃・補修作業を行った。
「いわや道・平等寺道」の補修は6名。「かも道」の清掃は10名が参加。とある歩き遍路は「かも道」の清掃に参加したよ。

              龍雅荘前に集合(2021.4)

いわや道・平等寺道の補修

「いわや道・平等寺道 」の「平等寺道 区間」は急峻であるため崩壊している部分が3カ所ある。今回、その箇所を補修。

                急峻斜面を補修(2021.4)

かも道の清掃

とある歩き遍路は5年前かな? このかも道を歩いた。遍路道の真中に筍がニョキニョキと歩き遍路を邪魔して苦労した。その後この道を歩くのは、今回の清掃を含め3回目。来るたびに、遍路道は整備されている。今回の清掃作業は小さな倒木除去、落ち葉デブリの清掃と

もう一つ重要な清掃作業は、遍路道の真中のタケノコの新芽をトンガで撥ねる作業。このタケノコは大きくなれば遍路道の厄介者だが、今の時期、この新芽は美味しいタケノコ。新芽を撥ねながら美味しそうなタケノコを収穫。今回の清掃作用は、本当に素敵な清掃作業であった。皆さん、来年は清掃作業とタケノコ新芽撥とタケノコ狩りを兼ね参加したら如何ですか。

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別格15番札所箸蔵寺から66番札所雲辺寺への遍路道

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ブログUP日:2021日3月21日

2021年3月、別格15番札所箸蔵寺手前のロープウエイ麓駅から66番札所雲辺寺までの遍路道(国道32号、県道6号線経由)約20㎞を歩きと車で探索。歩きで10㎞、車で10㎞。
この区間は、来た道を折り返す遍路道と今回、紹介する遍路道がある。とある歩き遍路は、今回、辿った遍路道を推奨するよ。     なお、この遍路道には道しるべは皆無だよ!?。気を付けてね。
なお、英語版遍路地図には記載されているが、黄色表紙の日本語版地図には記載されていないよ。

ルート概要

箸蔵寺ロープウェ駅南側の遍路道を。少しあるくと箸蔵寺1.8㎞、雲辺寺19㎞の案内板が。


車道を縫うように遍路道を1.5㎞程歩くと仁王門に

仁王門を抜け水平な境内を進むと屋根付きの鞘橋へ

鞘橋をくぐり約200段??の階段を遍路すると境内に

境内概略図

境内は広い。 見どころは沢山ある。国指定重要文化財は5棟。
(1)本殿 附 御本社再建寄進帳。江戸時代末期の建立と推定されている。手前から奥へ、外陣(げじん)・内陣・奥殿の3部分からなる複合建築で、外陣と奥殿は入母屋造、これらを繋ぐ内陣は前方を切妻造、後方を両下造(りょうさげづくり)とする。外陣と奥殿の屋根にはそれぞれ千鳥破風と軒唐破風を付す。屋根はすべて銅板葺き。傾斜地に建ち、土地の高低差を利用して外陣・内陣・奥殿の床高を変え、複雑な屋根構成を見せる。
(2)護摩殿 江戸時代末期、文久元年(1861年)頃の建立。外陣・内陣・奥殿の3部分からなる構成は本殿と似るが、本殿よりは規模が一回り小さい。奥殿の屋根を入母屋造でなく宝形(ほうぎょう)造りとする点と、屋根を桟瓦葺きとする点も本殿と異なっている。
(3)方丈 附 棟飾平瓦 江戸時代末期、安政3年(1856年)頃の建立。
(4)薬師堂 附 厨子1棟 文久元年(1861年)頃の建立。
(5)鐘楼堂 文久元年(1861年)頃の建立。

箸蔵寺から雲辺寺へ

66番札所雲辺寺へは引き返すのではなく国道32号線、県道6号線を辿り遍路しよう。

ロープウェイ駅から1.5㎞程遍路すると小さな集落がある。ここは要注意だよ。太陽光発電手前を左折し集落の生活道を約50m下り右折し#66番へ

国道32号線は2021年2月にバイパス道が開通し交通量が少ない。また、県道6号線も交通量が少なく快適だよ。

国道192号線から雲辺寺への車道と合流。ここから雲辺寺までは1.5㎞

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遍路道情報(古道の宝庫あしずり/鯨道を歩こう37-38番)

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ブログUP日:2021日1月23日

2020年11月、5日間の予定で高知県西部、愛媛県南部の遍路小屋、まだ遍路していない古道の調査遍路に出かける。   この遍路旅で足摺岬周辺の古道を 調査・研究、修復・維持管理 している「 あしずり遍路道保存会 」会長 の弘田之彦さんに巡り合うことができた。弘田さんは土佐清水市内の埋もれた古道を精力的に調査・研究、修復・維持管理している。土佐清水市内にある遍路道古道は15カ所。 「Shikoku Japan 88 Route Guide」には、 13カ所の古道が記載されている。             しかし、多くの歩き遍路さんは古道を見逃し国道沿いの遍路道を歩いている。歩き遍路の皆さんへ、古道を歩いてね。皆さんが歩くことにより古道保存に寄与していることを自覚してね。


      土佐清水市にある古道15カ所の内訳
37-38番札所 ①伊豆田峠:3.6㎞。②真念庵道:0.6㎞。③長野道:0.6㎞。④鍵掛道:0.6㎞。⑤双浜道:0.5㎞。⑥大岐海岸:2.0㎞。⑦以布利浜道駄馬道:0.5㎞。⑧ホウノ谷道:0.3㎞。⑨伊予駄馬道:0.5㎞。⑩鯨道:2.3㎞。⑪窪津崎:0.9㎞
38-39番札所 ⑫松尾道。⑬払川下町。⑭払川上道。⑮中浜峠道
③長野道と⑩鯨道 は「Shikoku Japan 88 Route Guide」に記載されていない 。

鯨道(2.3km)

「Shikoku Japan 88 Route Guide」著者 松下さんは、数年前に窪津港手前県道27号線に並行している古道「鯨道 」を遍路したが倒木等があり整備できていなかったので未掲載に。しかし、弘田さんとの出会いで、現在は「あしずり遍路道保存会」で修復、維持管理していることが分かった。今回、弘田さんに案内されて遍路した。本当にきれいに整備されていた。皆さん是非この古道を遍路してね。古道「鯨道」2.3㎞の概要は次のとおりだよ。

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遍路道古道情報「月山神社への大月へんろみち3㎞(38-39番)」

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ブログUP日:2020/12/26

38番札所金剛福寺から39番札所延命寺までの遍路道は5ルート有る。月山神社ルートは一番長く72㎞。このルートは 1980年代に道路改良され た国道321号線の遍路道で昔の面影は少ない。
ルートの前半は海岸沿いの舗装された遍路道。大浦分岐からの後半は321号線の新道と旧道を辿る遍路道。大浦分岐から月山神社までの約3㎞は整備された古道だ。この古道は大月へんろみち保存会と大月小学校の皆さんにより維持管理されている。
とある歩き遍路は、この月山神社ルートは車で走破。しかし、この3㎞だけは歩きたかった。今回このルートを歩く。
なお、この月山神社ルートには宿が少ないので気を付けてね。

このルートは大浦分岐の東屋から

車道を約0.8㎞。ここより古道大月遍路道へ

月山神社300m手前で車道に

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札所境内概略図を作成。参考にしてね!。

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ブログUP日:2020/03/30

今までの境内の概略図は、「NPO四国路おへんろ倶楽部」が作成した概略図を掲載していました。しかし、とある歩き遍路は過去、出境経路が分からず苦労したことがある。また11番札所藤井寺手前のめだかの里で観察していると時々出境経路を間違って歩いているお遍路さんを見かける。境内概略図に出境ルートがあれば喜ばれるのでは?!。
今回(2020年2月完成)外国人に対するWebサイト開設に合わせ日本語・英語版境内概略図を作成する際に入境経路と出境経路を明記することとした。 外国人に対するWebサイトはここをクリックしてね。
出境経路を明記する過程で分かったことは、出境経路のパターンは4種類ある?。
パターン1:出境経路が入境経路と同経路
      01番札所霊山寺他55カ寺
パターン2:出境経路が入境経路と異経路
      11番札所藤井寺、14番札所常楽寺他25カ寺 
パターン3:出境経路が複数経路
      21番札所太龍寺他3カ寺
パターン4:従来の概略図に境内に至る道を追記し分かりやすく
      18番札所恩山寺 
札所情報コーナの概略図は新しいタイプに差し替えたので活用してね!。 新概略図は上段。旧概略図は下段。


パターン1( 出境経路が入境経路と同経路)


パターン2 (出境経路が入境経路と異経路)


パターン3(出境経路が複数)

パターン4(より詳細に表示)

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旧土佐街道「真念しるべ石が残る小田坂峠ルート(22-23番)」を調査

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ブログUP日:2019/07/09

22番札所平等寺から23番札所薬王寺間に忘れられた素敵な旧土佐街道が2区間残存している。その2が「小田坂峠(4.5㎞)」ルート。現在は「眺めの良い海岸沿い(3.8㎞)」を遍路している。このルートは戦後❔開発された道路。それまでは「小田坂峠」ルートが生活道。このルートは未舗装道路で「真念しるべ石」が残存している。現在のルートより0.7㎞長いがこの古道を遍路してな!!!。
なお、その1は「貝谷峠」ルート。

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恵比須浜が起点で民家右脇の山道が小田坂峠へ。

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今回辿る旧土佐街道山道ルートはきれいに整備されている。

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小田坂峠は三差路。迷いやすい地形だよ。直進せず右の山道を下る。

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個々の三差路は右へ(2019.4)
個々の三差路は右へ(2019.4)

山道から車道に。その先には江戸期真念さんが設けた「道しるべ」があるが、現在の遍路道より少し離れたJR北河内駅阿南方面約50mの地点にある。約2年前この真念しるべ石を確認。その時、昔の遍路道はどこに???。今回、その疑問が解けた。松下さんは遍路道の権威で有ることを痛感した!!!。

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北河内谷川沿いを遍路し23番札所薬王寺へ。

日和佐町内から薬王寺を望む(2016.3)
日和佐町内から薬王寺を望む(2016.3)

薬王寺仁王門(2016.12)
薬王寺仁王門(2016.12)

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